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2016年05月18日

妊婦さん必読!エコー検査ってどんなことをするのですか?

提供元: Doctors Me


妊婦検診時にする検査のひとつとして、エコー検査があります。
毎回、お腹の中の赤ちゃんの写真をプリントしてもらえる所、毎回はエコー検査をしない所など、施設によりエコー検査の実施は異なります。

今回のテーマは「エコー検査」です。医師に話を聞きました。

エコー検査とはどんなもの?

エコーとは、超音波検査の事です。

超音波検査は、まず調べる対象に接触子(プローブ)を当て、超音波を発生させ、反射した超音波を受診し、画像データとして処理されるものです。
超音波は液体や固体がよく伝わるので、液状成分や軟体の描出に優れています。そのため、妊婦検診のときに多く使用されています。

エコー検査を行うときは、お腹の上に接触子(プローブ)を置いて、お腹の中の胎児の状態を診察します。

エコー検査で何がわかるの?

超音波は、液体や個体によく伝わります。
お腹の中の羊水、胎盤、胎児の大きさなどを調べることができます。

妊婦検診時には、以下のようなことをエコー検査で診ます。
・胎児の大きさ
・推定体重
・その時期に合った成長をしているか
・臓器ができているか など

次からは時期ごとに、エコー検査でどのような事を確認しているのかお伝えします。

妊娠初期に確認できること

初期の頃の赤ちゃんは小さいのでお腹の上からのエコー検査ではなく、膣の中に専用のプローブを入れてエコー検査をします。

妊娠5~6週になると、赤ちゃんが入っている胎嚢というものを確認できるでしょう。
胎嚢が子宮の中にある事を確認できれば『正常妊娠』、子宮以外に胎嚢があった場合は『子宮外妊娠』であるとわかります。

そして6週以降に、赤ちゃんの心臓の拍動を確認できます。(時期には個人差あり)

8週ごろになると、胎児の体が順調に形づくられているか観察できるようになります。内臓(胸部や腹部)や脳、頭蓋骨や背骨、手や足の骨も少しずつ発達していき、エコーで確認できるようになります。

13週ごろには骨がはっきり写るようになります。頭の大きさや大腿の長さ、推定体重なども分かるようになるでしょう。

妊娠中期に確認できること

お腹の上からプローブを使用し、お腹の中の赤ちゃんを観察することができます。

妊娠20週ごろは、赤ちゃんの大きさや位置などを観察します。胃や腎臓などの臓器の位置、脳や胎盤の位置も観察していきます。

28週ごろから、胎児の体重が増加するとともに羊水の量も多くなる時期です。さらに鮮明に見えるようになる内臓の形や機能、血管の位置や構造などを細かく観察していきます。

妊娠後期に確認できること

胎児の推定体重を出し、胎児の呼吸する運動(誕生後に、肺呼吸に変わるために備えるような規則的な胸郭の動き)をチェックします。
羊水量(胎児の状況が良いことを示す指標となるため)、胎盤の位置や働き、必要に応じて臍帯を流れる血流の状況などをチェックし、胎児が順調に育っているかを評価します。

エコー検査頻度と費用について。施設により回数は異なる?!

エコー検査は、1回5300円かかります。
妊婦検診は自費であるため、10割負担の5300円全額を支払う必要があります。各自治体から配布される検診補助券を使用する事で、数千円の割引になることが多いです。詳しくはお住まいの自治体に確認するといいですね。

エコー検査は妊娠から出産までに何度か行います。
妊娠初期:妊娠が確定するまで数回
中期~後期:3回(20週、28週、34週)推奨

推奨回数は妊娠期を通して5~6回程度といったところでしょう。

胎児の発育パターンにより、いくつかの節目があるので、それに合わせて検査をしていきます。
胎児の計測をして推定体重を計算することにより、胎児の発育不全や異常などを発見しやすくなるでしょう。検診のたびに必ずエコー検査をしなくてはならないわけではありません。

一方、施設によっては毎回エコー検査を実施して赤ちゃんの様子をプリントアウトを渡すクリニックもあります。その分お金もかかりますが、エコーで赤ちゃんを写してもらえると安心、などの理由から、実施を希望する妊婦さんも多いようです。
大きな病院よりも、小さな個人の産院の方が、エコー検査をより多くおこなう、妊婦さんの要望をより取り入れながら検査することが多いです。

また、近年では4Dエコーといい、赤ちゃんの表情までも鮮明に写す事ができる高度な医療機器を使用する施設もできています。普通の妊婦検診とは別に、4D専門のクリニックを受診して10,000円程度でお腹の中の赤ちゃんの動画を撮影してデータをもらうという場合もできるようです。

最後に医師からアドバイス

妊婦検診でのエコー検査は、主治医にも妊婦さんにも見える形で、お腹の赤ちゃんの成長を評価できる利点があります。

必要に応じて必ず受けられる検査である一方、必要時以外にも妊婦さんやご家族がお腹の中の赤ちゃんを記録に残す点で、さらに進化している検査であるともいえます。


(監修:Doctors Me 医師)
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