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2016年06月30日

頭がいい子の家のリビングに必ずあるものは? 学習効果をアップさせるリビングの環境

提供元: ダ・ヴィンチニュース

『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』(小川大介/すばる舎)

 子どもの知識を伸ばそうと買ったものの、辞書や図鑑は本棚に並べっぱなし、地図は壁に貼ったままで誰も見ない。そんな家庭が少なくないかもしれない。

『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』(小川大介/すばる舎)によると、国語や算数は学力の基礎であり、確かに力を入れて勉強するに越したことはない。しかし、比較的軽視されがちな理科や社会こそ、低年齢のうちから力を入れて取り組むべき科目である、という。

 理科や社会は、「生きていくうえで大事な力」を授けてくれる。いうなれば、「人の幅を広げる」科目だという。人の幅が広がれば、さまざまなことに興味を持ち、主体的に行動することにもつながる。だからこそ、辞書、地図、図鑑に幼いうちから慣れ親しむことが大切だ。

 本書によれば、昨今の辞書や図鑑、地図はビジュアル的なしかけや子どもの興味を引く工夫が満載で、これを生かさない手はない。とはいえ、ただ置いている、貼っているだけでは、良さが発揮されにくい。そこで本書が提案しているのは、置いたり貼ったりするのを、子ども部屋ではなくリビングにする、ということ。

 教育の世界では、すでに「リビング学習」の言葉が新しいものではなくなった。子ども部屋ではなくリビングや台所の横など、親の目が行き届きかかわり合いが生まれる場所のほうが学習効果を上げるといわれている。実際、東大生の半数以上が子どもの頃、自室ではなく家庭のリビングで学習していたとの統計もあるという。

「できる子のお宅はリビングでわかる」と、多くのプロ家庭教師が口を揃えるという。リビングは、親がどんな環境をわが子に与えたいか、その意思が端的に表れるそうだ。

 例えば、辞書は箱から出して、子どもがパッと手に取りやすいリビングのテレビ近くに置いておく。または、本棚のなかでも子どもの目線が行きやすい場所に並べるのがおすすめだとしている。同時に、子どもを辞書好きにするコツとして紹介しているのが、子ども用と大人用の辞書の同時置き。テレビで出てきた単語や、家族の会話の中で子どもが「それなに?」と気になった言葉があれば、親子で子ども用の辞書を引く。当然、子ども用辞書に載っていない言葉がある。そんなとき、「載っていない言葉を知りたかったなんて、すごい!」と子どもの気持ちを盛り上げつつ、大人用の辞書へ誘導するとよいという。

 地図もやはり、リビングの中で、親子で一緒に見て会話ができる場所に貼る。ダイニングテーブルの近くに貼る場合、親子が並んで座るなら、二人の正面に。向かい合って座るなら、左右の壁に貼る。そして、テレビを観ていて「山形県にくらげの水族館があるんだって!」と子どもが関心を示したり、「夏休み、いとこの◯◯ちゃんがいる新潟に行こう」という話が出たりしたときに、都度、地図で場所を確認する。地図を風呂に貼っているという家庭があるだろう。風呂の地図には、「明日、お父さんは長野に出張なんだ」と言って、長野県を的にして水鉄砲で射撃をするなど親子の会話を工夫したり遊び要素を取り入れたりすることで、地図の効果が発揮される。

 子どもは辞書や図鑑、地図で調べることが習慣化してくると、わからないことがあれば自分で調べるようになるという。このようにして楽しく培った知識は、小学校高学年以降の学力の基礎になり、息切れせずに勉強ができる子どもに育つ。辞書、図鑑、地図を眠らせている家庭があれば、さっそく配置と関わり方を変えてみてはいかがだろうか。

文=ルートつつみ
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