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2016年07月23日

【医師がポイントを伝授】妊婦さんのための失敗しない「腹帯」の選び方

提供元: Doctors Me


昔から日本では、妊婦さんのお腹が大きくなってくると「腹帯」というものをつける習慣があります。ただ、最近では使用しない妊婦さんもいるようです。腹帯は、使わなくても本当に大丈夫なのでしょうか?

今回は、腹帯について、医師に詳しい話を聞いてみました。

腹帯とは、どういうときに使用するものですか?

腹帯は妊婦さんが妊娠5カ月の「戌(いぬ)の日」につける習慣がありますが、5カ月というタイミングにはこだわる必要はありません。

また、腹帯は日本だけの習慣とされています。欧米では大きなお腹を丈の短いTシャツからのぞかせている妊婦さんがいたり、多くの妊婦さんがマタニティ用の大きなショーツでなく、Tバックやローライズの下着をはいているそうです。

腹帯の目的は、お腹の保護や保温、骨盤の調整(早産や骨格の痛みを予防・緩和)があげられます。
かつては、強くお腹を圧迫して、赤ちゃんが大きく育ちすぎないようにし、難産を予防するともされていましたが、現在では、そのような目的での腹帯をすることはありません。

腹帯にはどのような種類がありますか?

1.さらし
古典的な腹帯は、単なる「さらし」の布です。
マタニティグッズ売り場にもありますし、神社で安産祈願をするともらえることもあります。

これをうまく巻くのはコツが必要です。巻き方を覚えるには、助産院や産院での着帯指導クラスなどを受けるか、お母さん世代の女性に聞かないと難しいかもしれません。

動いているうちに緩んできたりするので、外出先のトイレなどで締め直しが必要になることもあります。
現在ではほとんど使われていませんが、使いこなせればフリーサイズですし、汗の吸収も良く快適でしょう。

2.骨盤ベルト型
最もよく使われているのが骨盤ベルトタイプのようです。
これはお腹を締めるのではなく、骨盤を締めることで下から子宮を支えるもので、お腹は薄い腹巻などで保温するだけです。助産師が開発し、広く使われています。

ベルトで骨盤内の臓器を上に上げ、下から支えるので、早産を予防し、骨盤の開きによる痛みを予防するとされています。産後の骨盤戻しにも有効です。

やや高額で、サイズ選びも少し難しく、ものによっては、骨盤ケアを学んだ医療関係者の指導を受けたうえで使用する必要があります。

3.そのほか
ショーツと一体になったタイプなど、各社が様々な製品を販売しています。

サイズを選ぶ際の注意点があれば教えてください

サイズは各社がそれぞれの基準を出しています。
たいてい、妊娠前にMサイズであった場合は「マタニティMサイズ」といった表記ですが、SとMの間ぐらいのときにどちらを選んだらよいかなどは、パッケージの説明を見たり、メーカーに問い合わせた方がいいでしょう。

失敗しない選び方のポイントを教えてください

腹帯の選び方のポイントは、使用する季節がいつなのかも関係します。夏であれば、薄い腹巻に骨盤ベルトが楽でしょう。寒い季節ならショーツ一体型もよいかもしれません。

洗い替えも必要ですので、数種類買ってみて、気に入ったものを使うといいでしょう。
お腹を上や横から締めつけるのではなく、下から支え上げるような感覚で装着できるものを選ぶのがおすすめです。

また、家でリラックスしているとき、眠っている間は、腹帯をつける必要はないでしょう。

医師からのアドバイス

腹帯は昔は必需品と考えられていたようですが、今は「妊婦さんがつけていて楽だったら使用する」という方針に変わってきています。

窮屈だと感じるようなら、無理につける必要はありません。使うのであればいくつか試してみて、ご自身が「気持ちいい」「楽だ」と感じられるものを選びましょう。

(監修:Doctors Me 医師)
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