camilyを便利に使おう

3つの質問に答えて、
自分にあった記事リストにしよう

会員登録はいりません

  • 1
  • 2
  • 3

2016年08月30日

千葉 学習塾の結核集団感染 現代も猛威をふるう感染症の対策

提供元: Doctors Me


2016年8月29日(月) 千葉県船橋市の学習塾の職員や生徒56人が結核に集団感染し、そのうち15人が結核を発病していたというニュースがありました。

この学習塾で講師を務めていた男性が咳などのために7月5日に病院で診察を受け、結核であると診断されたことから、この男性と接触のあった家族や学習塾の生徒、同僚なども結核に感染していることが判明したということです。

今回は現代でもなお猛威をふるう「結核」について、医師に解説をしていただきました。

結核は感染症

結核とは結核菌によって引き起こされる慢性感染症で、世界的にはHIVの次に死者の多い感染症です。

結核の感染経路

結核は、結核患者さんが咳をすることで結核菌が空気中に飛散し、それをほかの人が吸入することによって起こる空気感染、飛沫核感染という経路で感染します。

結核の潜伏期間

結核の潜伏期間は一般に2年以内といわれ、6カ月以内であることが多いといわれています。

ただ、感染してから発病まで数十年をするケースも存在します。

結核の症状


発熱
■痰がらみ
■寝汗が出る
食欲がない
■体重が減る
息切れ
■血痰
■喀血

結核の検査

結核に感染しているかどうかは、ツベルクリン検査、IGRA遊離試験などで判定されます。

ツベルクリン検査


ツベルクリン液を皮内注射し、48時間後に判定するものです。

IGRA遊離試験


血液検査で調べるもので、BCGワクチンの影響を受けず判定のための再受診もしなくてよいメリットがあります。

結核を発病しているかどうかはレントゲンや喀痰検査などで行います。

結核の治療

結核菌に効くお薬を3~4種類組み合わせて服用します。

期間は、諸条件によって長くなったり短くなったりしますが、6カ月が基準となります。

結核にかかりやすい環境・条件

ストレスや乱れた食生活
■夜更かしや不眠症
■などがある
■赤ちゃんや小さなお子さん
糖尿病胃潰瘍がある
■胃の手術をしたことがある
■HIVに感染している
■ステロイド剤や抗がん剤

結核の予防対策

■BCG接種
■規則正しい生活を送る
■しっかり睡眠をとる
■ストレスをためない
■バランスのとれた食事を心がける

現代でも警戒すべき結核

今回のニュースのように結核はむかしの病気ではなく意外と身近にあるものです。

普段から免疫の低下に気を付けて生活しましょう。

(監修:Doctors Me 医師)
他の記事を読む

子育ての記事

    ©camily 働くママとパパの仕事と育児をもっと自由に