camilyを便利に使おう

3つの質問に答えて、
自分にあった記事リストにしよう

会員登録はいりません

  • 1
  • 2
  • 3

2016年08月03日

とびひ(伝染性膿痂疹)の種類 (1)水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)

提供元: ヘルスケア大学

乳幼児が夏にかかやすい皮膚の感染症の1つに水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)があります。とびひ(伝染性膿痂疹)には2種類ありますが、ほとんどの場合は水疱性膿痂疹です。ここでは水疱性膿痂疹の原因、症状、治療について解説します。

水疱性膿痂疹の原因

水疱性膿痂疹の原因は黄色ブドウ球菌です。この菌は皮膚や鼻・耳の穴、のどなどにも常在菌として存在します。健康なうちは害はありませんが、傷や虫刺されなどからこの菌が入り込み感染すると、水疱や膿(うみ)の溜まった膿疱(のうほう)ができます。

鼻をいじるくせがあると、鼻の中にいる黄色ブドウ球菌が傷に入り込み発症しやすくなりますので、むやみに鼻をいじらないようにすることも大切です。

水疱性膿痂疹の症状

皮膚にかゆみをともなう小さな水疱ができることから始まり、次第に水疱が大きくなります。水疱は初めは透明ですが次第に膿が溜まり、黄色みを帯びてきます。この水疱や膿疱は簡単に破れやすく、破れると「びらん」という肌がただれた状態となり、周りが赤くなります。その部分を掻いた手で他の部分に触れることにより、水疱や膿疱が身体のあちこちに広がります。水疱・膿疱が破れたあとは、乾燥してかさぶたになり、通常はかさぶたがはがれて症状がよくなっていきます。

水疱性膿痂疹の治療

水疱性膿痂疹の原因は主に黄色ブドウ球菌なので、薬物治療の場合は、この細菌に効果のある抗生物質を用います。軽度の場合は、抗生物質の塗り薬を使用します。はじめに水疱や膿疱の内容物を除去し、抗生物質の塗り薬を塗ったあとにガーゼで覆います。ガーゼは1日に数回取り替え、1週間程度続けます。

症状が進んで水疱や膿疱が広範囲に発生している場合などは、抗生物質を服用します。1週間から10日程度内服し、通常は3日程度で快方に向かいます。かゆみが強いときは抗ヒスタミン剤などを併用し、アトピー性皮膚炎の方などは炎症を抑えるためにステロイド剤を使うこともあります。

生活習慣については、お風呂をしばらくシャワーに切り替え、せっけんを泡立てて水疱やかさぶたを優しく洗い流します。同時に衣類や寝具をこまめに取り替えます。タオルは家族と共有せず熱湯消毒をしましょう。また、皮膚に傷をつけにくくするため、爪を短く切ってやすりで滑らかにしておくことも必要です。

とびひのホームケアについて詳しくは、とびひ(伝染性膿痂疹)の症状を悪化させないためのホームケアをご覧ください。

清潔に保つことや爪を短くするなどのホームケアは家族全員で取り組み、とびひ(伝染性膿痂疹)に感染しづらい環境づくりを心がけましょう。

他の記事を読む

子どもの病気の記事

    ©camily 働くママとパパの仕事と育児をもっと自由に