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2016年05月20日

スポーツ活動と子供のアレルギーとの意外な関係

提供元: スキンケア大学

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子供のスポーツ活動は一般的に健康によいとされ、最近はサッカーなど屋外でのスポーツが人気です。子供の運動は、生活習慣病やアレルギーの予防につながるという一般的なイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?

子供の運動はアレルギーの予防になる?

日頃の診療の中で、「体育の授業の後、くしゃみや鼻水が出たり、体がかゆくなったりして授業に集中できない」「部活動の後すぐにシャワーを浴びられない、とてもかゆい」との声を聞くことがあります。スポーツをすると、当然ながら汗をかきますし、また、屋外のスポーツの場合は、日焼け、花粉や砂ほこり、黄砂への曝露なども気になるところです。

追跡調査からわかった、意外な結果

滋賀県の学童を対象に、スポーツとアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎との関係について4年間追跡調査した研究があります(※1。滋賀県立小児保健医療センター小児科の楠隆主任部長が中心となった研究で、私も一部関与しました。

その結果は、スポーツ活動を続けていると、アレルギー性鼻炎の症状を訴える子供が増えるという結果になりました。また、アトピー性皮膚炎が持続しているとさらにその傾向が強まりました。ということは、湿疹があると皮膚から花粉などのアレルギー物質が入ってくるので、さらにアレルギーの症状がすすむのかもしれません。皮膚のバリア機能というのは、いろいろな面で重要な役割を果たしています。アレルギーを予防、治療するための一歩はスキンケアであると言えますね。

あわせて、『湿疹は洗う?洗わない?アメリカアレルギー学会の見解は?』の記事もぜひご覧ください。

※1 参考文献 Pediatr Allergy Immunol, 27,209–13 (2016)

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