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2016年05月24日

【ちょこっと教えてドクター!】人体のふしぎ? 人っていつまで妊娠できるの?

提供元: Doctors Me


先日、アメリカの歌手ジャネット・ジャクソンさんが49歳で妊娠したニュースがありました。
49歳は人によっては更年期に差し掛かっているのでは? と思い、人はいつまで妊娠できるのか疑問に思いました。

今回は「人はいつまで妊娠できるの?」という疑問を医師に聞きました。

Q.加齢に伴う女性の身体の変化として、どうなると妊娠できなくなるのでしょうか。

高齢出産が増加している現在、このような話題が気になる方も増えていることと思います。

妊娠ができないと言われるタイミングは更年期です。
更年期障害という言葉を知っている方は多いのではないでしょうか。一般的に、更年期と呼ばれる45歳から55歳ごろを境に生理が止まり、妊娠できない体になります。

というのも、卵巣に存在している卵子と呼ばれる、妊娠には不可欠な元があります。
この卵子の数は、生まれてから数が決まっています。卵子の数は年齢を重ねて生理が来るたびに減っていき、更年期になると排卵する機能も低下し、生理が来なくなって閉経を迎えるのです。

すると卵子は排卵できなくなり、閉経を迎えると自然妊娠ができなくなります。(閉経を迎えたと思っていても、実は少量の排卵が起こっていることもあります。)

Q.年齢を重ねてからの『出産』は、母体にどのような負担をかけるのでしょうか。

年齢を重ねるに連れて、起こる身体への負担はさまざまです。
特に、高齢出産と呼ばれる35歳からの出産は、体に大きな負担がかかります。体力自体も低下していくために、妊娠中の腰痛や肩こりなども起こりやすく、悩まされる方もいます。(妊娠中に限らず、このような身体の変化を感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。)

また、流産や妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、早産、難産などが起こる確率は年齢と共に高くなります。

特に高齢出産は、体の筋肉が硬くなっていくために難産になりやすいです。
場合によっては出産方法が吸引や鉗子分娩、帝王切開になることもあります。

Q.人工授精の場合なども、年齢を重ねるによる妊娠の難しさはあるのでしょうか。

40歳を超えても、人工受精をおこない、妊娠している症例はあります。
しかし、人工受精は40代になると着床率も低下します。着床の前段階における人工受精の段階で受精の成功率や細胞分裂の成功率も年齢は大きく影響します。これは女性だけの状態でなく、パートナーである男性の年齢も関係してきます。

さらに、妊娠のできる・できない、妊娠しやすい・しにくい、などの問題は年齢に限らず、健康状態などさまざまな因子が影響します。一概に年齢だけで妊娠できるかどうか、判断することはできません。

Q.妊娠や出産の限界は体力や身体のつくりに起因するのでしょうか。

そうですね、妊娠出産できるかどうかについて年齢だけでは語れない内容であり、語ってはいけないことです。
年齢が上がっても妊娠・出産ができる人もいれば、年齢は若くても体力や身体の作りによっては負担が大きくなると考えられます。

高齢出産においてリスクが高くなるのは、多くの研究において言われています。
しかし、いくら若いからといって、健康に気をつけなくてもよいとは言えません。高齢でも日々健康に気をつけている方なら、妊娠におけるリスクも低くなるでしょう。

最後に医師からアドバイス

先ほどもお伝えしましたとおり、年齢を重ねるにつれてリスクがありますが、無事に出産を終えて子育てしているお母さんも多くいます。

年齢だけで妊娠できるかどうかは判断できないことです。
人の身体については、一般論で言いきれないこともありえます。ご自身の身体について知りたい場合は、自分の身体を見直したり、医師に相談するといいと思いますよ。


(監修:Doctors Me 医師)
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