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2016年07月03日

破傷風の原因

提供元: ヘルスケア大学

破傷風は、土壌に生息している破傷風菌が、けがなどにより傷口に入り込むことにより発症します。畑や庭などで怪我をした後は、破傷風になるリスクがあります。

ここではどのような原因で破傷風になるのかを見ていきましょう。

傷口からの破傷風菌感染

破傷風とは、傷口から「破傷風菌」という細菌に感染することで起こる感染症です。破傷風菌は、傷口付近の神経から体内に侵入し、脊髄の細胞に達して、筋肉のけいれんを起こします。これによって、手足の麻痺や呼吸困難などの症状を引き起こし、重篤なケースでは、呼吸筋が麻痺して窒息死にいたる例もあります。

症状については「破傷風の症状」で解説しています。

破傷風菌は土に広く分布

破傷風菌は世界中の土壌に生息しているといわれています。酸素が少ない環境を好み、地表から数cmといった浅めの土や泥のなかで生息、増殖します。生息しにくい環境では、芽胞(がほう)という硬い膜におおわれた状態で保存されています。

破傷風菌への感染は、転倒や土いじりなどによって傷を受けた際に起こるケースが多く見られます。破傷風菌は酸素に弱いため、無酸素状態である傷の奥で増殖していきます。ケガをしてしまった場合、傷口の洗浄・消毒が感染を防ぐうえで非常に重要です。破傷風菌は、どんな小さな傷からでも入ってしまうといわれています。畑や庭など、土のあるところで怪我をしてしまった際は傷口をしっかり洗浄・消毒してください。適切な治療を行うことで感染の可能性を低くすることができます。

分娩時の問題による新生児の破傷風

新生児の破傷風は、分娩時に(ぶんべんじ)へその緒の切断部分から破傷風菌が侵入することによって起こります。衛生管理が不十分な場所での出産や、母親が破傷風の免疫を持っていないことが原因として考えられます。日本国内での新生児破傷風の発症は近年、あまり報告されていませんが、感染した場合、死亡のリスクを伴います。

新生児破傷風を未然に防ぐには、十分に衛生管理された施設で出産することが大切です。また、母親に免疫を持たせるためには、破傷風トキソイドワクチン接種の必要性がいわれています。

予防接種については「破傷風の予防接種・予防方法」で解説しています。

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