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2016年06月05日

マタニティマーク…つけるのが怖い派、申し訳ない派、ドヤ妊婦様派。

提供元: messy|メッシー

maternity_mark

 マタニティマークにまつわる記事がネット上で話題になっている。

「マタニティマークが付けられない…なぜ妊婦が萎縮する社会になったのか

 妊娠している時期にお腹の子供を守るマークであると筆者は認識しているが、これをいま「怖くてつけられない」と考える女性がいるという。この記事の執筆者がフェイスブックの友達限定で問いかけたところ、そのような意見が多く出たといい、またその理由は「妊婦で申し訳ない」という気持ちが根底にあるからだ、と分析している。同記事には、以下のような妊娠経験者の体験談がずらりと並ぶ。

「優先席で立っていたら、座ってる元気そうなアラフィフくらいのご夫婦に『絶対譲らないからな、何様のつもりだ!』とブツブツ言われ続けたので(中略)2人目の時は、優先席付近にはあまり行かなかったかもしれません。座ってる方も、優先席だと譲らなきゃならないと思う人が多いけど、普通席なら譲らなくてもいいと思いそうなので、その方が気が楽でした。譲ってもらえた時も、なんだか申し訳ない気持ちがあって、ひたすら目をつむって寝てました。また何か言われそうで」

「子育て世代が多い地区ではまだ市民権があるような気がしますが、年配の方が多い地域では、総じて子連れや第二子妊婦の乗車には冷たい目線を感じます。私の妊娠時は既に妊婦にキビシイ時代に入っていた2014年でしたから、マタニティマークは”場所に応じて出したり引っ込めたり”して利用していました」

「そもそも、産休に入ることで職場に迷惑をかけているという気持ちもあるのです。だから、なんとなく『妊婦で申し訳ない』という感覚が根底にあるのかもしれません」

「(前略)妊娠中に電車内で60代位の女性達に『妊婦だからって甘えて座るな!』と怒られたり、酔っ払った会社員から、代わってと頼みもしないのに「妊婦だろ、座りたいなら土下座しろ」と言われたりしました。座っていたのは優先席ではなくて、普通席なのですが…。トラブルに巻き込まれたくないので、すぐに立って次の駅で降りましたが、こうなると電車に乗れなくなります」

 この記事へのコメントとしてネット上では「子育てしにくい世の中だよね」「私も付けなかった。なんとなく気を使った感じで」「わたしいま妊娠中で、よくバスを利用するのでつけてますが、マタニティマークつけていても譲ってもらうことほとんどないです。まだそんなにお腹大きくないけど、明らかにマークに気づいても譲ってくれる人はいない。それどころかわたしを押しのけて座ろうとする人は多いです」等これまた様々な意見が並ぶ。

 妊娠したからといってつけることが義務づけられているわけでもないので、マークをつけていること自体がこれみよがしな妊娠アピールに思えて、筆者も妊婦のときはためらった。たまに子育て雑誌などで異様に大きかったりデコってある妊娠アピール強めのマークが付録についていたりするが、これをつけるとマタニティハイだと思われそうだ、と感じたこともある。もうだいぶ昔のことになってしまったが筆者は安定期以前の時期、移動中だけつけており、お腹が出てくるとマークなどなくても妊婦だと分かるので外していた。私自身、マークをつけていたり、大きなお腹で電車やバスに乗ることはそれだけで周囲に“席譲ってよね~”というプレッシャーを与えているのではないか、と悩んだものだ。水戸黄門の印籠のように……。電車では座席の前のつり革につかまったりすると、座っている人に無駄に“譲れよ”アピールしてしまっていることになるのではないかと思い、出入り口付近に立っていることが多かった。それでも駆け寄ってきて席を譲ってくれた人は何人もいた。特に女性と若い男性、そして外国人。彼らの優しさに触れ(妊婦の乱高下メンタルで)いつも感動していた。が「中年以降の男性」は妊婦にも新米ママにも冷たい傾向があると感じた。

 このように妊婦側も、自身が“席を譲れよアピール”をしてしまっているのではという不安を感じるし、それ以外の者も、そう受け取ってしまうのがマタニティマークの複雑さだ。そんなマークにまつわるトピを今回は紹介したい。

「電車の席目当て?どう対応すれば?」

 トピ主・こまえ(女性・年齢不明)は毎朝、満員電車で通勤しているが、始発が出る駅なので時間よりも20分ほど前に列に並ぶようにして座って通勤している。貧血持ちなので倒れないよう自衛のためという意味もある。さて、トピ主はいつも座ったらすぐに目を閉じるのだが、ある朝ふと目を開けたところ、目の前にマタニティマークをつけた妊婦さんがいたのですぐに席を譲った。そして次の日、またふと気付くと目の前には昨日と同じく、マタニティマークをつけた妊婦さんが立っていた。トピ主は同じように席を譲った。

 偶然なのか分からないが同じような出来事が二度重なったことから、トピ主は「妊婦さんに席を譲るのは全然かまわないのですが、私もわざわざ座れるように家を早く出てきているので、もし毎日続いたらしんどいなと思い、ちょっと車両を変えて」みたのだという。そうしたところ、いつもよりもタイミングは遅かったものの、また目の前に同じ妊婦さんが立っていた。わざわざ車両を移動してきたのだろうか。トピ主は仕方がないので譲った。

 ……というようなことが、トピ立ての前週から続いているのだという。もちろん妊婦や高齢者、怪我や病気の方々に席を譲ることに疑問はないのだが、狙ったように追いかけられていることに首を傾げるトピ主。しかし今のところ「譲れ!」と怒鳴られたりしたわけでもないし、特に何かトラブルが起こったわけでもないので何ともしづらい。少し悔しいが、もっと早く家を出て、電車の時間をさらに早めるべきか、どうするか、という相談だ。

 先にトピ主レスを明かすと、その妊婦に「毎日は譲れない」と伝えようとしたけれど、その後のやり取りを想像すると面倒になって結局伝えることはできず、かといって目をとじて寝たフリをするのも心苦しく、乗る電車を変えたのだという。「自分の意志を言葉で伝えることができないのなら、他人の行動なんて変えることができるわけもなく、自分の行動を変えるしかない、人様に愚痴るようなことではなかったと反省いたしました」と反省して終わったのだが、このトピはコメント欄で、妊婦やマタニティマークへの様々な見方を知ることが出来て興味深い。

「マタニティマークは席を譲る必要ありません。倒れた時に『子供がお腹にいます』と知らせるためです。なので、譲らなくていいんですよ」

「優先席ではないんですよね? であれば譲る必要ないと思いますけど」

「(トピ主は)座る事前提で電車に乗らない方が良いのでは? 見た目は健常者でしたら、貧血持ちなんて誰も分かりませんし、座りたいのはみんな同じです」

「この場合は寝たフリしてもいいと思います! その人だって、そんなに座りたいなら20分早く並べばいいのです。妊婦とはいえ、車両が違うトピ主さんをわざわざ探しに来るぐらい元気なのですから並べるはず」

「現在妊婦です。席を譲っていただくことは、善意のもとに成り立っていることだと思っています。きっとあなたが席を譲った妊婦は、お礼も言わず当たり前に座っているんじゃないでしょうか。優先席に座っているわけではないんですよね? 傲慢な妊婦に明らかに利用されていると思うのでそのような人には譲らなくてよいと思いますよ」

「年齢的に可能なら、座れてその妊婦さん来そうな時だけ自分も妊婦バッチ着けます」

 無言でロックオンしてマタニティマークを見せつける……筆者も、このケースはちょっと妊婦側がおかしいと思う。一度座席を譲ってくれた人だからといって、毎回同じ人の前に立つ、しかも車両を変えても探しに行くってダメだろう。う~ん、ただ、もし自分がトピ主の立場であったら、こういうときどうするだろう。

「マタニティーマークを付けるか迷っています。」

 こちらはトピ主が妊婦のケースだ。トピ主・レディーマドンナ(30)は妊娠4カ月。マタニティーマークについて意見を聞きたいとトピ立てした。この時点でトピ主はつわりが酷く、仕事を休んでいたが、だんだん落ち着いてきたので、来月には仕事に復帰したいと考えている。だがそこで通勤に使うバッグにマタニティマークをつけるかどうか、とても迷っているのだという。ちなみに電車に乗る時間は乗り換えを入れて40分。首都圏内でとても混雑する。

「何気なく小町のトピ等を見ていたところ、マタニティーマークに対して厳しい意見をお持ちの方が沢山いる事を知りました。家族からは、席を譲って貰えるし、貧血で倒れたり何か事故に巻き込まれた時の為につけた方が良いと言われました。知らなかったのですが、救急隊員の方へ知らせる意味もあるそうです。

 私自身は、マタニティーマークに否定的な意見があることを知らなかったので、妊娠したらカバンにつけるものだと思っていましたし、電車やバスで見かけたら席を譲って当然だと思っていました。もちろん年配の方や体の不自由な方に対してもそうします」

 そう語るトピ主レディーマドンナ、「マタニティーマーク、付けて通勤しても良いのだろうか?」という相談だ。

 うん分かる。前述したように、「マークを武器にした妊婦」に見られかねないことが嫌な気持ちはあった。コメントは一発目からなかなか良い。

「妊娠前は妊娠したら付けようと思っていましたが、いざそうなってみると席を譲るようにアピールしているように思われるかも。。。と思ってしまい、躊躇してしまいました。ちょっとおかしいかもしれませんが、初めは隠し気味に(笑)、今では普通に付けるようにしています。マタニティマークをよく思わない方もいるかもしれませんが、お腹の赤ちゃんの為に付けようと私は思っています。席を譲ってほしい目的ではなく、周りの人に妊婦であることをお知らせすることは、電車通勤の場合大事だと思います」

 うんうん分かる。

「私は「妊婦なんだから優先して!」みたいなカンジがしたので付けていませんでした。ですが4カ月の時に友達から「自分のためじゃなく子供のためにつけた方がいい」と言われました」

「ネットで色々嫌な事を書く人はいます。でも実際に妊婦として過ごしてみて下さい。マタニティマークを付けていなければ妊婦と分からない時期はあと少し 残りは黙っていても妊婦と分かる時期に突入します。マークを付けるかどうか悩んでも意味のない時期ね(笑)そっちの方が長い」

「マタニティマークが悪いわけじゃないです。それをつけている妊婦自身に問題があるのです。妊婦なら席を譲って貰って当たり前、優先されて当たり前という考えの妊婦が実際にいるから」

 こまえさんのトピの追いかけ妊婦みたいにね……。

 トピ主は何度かレスをしているが、1年後、無事子供が産まれてからこんなレスを書いた。

「貧血が酷く何度かしゃがみこんでしまった時、マークを見て椅子に座らせてもらえたり、買い物中のお店ではお水をくださる店員さんまでいました。マタニティーマークは自分どうこうではなく、赤ちゃんを守るための大切なマークです。このトピが少しでも多くの人の目にとまり、たくさんの赤ちゃんが無事に生まれる事を願っています」

「味方じゃないからね」

 トピ主・山嵐(女性・30代半ば・既婚・子供なし)は契約社員。職場ではほとんどの女性が派遣か契約社員だ。数人しかいない正社員女性のひとり、Aさんが現在妊娠中なのだが、彼女の態度に皆が迷惑をしているのだという。

「例えば階段を下りて1階に郵便物を取りに行くのは社員の仕事なのに、指示して派遣の人にさせる、重たいものを持つ時は『私、妊娠中だから~』と必ず人に全て任せる、と言った具合です。元々仕事が出来る人ではなかったけど、妊婦になってから更に仕事をしなくなりました」

 トピ主いわく、そのせいで他の女性社員たちにもAさんは煙たがられているらしい。派遣社員に至ってはさらにシビアで、煙たがるどころか露骨に無視したり「それはAさんの仕事ですよね?」と反発したりする人も続出した。

「Aさんは『妊婦なんだから優遇されて当然でしょっ!!』という態度丸出しなので、余計に嫌われているようです。朝の通勤電車の中で席を譲って貰えなかった日には、会社に来て早々『目が合ったのに寝た振りされた!信じられない!!』と大声で愚痴り、ある時は『寝ている人をカバンで突いて起こして、マタニティマーク見せてにっこり笑ったら席どいた』という武勇伝(?)を語っています」

 これが本当ならAさん、かなりの“妊婦様”だ。本人にも薄々、煙たがられているという自覚はあったようだ。トピ主はAさんからこんなことを言われた。

「私って女子皆に嫌われているみたい…。結婚して子供まで出来た私を皆羨ましがっているんだろうけど…。でも私は大丈夫。だって山嵐さんだけは味方だもんね!」

 なんか……面倒くさいなぁ……。

 トピ主はAさんを無視するでもなく、仕事を命じられれば反論はせずに応じる。それはあくまでもAさんが正社員で、自分が契約社員という立場だから。だが、Aさんの味方であるつもりもない。

「だって妊婦だからって態度でか過ぎるもの。だから『敵でもないけど味方でもない。ただの会社の同僚です』と言ったら泣かれてしまいました。ごめんなさい、でも事実です」

 読んでみれば別に相談でもなくただの愚痴トピである。コメントは賛否両論。「笑っちゃいました」「Aさんには 良い薬になりました」とトピ主のキツい言葉を肯定するものと、「嫌われてる人を最後の最後に突き放して、まだこんなところで『ごめんなさい』と言いながらトピ立てるトピ主の人間性のなさには、凍りました」「どうしてトピたてたのかな?」と、トピ主の意地悪さを咎めるもの。まあ、どうしてもトピ立てしたくなるほどに腹に据えかねたか。

 妊婦様の存在はちょっと困り者だ。それがクローズアップされることで、他の妊婦たちに迷惑がかかる。しかし多くの妊婦は、「妊婦なんだから特別扱いされて当然!」なんて傲慢な思い上がりは持っていない。妊娠初期、体調の優れない妊婦はたくさんいるはずなので、マークをつけている人には優しくしてあげてほしい。
(ブログウォッチャー京子)

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