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2016年10月03日

【熊本】震災した妊婦の胎児に影響 認定された震災関連死とは

提供元: Doctors Me


今回のニュースは、熊本県で今年4月に起きた地震の影響によって、被災した妊婦が約10日間の車中泊を余儀なくされ、その後検査の結果、赤ちゃんの周囲を満たしている用水が真菌感染を起こしていることがわかったため、帝王切開で出産となりました。

466グラムで生まれた女の赤ちゃんは、敗血症で3週間後に亡くなり、この症例を熊本市は地震のショックによって早産のリスクが上がったために、このような結果につながったものとして、震災関連死と認定したということです。

今回は被災地の妊婦がなぜ早産となってしまったのか、そして敗血症とは何か、震災関連死とは何か、医師に解説をしていただきました。

災害関連死とはなんですか?


災害関連死とは、災害によって直接亡くなったわけではなく、災害のために避難をする過程や、避難後に死亡したもののうち、災害との因果関係が認められるものを言います。

地震のショックで早産のリスクが高まるのはなぜ?

精神的なショックや、避難に伴う普段とは異なる生活環境においての疲労などが早産のリスクを高める可能性はあると考えられます。

羊水が真菌に感染する原因と危険性

原因


妊娠のため免疫力が落ちている状態で、疲労やストレス、十分な清潔が保てない状態、性感染症への感染などがあると羊水が感染を起こしてしまう可能性があります。

危険性


流産や早産の原因となったり、赤ちゃんの健康状態に影響を及ぼす可能性があります。

敗血症

敗血症が起きるメカニズム


敗血症とは、体の一部の臓器の感染症から血液の中に細菌やウイルス、真菌といった病原体が入り込んで、非常に深刻な全身症状を引き起こすものです。

敗血症の症状


発熱(重症の場合は逆に低下する)

・悪寒

・全身のふるえ

・血圧の低下

・意識がもうろうとするなど

敗血症になる原因


免疫力が低下するような基礎疾患があったり、小さな赤ちゃんやお年寄り、手術の後や抗がん剤やステロイドなどを使用している場合、特にリスクが高いと考えられています。

敗血症の死亡率


敗血症にかかると3人に1人がなくなるといわれています。

医師からのアドバイス


震災に関連した非常に痛ましい症例だと思います。今後、地震の予測や早産の赤ちゃんに対する医療が進歩し、このようなことが少しでもなくなるようにしていきたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)
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