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2016年07月19日

妊娠性皮膚掻痒症とは

提供元: ヘルスケア大学

妊娠中は、体のさまざまな変化にともない肌にもさまざまな肌トラブルが起こりますが、妊娠中期から後期にかけて全身に強いかゆみの起こる症状が見られたら、「妊娠性皮膚掻痒症
(にんしんせいひふそうようしょう)」の可能性があります。
特徴としては、全身にムズムズしたりあるいはチクチクと刺されるような、とにかくただただ強いかゆみをともないます。しかしながら妊婦さんの全身状態は良好で、皮膚表面に発疹などは現れず特別な病変は特にありません。

分娩から24時間以内にはかゆみが治まるケースがほとんどです。しかし、かゆみに耐えられず掻き壊してしまうと、そこから二次的に発疹や苔癬化(一定範囲のぶつぶつ)、色素沈着などを生じる恐れがあるため、掻き壊さないことが大切です。
よく混同されるものに「妊娠性痒疹」や「PUPPP」がありますが、こちらはかゆみだけでなく比較的広範囲に赤い湿疹が現れます。妊婦さんの2〜3%には、こういった何らかのかゆみをともなう症状が現れると言われます。

妊娠性皮膚掻痒症の原因

妊娠性皮膚掻痒症は、妊娠による環境の変化や皮膚の乾燥が原因と考えられます。妊婦さんはホルモンバランスが乱れ、特に女性ホルモンの分泌が増加する分、相対的に男性ホルモンのバランスが低下し、乾燥しやすい状態です。

さらに、原因として特定の病気が潜んでいる場合もあり、注意が必要です。特定の病気とは、慢性腎不全、肝疾患、糖尿病、悪性リンパ腫、精神神経疾患などが挙げられます。また、遺伝的要因が関係する場合もあるようです。

妊娠性皮膚掻痒症のケア・治療法

肌の乾燥対策をきっちりすることが一番のケアになります。乾燥の激しい冬場でしたら、室内を加湿した上で、保湿ケアを十分にするよう心がけましょう。
妊娠性皮膚掻痒症は、かゆみに対して、掻き壊すことで悪化します。掻き壊した結果肌にぶつぶつが現れたりすると、他の湿疹との区別がつきにくくなりますし、余計にかゆみが増し、状態が悪化します。
妊婦さんでは、胎児への影響の懸念もあり使用できる薬に制限はありますが、かゆみを抑える薬はあります。かゆみがどうしても我慢できないようであれば、医師に相談し薬を処方してもらうこともできます。赤ちゃんが生まれれば多くはかゆみの症状も消失しますが、無理に我慢するよりは、医師に相談しましょう。

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