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2016年07月29日

大人もかかる夏の病プール熱!原因と対策をチェックして、もっと夏を楽しもう♪

提供元: Doctors Me


全国各地のプールが人々でにぎわう中、今年の夏も「プール熱」が流行の兆しを見せています。感染力が強く、子どもはもちろんのこと、大人でも簡単にかかってしまうこの病気の全貌に迫ります。

水を介して感染するプール熱。代表的な3大症状とは?

毎年、初夏から秋のはじめにかけて流行するプール熱。正式名称は「咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)」といい、いわゆる夏風邪の一種です。
プールの水などを介して感染することが多く、幼稚園や学校などでプールがはじまる夏場に流行することから、プール熱という名前がついたそうです。

プール熱の代表的な症状は次の3つです。
●発熱…39℃以上の高熱。
●咽頭炎…のどの腫れ、強い痛み。
●結膜炎…目の充血、かゆみや痛み、目やにが増える、涙が止まらなくなる。

プール熱_02

ほかにも頭痛や吐き気、腹痛や下痢などの症状があらわれることもあり、これらの症状が3~7日程度続きます。

目の症状に関しては最初から両目にあらわれるのではなく、はじめは片方の目だけに結膜炎の症状があらわれ、時間差でもう一方の目にも結膜炎があらわれます。そのため、完治するまで時間がかかるのがこの病気の特徴です。

プール熱がアデノウイルスの正体!つば・鼻水・目やになどで感染拡大

高熱と結膜炎、のどの痛みが複合的にあらわれるプール熱は、一体何をきっかけに発症するのでしょうか?原因は「アデノウイルス」というウイルスです。アデノウイルスには約50種の型が存在するといわれ、その中の「3型アデノウイルス」がプール熱を引き起こします。

主な感染源はアデノウイルスにかかった人間のつばや鼻水、目やにです。せきを通じてうつる飛沫感染と、感染者の使ったタオルに目やにが付着していて、そこからうつる接触感染の2つが代表的な感染ルートといえるでしょう。

またアデノウイルスは便からも排出されることがあります。そのためにウイルスを持った子どもが排便後によく拭きとらずにそのままプールに入った結果、アデノウイルスがプール中にまき散らされ、集団感染…というおそろしいケースも!特に乳幼児専用の小さなプールや、管理が行き届いていない消毒不十分なプールは、感染する可能性が高いことを覚えておきましょう。

プール熱_03

プール熱には特効薬が存在しない!?日ごろから意識したい予防と対策

実はプール熱には、特効薬や予防接種はありません。薬で痛みをやわらげたり、解熱剤で熱を下げたりするといった対症療法が中心です。

目の症状が強くあらわれたときは、眼科か内科か迷うところですが、周囲でプール熱が流行っている場合は内科(子どもの場合は小児科)を受診しましょう。そこで内科の医師に目の症状を伝え、眼科を受診すべきか判断をあおぐべきです。

また子どもが感染した場合は、学校保健法により「症状がなくなったあと2日を経過するまで出席停止」とされています。医師の許可が出るまでは、登園や登校はできませんのでご注意ください。

最後にプール熱の予防と対策についてご紹介します。

【プール熱から身を守る予防法】
・手洗い
・うがい
・手指の消毒を心がける。
・プールに入ったあとは流水でよく目を洗い、シャワーで全身をしっかり洗う。
・プール後のタオルを他の人間と共有しない。

プール熱_04

【家族がプール熱にかかった際の注意点】
・蛇口、ドアノブ、手すりなどの共有部分はこまめに消毒する。
・タオルや洗面用具の家族共有は避ける。
・感染者の衣類やシーツは家族とは別に洗濯する。
・感染者は家族の中で最後に入浴する。

アデノウイルスは消毒剤への抵抗性が強いことでも有名なウイルスです。家族の中に感染者が出てしまったときは「次亜塩素酸ナトリウム(0.02%)」(漂白剤)を水で薄めたものや、「消毒用エタノール」でこまめに消毒するのが一番効果的です。

いざというときに慌てないためにも、家庭内に消毒剤を用意しておくことをおすすめします。プール熱にかかってしまうと、長い間プールには入れなくなってしまいます。長いようであっという間に過ぎ去るのが夏です。万全のウイルス対策で、夏を満喫しましょう!
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