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2016年07月03日

団子だけじゃない! チップス、ポンデケージョ…。老舗白玉粉店が教える「白玉料理」【作ってみた】

提供元: ダ・ヴィンチニュース

「豆腐白玉団子」(P.35)と「野菜ジュース白玉団子」(P.40)

 つるつるもちっとした食感が嬉しい、白玉団子。作り方も、白玉粉に水を加えてこねるだけと簡単で、子どもと一緒に作るお菓子としても定番だ。しかし、一人暮らしだったり人数が少なかったりすると、「団子ばかりそんなには食べない」「年に1回食べればいい方」と、意外と日常的には食されていないのも現実だろう。

 しかし白玉粉、実は非常に使い勝手がよく、幅広い料理に使えるという。それを教えてくれたのが、『白玉屋新三郎の白玉レシピ』(白玉屋新三郎/パルコ)だ。「白玉屋新三郎」は、熊本で370年以上も白玉粉を作り続ける白玉粉の老舗。そんな白玉粉のプロが食しているレシピをまとめたのが、この本。筆者も白玉団子は大好きだが、あまり変わった食べ方をしたことはなかった。そこで、一体どんな食べ方があるのかと、実際にいくつか作ってみた。

1、「豆腐白玉団子」(P.35)と「野菜ジュース白玉団子」(P.40)

 白玉団子といえば、通常白玉粉と水で作るものだが、本書には水以外でこねて作る白玉団子が数多く紹介されている。今回は、その中から「豆腐白玉団子」と「野菜ジュース白玉団子」を試してみた。どちらも、水の代わりにそれぞれ木綿豆腐、野菜ジュースを加えてこね、茹でるだけ。出来上がった団子を冷やして、夏らしくフルーツの缶詰と合わせてみた。

 甘酸っぱい甘夏と、つるっとした白玉団子の組み合わせは定番ながら相性抜群。野菜ジュース白玉は、噛めば噛むほどジュースのほのかな甘みが広がる。豆腐入りも豆腐臭さはなく、こしあんやみたらしなど何でも合いそうな団子に仕上がっていた。

2、「白玉チップス」(P.79)

 続いては、なんと白玉粉を使用した「白玉チップス」。白玉粉とガラムマサラを合わせたものを水でこね、薄くのばしてしっとりするまで電子レンジで加熱。あとは170度の油で両面をこんがりと揚げれば完成。

 カリッとしつつ、食べるともちもち感も残っていて、やみつきになる美味しさ。カリカリの揚げもちに似た食感だ。白玉粉にガラムマサラを加えたのは初めてだったが、スパイシーな味も合うのかと新しい発見になった。揚げていると途中かなり膨らむので、押さえつけながら揚げることをオススメする。

3、「ポンデケージョ(卵あり)」(P.86~P.87)

 最後は、「ポンデケージョ(卵あり)」。卵なしのポンデケージョも紹介されているが、今回は卵ありの方を作ってみた。白玉粉を牛乳でこね、溶いた卵、粉チーズ、塩、バターを加えてさらにこねる。生地を30分ほど常温で休ませたら8等分して丸め、180度に予熱したオーブンで20分焼けば出来上がる。

 ポンデケージョは本来タピオカ粉で作るものだが、このタピオカ粉がなかなか手に入らない。しかし入手しやすい白玉粉でこんなにもっちりした食感が作れるとなれば、これはもう定番メニューに加えるしかない……! 青のりや桜えびを加えてもおいしそう。

 この『白玉屋新三郎の白玉レシピ』(白玉屋新三郎/パルコ)は、他にも「白玉団子汁」や「おこわ」「ガトーショコラ」など試してみたいレシピばかり。白玉粉の見方が変わる一冊となっていた。白玉粉はもち米が原料なので、小麦粉アレルギーの人も安心して食べられる。

 今まであまり白玉粉を使っていなかった人にこそ、本書を読んで白玉粉の便利さを見直してほしいと感じた。また、白玉団子は冷凍保存もできるので、「作りおき」のレパートリーに加えておくと、これからの季節、デザートに困ることもなさそうだ。

文=月乃雫

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