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2016年07月06日

飛沫感染でも起こるクラミジア肺炎とは

提供元: ヘルスケア大学

クラミジア肺炎の原因と症状、治療法について説明します。

クラミジアによる肺炎

クラミジアには複数の種類があり、トラコマティスの他に、ニューモニエ(肺炎クラミジア)、シタッシ(オウム病クラミジア)が肺炎の原因となります。オウム病は病態や対応が異なるため区別されており、感染症法ではトラコマティス、ニューモニエによる肺炎をクラミジア肺炎として分類しています。

トラコマティスによる肺炎

そのほとんどは出産時に母親からの感染によるもので、新生児、乳児期にほぼ限定されます。症状は発熱がなく、多呼吸、喘息、痰がからんだ咳などの症状が現れます。低出生体重時では重症化するケースもあります。(成人で発症することは稀ですが、病気や疲労などで免疫が低下している時に咽頭炎から肺炎に至ることがあります。)

ニューモニエによる肺炎

激しい咳が数週間から数か月以上も続くことが多く、咽頭痛、鼻水、嗄声(かすれた声)、呼吸困難などの症状がみられ、発熱は38度ほどでおさまることがほとんどです。症状が無い感染も少なくありません。感染の可能性はどの年代の人にもありますが、0〜14歳、65歳以上の高齢者に多く感染が見られ、家庭内や病院内などで集団感染することもあります。

(上気道炎、気管支炎では乾いた咳が主な症状ですが、肺炎に至ると喀痰をともなうこともあります。)

クラミジア肺炎の治療法

クラミジア肺炎の治療では、抗菌薬(抗生物質)を投与します。

乳幼児や妊婦、授乳中の女性などでは使用できない薬もあるため、注意しましょう。

成人での第一選択薬は、ミノサイクリン、ドキシサイクリンなどのテトラサイクリン系薬や、ニューマクロライド系のクラリスロマイシン、アジスロマイシンなどですが、ニューキノロン系薬も抗クラミジア効果が顕著なものもあります。

再発を防ぎしっかりと治療を行うため、服薬期間は10日〜2週間と長めになります。軽症の場合は抗菌薬を内服することで、十分な効果を得ることができますが、中等度以上の症状で入院を要するケースでは、点滴を行うこともあります。高齢者や持病のある人、抵抗力の弱い新生児などでは、重症化することもあるため、症状の経過を確認しましょう。

激しく咳込む場合や鼻水、のどの痛みなどには、症状を和らげるための治療も行われます。肺炎が広範囲にわたり、強度の呼吸困難や器質化肺炎にいたった場合には、酸素療法や有効な抗菌薬、ステロイドの併用も考えられます。

クラミジアによる肺炎を予防するには

二ューモニエ

くしゃみや咳、会話をするときなどに発生する細かい水滴(飛沫)を、鼻や口から吸い込むことで感染します(飛沫感染)。飛距離は1〜2メートルです。

感染予防の基礎である正しい手洗い、うがいを行い、病原体を洗い流し、体内に取り入れないことが大切です。

また、マスクを着用することで、飛沫を体内に取り入れないだけではなく、他の人に感染させることを予防できます。

感染の拡大を予防するために、身近な家族や友人が感染した場合は、予防策をとり、症状が現れた場合は医療機関を受診しましょう。

トラコマティス

性感染症の感染予防とともに、出産時に赤ちゃんへ感染することを防ぐため、妊娠後は性器クラミジア感染症の検査を行うことや、必要な場合は適切な治療を行うことが大切です。

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