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2016年05月01日

6歳の子どもなら週給600円! 子どもへの「お金教育」を“給料制”で行うことのススメ

提供元: ダ・ヴィンチニュース

『お金のこと、子どもにきちんと教えられますか?』(河村京子/青春出版社)

 社会生活にはお金が伴う。金銭管理ができて経済的自立を果たしてこそ、自立した大人といえる。子どもに「お金教育」をすることの意義に異をとなえる人はいないだろう。しかし、何歳から行えば、どのように教えればよいのだろうか。

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 『お金のこと、子どもにきちんと教えられますか?』(河村京子/青春出版社)によると、現代の子どもにきちんと「お金教育」をすることはむずかしい。給料はATMで引き出すのが普通で、スーパーやコンビニの支払いはカード。この数十年で日本人のお金を取り巻く環境は激変した。子どもは、お金はATMから無限に引き出せるし、カードで物をいくらでも買えると考えている。そんな子どもに、数十年前の感覚で「お金教育」をすることには無理がある、というのだ。

 本書は、年齢に応じて段階的に「お金教育」をする必要がある、と説く。ズバリ、3歳までの子どもには、お金は玩具と違って大事なものであることを理解させる。3~6歳の子どもには、お金の価値を理解させる。6~9歳の子どもには、お金を稼いだり、実社会の中でお金を使ったりして、体験を通してお金の価値を実感させる。そして、10歳以降は、自分の将来を見通して金銭管理ができる力が身につくように教えていくとよい、という。計画性が現代の子どもに経済的自立をもたらす。

 子どもが小学生になると、お小遣いで悩む保護者がいるかもしれない。しかし、わが子を「無駄遣いしない子」「お金をおねだりする子ではなく、自分で手に入れる方法を考える子」に育てるために、本書では“給料制”の導入を勧めている。

 本書ではまず、3歳から「お手伝い」をさせるのを良しとしている。「カーテンを開ける」「お箸を並べる」「お米とぎ」「花の水やり」など、簡単なことでよい。「生きていくうえで、仕事をすることが当たり前」という考え方のベースを築くのが大切なのだ。ちなみに、自分の年の数だけのお手伝いをさせる。3歳なら3種類となる。

 この延長上で、6歳からは「お手伝い」を「仕事」扱いにし、「お給料」をあげる。日給制では忙しい保護者にとって手間がわずらわしい。かといって、社会人のように月給制では子どもにとって金額が大きすぎ、かつもらえるまでの期間も長すぎる。週給制が適当のようだ。

 では、金額はどれくらいに設定すればよいのだろうか。本書では、一つの仕事に対して100円くらいが適当だとしている。6歳では6つの仕事をしていることになるので、1週間の給料は600円。1か月では2400~3000円程度になる。

 6歳でこの金額は多すぎる、と感じるかもしれない。

 しかしながら、給料は必要な文房具代や将来のための貯金などにも回すため、自分が自由に使えるお金は結局わずかしかない、という仕組みがある。働く意欲を持たせつつ、お金の稼ぎ方と使い方を一体化して教えるのが“給料制”なのだ。

 ちなみに、給料制を長く続けるためには、保護者にとってラクなシステムにしておくことも重要。子どもに収支を付けたお小遣い帳を毎週提出させることで、それを請求書扱いにし、請求金額を手渡す。

 子どもも保護者も、ラクに楽しく続けることが、「お金教育」では肝要なようだ。

文=ルートつつみ
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