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2016年07月17日

高島彩の産後1カ月復帰に「早すぎ」「シッターに丸投げでしょ」

提供元: messy|メッシー

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 今年5月に第2子を出産したフリーアナウンサー・高島彩(37)が、8日に行われた『ニッポンのぞき見太郎』(フジテレビ系)の収録にて仕事復帰した。収録後には会見を行い、「1人目の時は(復帰まで)8カ月くらいだったけど、今回は、産んだ3日後くらいに『仕事できそう、したいな』という気持ちがあった。あと2人目だったので(出産が)早かったのと、体も楽だったので、そういう意味では気持ちよくこの場に復帰している」と笑顔で心境を語った。

 そんな高島に、同番組にて共演した徳井義実と生瀬勝久は「何事もなかったかのように帰ってきたので、高島彩は強いなと感じました」、「余計に綺麗になりましたよね。働く女性はこうあるべきだというみんなの憧れに、またなるんじゃないでしょうかね」と感心していた。

 しかし、産後1カ月という“スピード復帰”を果たしたことで、案の定ネットでは「さすがに早すぎない?」とお叱りの声が。

 多く飛び出したのは、「お金に困ってるのかな?」「何でそんなにテレビ出たがるの?」「何だかんだ自己顕示欲強そうだ。お金あるからゆっくりできるはずなのに、出てくるのは テレビ出てちやほやされたいか忘れられたくないんだろう」「芸能人ってすぐ復帰するけどいつも疑問。お金に困ってるわけではなさそうだし、小さいうちは側にいたいとか思わないのかな。一般家庭は、側にいたくてもお金がなくて渋々働くというのに……」という恒例の「産後すぐなのに、なぜ働くのか」論。もちろん産後はゆっくり体を休める必要があるが、体力や回復度は個人差がある。だがそこにあるのは、高島の体への心配ではなく、子供が小さい頃は「側にいたい」と思うことが当たり前で、仕事復帰するのは「お金がない家庭のみ」という概念のようだ。

 同時に、「赤ちゃん、誰がみてるのかな?」「ベビーシッターや誰かに育児を丸投げしてるんでしょ?」「ちゃんと毎日育児に向き合って二人育ててる人は、出産後なんか特に精一杯だと思うけど」「子供が小さいうちは子育てより仕事のほうが楽だもんね。仕事したい気持ちはわかる。でも普通の人は子育てする。子供が大事だから」といった、高島の行動を育児放棄だと断罪する意見も目立った。

 高島はフリーランスであり、業界トップのアナウンス力を誇る実力者であるため、いわゆるマミートラックに乗せられる心配はないだろう。「カトパンがフリーになったばかりだから焦ったんかね」「フリーアナがどんどん出てきて自分の枠がなくなるのが怖いんじゃない?」「女子アナは椅子取り競争だからね」と予想する声も多いのだが、そうやすやすと後輩に椅子を明け渡すほど、彼女の築いた地盤は脆弱なではあるまい。だからこそ復帰を焦る必要などないのになぜ、と不思議になる気持ちもわからなくはない。しかし産後すぐに「仕事がしたい」と思うことは、そんなに悪い、または卑しいことなのだろうか。子供と一緒にいることが何よりの幸せという価値観を持つ人もいるだろうし、子供と一緒にいる時間と同じように仕事をする時間も必要だという人もいるだろう。そこもやはり、それぞれ違うのだ。

 その上高島は、会社員からフリーに転向したことで、仕事量を自分である程度は調節することができる立場だ。毎日フルタイムで働くわけではなく、当然「子供の側にいる時間」が十分に持てるよう調整しているだろう。

 仕事をしながら育児をする環境を、事前に自身の力で整えた上で出産している高島は、働く女性にとってかなり羨ましい状況だ。それは彼女自身の努力の結果でもあるし、環境に恵まれているからでもある。前述したように、生瀬や徳井に「何事もなかったかのように帰ってきた」かのように見せ、強さを称賛される高島は確かにすごいのだが、しかしこれが産後女性のスタンダードでは全くない。多くは十分な休息やサポートが得られなかったり不安な気持ちを抱えたりするものである。だからこそ、「持てる者」たる高島が「ずるい」ように見えてしまうのかもしれない。

 しかし、一昔前までは、今よりももっと産後女性の職場復帰への風当たりは強かった。「子供がかわいそう」という声は今なお残るが、現在の比ではなかっただろう。それほど女性の育児専念が常識化していた。だが少しずつ風向きは変わってきたのだ。高島をはじめとする知名度の高い女性たちが、出産で仕事をセーブせずに「何事もなかったように」活躍することも、それを後押しする一つの材料だろう。的外れな非難で水を差すことこそが非常識だ。

(夏木バリ)

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