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2016年06月25日

赤ちゃん・子供がかかりやすい夏風邪とは?症状・対処法と感染後の注意点

提供元: ヘルスケア大学

夏風邪は、体の抵抗力が弱い赤ちゃんや小さな子どもがかかりやすいといわれています。「いきなり高熱が出た」「気づいたらぐったりしていた」などが起こった時にあわてないためにも、また、予期せぬ症状に上手に対処するためにも、正しい知識を得ておきましょう。夏風邪の対処法と、赤ちゃんや子どもがかかった際の注意点について解説します。

赤ちゃんに多い夏風邪「ヘルパンギーナ」

ヘルパンギーナは「コクサッキーウイルス」「エコーウイルス」「エンテロウイルス」などが原因となる夏風邪で、発症のほとんどが4歳以下の乳幼児とされています。いくつかのウイルスが関与しているため、回復後にまた別のウイルスから感染してしまうケースも少なくありません。

症状としては、はじめに38〜40度くらいの高熱が出ます。その後、のどの奥に小さな水疱が数個〜数十個ほどできます。やがて、水疱がつぶれて口内炎のようなクリーム色をした潰瘍ができます。この潰瘍のような状態になると回復期に入りますが、子どもにとっては一番のどが痛い時期です。食べ物はもちろん、飲み物さえ嫌がる子どもも少なくありません。しかし、高熱による脱水症状を防ぐためにも、のどに負担がかかりにくい常温の水や経口保水液、スポーツドリンクなどで、しっかり水分補給を行ってください。食事は無理をせず、のどの痛みを緩和する効果のある冷たいものを食べさせてあげましょう。アイスクリームや冷やしたゼリーなどがおすすめです。(ただし、食べ過ぎには注意)どうしても無理な場合は、クリニックで点滴治療を受けることをおすすめします。

高熱が出たら、あわてずにかかりつけのドクターに相談し、その指示に従うことが大切です。ヘルパンギーナは飛沫や接触によって感染しますので、完治するまでは外出も控えましょう。また、症状がだんだん回復してくると、ウイルスを含んだ便が排出されます。赤ちゃんの手洗いや消毒はもちろんですが、オムツを交換する方も、手洗いと消毒をしっかり行い、家庭内感染を防いでください。

子どもがかかりやすい夏風邪「プール熱(咽頭結膜炎)」「手足口病」

子どもがかかりやすい夏風邪には、ヘルパンギーナの他に、高熱やのどの痛みに加えて結膜炎などの症状が現れる「プール熱(咽頭結膜炎)」や、微熱や食欲不振が続いた後に手足に発疹が現れる「手足口病」があります。ヘルパンギーナと同様、適切な治療薬はなく、対症療法で回復を待つしかありません。すべての症状にツラいのどの痛みがともなうので、水分補給や食事は、ヘルパンギーナの項と同じように対応してください。

また、赤ちゃんや子どもの場合、高熱によりけいれん(ひきつけ)が起こることがあります。症状としては、手足や唇がぴくぴくし、眼球が上向きになって唇が紫色になり、意識が低下します。1〜2分で治まることがほとんどですが、止まらない場合は髄膜炎や脳炎を起こしている可能性があるので、注意してください。5分以上続いたり、何度もくり返す場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。また、けいれんと共に嘔吐することもあるので、その場合は吐しゃ物で窒息しないよう、顔を横に向けて寝かせてください。

夏風邪は、ドクターによる早めの診断と安静による免疫力アップで、ほとんどの場合1週間程度で治ります。ただし、間違った対処で症状を長引かせてしまうと、回復が遅くなるだけでなく無菌性髄膜炎といった思わぬ合併症を招く場合もあるので、十分な注意が必要です。

※詳しい症状と対処法については、『夏風邪の種類と症状、正しい対処法』と、『夏風邪を長引かせないための正しい治し方・対処法』をご覧ください。

また、日頃から夏風邪にかからないように予防することも大切です。特に、食事の前やトイレの後は手洗いとうがいを徹底し、タオルやハンカチの貸し借りは避けましょう。不特定多数が入るプールや大衆浴場では、その前後に水道水で目を洗い、シャワーを浴びてウイルスを洗い流すこともポイントです。

流行しやすい夏風邪ですが、正しい対処で予防を心がけましょう。

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