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2016年06月26日

手足口病の潜伏期間と初期症状、よくある感染経路

提供元: ヘルスケア大学

手足口病

夏場に流行する夏風邪のひとつとして知られる手足口病。保育園など、幼児が集まる場所で集団感染することがあります。ここでは、手足口病の初期症状、感染経路について解説していますので、早期治療、感染予防にお役立て下さい。

手足口病の初期症状を見分けるには

手足口病にかかった時、最初に出る症状は口の中の痛みです。口内には白いポツポツが生じ、これが外見的に判別できる最初の症状となります。ただし普通の口内炎とは異なり、手のひらや手の甲、足の裏、さらに手足の指の間にも白い水疱が生じ、最終的には2〜3mm程度の水疱性発疹となります。個人差はありますが、口内の発疹には痛みやかゆみが出やすい反面、手足の発疹は痛みやかゆみを伴わない場合が多くなります。

また、熱が出るというイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、実際に発熱するのは3人に1人くらいの割合です。熱が出たとしても38度以下の微熱で終わることが多く、どちらかと言えば病名の通り、手、足、口の水溶性発疹が主な症状と言えます。

潜伏期間はウイルス感染から3〜5日程度で、多くは自然に治癒しますが、まれに髄膜炎、脳炎などの中枢神経系合併症を起こすこともあるため、初期症状を見逃さないことが大切です。

手足口病の感染経路は?

手足口病を発症するのは一般的に5歳以下の幼児に多く、報告される患者の9割前後が5歳以下の乳幼児となっています。一体、手足口病はどのような経路で感染するのでしょうか?手足口病の主な感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染の3つです。それぞれの感染経路について、具体的に確認してみましょう。

飛沫感染

くしゃみや咳によって病原体が飛散し、これが他者の粘膜に付着する感染経路となります。風邪、インフルエンザなど有名なウイルス性疾患と同じく、咳エチケット(マスクの着用、ない場合はティッシュで押さえるなど)の徹底によって、ある程度の予防をすることができます。

風邪やインフルエンザについて気になる方は「風邪やインフルエンザにかかりやすい? 免疫力の低下度チェック」で確認してみましょう。

接触感染

皮膚、粘膜などの物理的な接触によって感染するもので、誰かがウイルスのついた手で触れた手すりを触り、その手で目などの粘膜をこするといった間接的な接触でも感染するため、完全に防ぐことは困難を極めます。

糞口感染

感染者の排泄物に含まれていたウイルスが、他者の口に入ることで感染することを指します。トイレの後、手洗いが不充分なままで食べ物を扱うことや、オムツ交換などが感染経路になり得ます。

手足口病を防ぐ確実な方法は?

予防薬やワクチンがないため、手足口病を完全に防ぐのは不可能となります。さらに主な患者は保育園、幼稚園などの幼児ですから、咳エチケットや充分な手洗いを徹底させるのも困難。大人と違い、感染を防ぐためにとれる対策にも限界があります。

ただし、合併症を起こす症例は稀で、基本的には風邪と同じように数日安静にしていれば徐々に軽快します。手足口病のほとんどは軽度の症状だけで済むため、それほど恐れる必要はありませんが、日頃から可能な範囲で、手洗いなどの衛生管理について教えてあげることが、唯一、最大の予防策となるでしょう。

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