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2016年07月27日

あの芸能人も「バセドウ病」…。どんな病気か知っていますか?

提供元: ヘルスケア大学

バセドウ病は「甲状腺」の病気です

バセドウ病は、甲状腺ホルモンが多く作られてしまう病気です。

そして、血液中に必要以上に甲状腺ホルモンが多くなる病気が甲状腺機能亢進症(こうしん)です。バセドウ病は甲状腺機能亢進症の代表的な病気です。

約200人に1人の割合で発症するといわれている「バセドウ病」。男性よりも女性に多く発症し、その数はおよそ4倍にもなります。また、年齢は20代と30代を中心に40代にも多くみられています。

バセドウ病の治療法は状態によって違います

バセドウ病にかかった場合、放置することなく適切に治療することが求められます。
その治療法は、重度や状態、患者の年齢などによって選択されていきます。

簡単だけど長期にわたる「薬物」による治療

バセドウ病と診断された場合、まず行われるのが薬物治療です。

甲状腺ホルモンの過剰分泌を抑える抗甲状腺薬のメルカゾールやチウラジール、プロパジールなどを使います。服用するだけの治療なので、入院は必要ありません。ただし、薬物治療のみで治すのであれば、通常3〜5年は治療を継続する必要があります。

簡単な治療で負担は少ないものの、服用を止めるとすぐに症状が現れてしまったり、長期間服用しなければならないリスクがあります。また、甲状腺腫が大きい患者の場合は、薬物のみでの治療は難しいとされています。

放射線治療で甲状腺を破壊する方法

甲状腺に集まった放射性ヨウ素が甲状腺細胞内を放射線のβ線の力で破壊して、甲状腺の細胞を減少させます。

甲状腺の細胞が減少することによって、甲状腺も小さくなり、甲状腺ホルモンの分泌量も減っていきます。

この治療法は、妊娠を1年以内に希望している人や妊婦、授乳中の人は実施できませんが、欧米でのバセドウ病の主な治療法となっているなど、安全な方法とされているようです。短期間で効果を得られる可能性が高く、手術後の傷も残りません。

症状が重い場合は「手術」の場合も

 

知っててほしい!バセドウ病の妊娠への影響は…?

バセドウ病のように甲状腺ホルモンの量が過剰な状態が長く続くと、生理不順や生理が止まってしまうことがあり、不妊の原因になるとされています。

また、妊娠した場合も流産や早産などのリスクが高くなるので、妊娠前から甲状腺機能を正常に保っておくことが重要です。

しかし、しっかりと治療を受けて、甲状腺ホルモンの値をコントロールできれば、今後妊娠することも、いまの妊娠を継続することも可能です。

バセドウ病にかかったら…妊娠期に与える影響

妊娠後期に母親の血中抗TSH受容体抗体が高いと、お腹の赤ちゃんの甲状腺を刺激して赤ちゃんの甲状腺機能が高くなることがあります。

そのため、妊娠後期に入ると母親の抗TSH受容体抗体を調べ、赤ちゃんの甲状腺機能亢進症の可能性を確認することが多いです。

検査を受けて、新生児の甲状腺機能亢進症の可能性が高いのは一時的なことが多いよう。落ち着いて、産科と小児科での指示に従いましょう。

治療中、赤ちゃんに母乳は大丈夫?

 

バセドウ病の遺伝との関係

家族性バセドウ病とは家族内に同じ病気にかかっている人がいて、遺伝が関係している場合に用いる言葉です。

バセドウ病の患者の中で家族性バセドウ病の人の割合はおよそ2〜3%ですが、バセドウ病の発症率は普通の人に比べて少なくとも19倍の高さであろうと考えられています。

バセドウ病は、遺伝的な要因の他にも、喫煙、強いストレスやウイルス感染などもあげられています。これらを見ると、すべての原因が遺伝とは言えませんね。

母親がバセドウ病、遺伝の確率は…

 

しっかり治療すれば怖くありません!

「バセドウ病」と聞くと重い病気に感じてしまう方も多いですが、病気を理解し、一歩一歩治療していけば、妊娠、出産もできるのです。乗り越えて元気にまた頑張っている患者さんもたくさんいるので、その姿を見ると励みになりますよね。

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