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2016年07月13日

意外と知らないナースのお仕事! 看護師、保健師、助産師の違いを教えて!

提供元: Doctors Me


「看護師」というと私たちは病院で働いている、いわゆるナースを連想すると思いますが、実は看護師には保健師、助産師も含まれています。
これらの職業の明確な違いについて意識することは少ないと思いますが、それぞれが大切な役割を持っています。
そこで今回は、看護師、保健師、助産師の違いについて医師に解説していただきました。

看護師の仕事について教えてください

看護師は「病気を持つ人や、産前産後の女性などの療養上の世話をしたり、診療の補助をする職業」と定められています。看護を行う人は有史以来存在しましたが、専門的職業として定義されたのはここ100年ほどのことで、有名なナイチンゲールの存在が大きい影響を及ぼしたとされています。

看護は看護師しか行うことができないと法律で定められており、専門性の高い職業です。
看護師とひとことでいっても、おもに以下のようなさまざまな業務があります。

・病棟や外来で働く看護師
・人事やシステム管理、リスク管理をするような管理職
・褥瘡管理や栄養管理や精神科看護師
・糖尿病看護など専門性の高いチームに所属する看護師

また、病院の外では、以下のような看護師がいます。

・保育園や病児保育で働く看護師
・訪問看護や高齢者デイケアで働く看護師
・献血センターや健康診断施設で検査を行う看護師

保健師の仕事について教えてください

保健師は看護師の資格を取得したうえで、さらに保健師国家試験に合格すると得られる国家資格です。
つまり保健師は全員看護師でもありますが、看護師として病棟や外来での仕事をすることなく保健師の業務のみをおこなっているかたも多くおられます。

保健師も以下のようなさまざま勤務先があります。

・保健所や保健センター
・従業員の健康増進のために企業で働く産業保健師
・学校で教職員と学生のために働く養護教諭

保健所では、以下のような業務をおこなっております。

・母子保健のために妊婦への相談業務
・新生児家庭訪問
・乳幼児健診
・結核患者や精神障害患者に対する業務

また、保健師は白衣を着ていないことがほとんどです。

助産師の仕事について教えてください

助産師は看護師免許を取得したあとで、助産師学校などの養成機関で専門教育を受け国家試験に合格したうえでなることができます。つまり助産師も全員看護師でもあります。

助産師は医師と同様、開業をして助産院を持つことができます。妊婦・産後の女性や新生児の世話をし、保健指導を行い、お産を取り扱います。
また母乳外来などという外来を持っていることもあり、母乳育児や乳房トラブルについての相談にも応じます。日本では現在のところ女性にだけ認められた資格です。

かつて「助産婦」と呼ばれていた職業が、2002年に「助産師」と名称変更されましたが、現在のところ男性の助産師には産婦の抵抗があるとの意見から男性助産師はいません。

病院でそれぞれの職業の方を見分ける方法はありますか

病院によっては白衣のデザインを変更したりしていますが、基本的には名札に職業名が記載されていない限り、この人が助産師なのか看護師なのかなど見分けることは難しいです。

この質問は看護師でなければしてはいけない、ということはないので、不安に感じることや疑問がれあれば、近くにいる病院スタッフに声をかけましょう。

それぞれの職業の方にはどんなことを相談するのがいい?

病気そのものについての質問は医師に聞いたほうがよいでしょう。

以下のような療養上のことについては看護師に相談しましょう。

・いつから入浴が許可されるか、
・運動はどの程度してよいか、
・食事はいつから何が食べられるか、
・入院中の費用や手続き

助産師はお産で入院するときにしかお世話にならない方が多いと思われますが、以下のようなことを相談できます。

・妊娠中の生活や体重管理のコツ
・産前産後の疑問点
・産後の赤ちゃんや自分の体調

保健師は地域の事情についても詳しく、子育ての教室や行政サポートについてもアドバイスを受けられます。

医師からのアドバイス

いずれも高い専門性を持つ専門職です。人生の様々な場面でお世話になる方々ですので、出会ったときには敬意を払い、うまくアドバイスを求めてみましょう。

(監修:Doctors Me 医師)
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