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2016年09月26日

お酒は目に悪いもの!? 飲酒が目におよぼす悪影響と病気

提供元: Doctors Me


「チョイト一杯の つもりで飲んで いつの間にやら ハシゴ酒」から始まる『スーダラ節』をどれくらいの方が知っているかはわかりません。しかし、「身体にいいわきゃない」と歌われていたお酒のせいで、気がつきゃ"むくみ"や"ものもらい"で目があらぬ容態になっていた!…なんて経験がある人は、結構いるのではないでしょうか。


今回は、「百薬の長」といわれるお酒が目に与える悪影響や病気とはどういったものがあるのか、眼科医・岡野先生に聞いてきました。

お酒が目に悪いものとはいいきれない

お酒の飲み過ぎはNGですが、たしなむ程度なら血行が促進されて目の冷え対策にも多少の効果があります。それだけでなく、ブルーベリーリキュールやポリフェノールを多く含む赤ワインなどを利用すれば、効能を保障するものではありませんが、目に優しい成分を美味しく簡単に摂取することができます。

また、「飲酒によってストレスを解消することで、ストレスが原因で発症する病気をおさえられる点も評価できるのでは」と岡野先生は指摘します。

飲酒と目_02

お酒が目に与えられる悪影響や病気とは!?

それでは、こちらではお酒が目に与える悪影響やそれによって発症する病気についてまとめて見てみましょう。


(1)充血

神経が緩んでまばたきの回数が減ることや、血流が増加することによって起こります。


(2)むくみ

アルコールを分解してできた老廃物を排出するために腎臓が忙しく働き、水分の調整がおろそかになります。血液から老廃物を出すのに必要な水分が体内にどんどん取り込まれますが、過剰な飲酒状態では肝臓から余った水分が上手く排出がおこなわれないため、血管から外に溢れてむくみが発生します。


(3)ドライアイ

まばたきの回数が減るのと同時に、ビタミンB1・B2・B12群が欠如してドライアイになりやすくなります。


(4)ものもらい

皮膚が刺激され、過剰な飲酒によって免疫力が低下することで皮膚の雑菌が増えやすくなります。過度の飲酒は発症のリスクを上げるだけでなく、再発を招いたり、発症中の症状を悪化させたりする危険性もあります。


(5)結膜炎

免疫力が低下することで、回復の遅れにつながります。


(6)球結膜下出血

かゆみや痛みが生じるわけでもなく、白目に出血斑が見られるだけの症状です。出血している間はアルコールなどの刺激物を避ければ、あとは自然治癒することがほとんどです。



いかがでしょうか。みなさんも経験のある身近な症状や病気も多かったのではないでしょうか。お酒という飲み物自体が身近な存在であるからこそ、悪影響も考えながらお酒とは上手く付き合っていきたいものです。


百薬の長とも適度なお付き合いを

飲酒と目_03

繰り返しになりますが、飲酒は目に悪いものではありません。しかし、先に挙げたような症状で悩んでいる人や、療養中の人は飲酒を控えた方が快方に向かうことでしょう。

岡野先生が強く指摘されたのは、お酒の成分云々より、頻繁に飲むことで身体に疲れが溜まったり、逆に禁酒することがストレスになって他の病気を引き起こしたりすることの方がよっぽど問題だということです。

「酒は飲んでも飲まれるな」……お酒の飲み方を考えて、目にも負担のないように上手に付き合っていきましょう。


岡野 敬先生

杏林大学医学部卒。大学病院や眼科医院で外来手術と手術を担当したのち、2003年1月より横浜市青葉区青葉台にあるスマイル眼科院長に。専門は前眼部疾患、緑内障、アレルギーなど一般眼科外来とコンピュータ支援医療。プライベートではワインとコーヒー、それに料理をこよなく愛する3児のパパ。

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