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2016年08月05日

母乳が出ない原因(1)貧血

提供元: ヘルスケア大学

赤ちゃん

母乳が出ない原因のひとつとして、貧血があげられます。産後の女性は特に貧血になりやすいので、母乳育児には貧血対策が必要です。ここでは、貧血と母乳の関係と、貧血対策として有効な食べ物をご紹介します。

産後は貧血に注意

もともと女性は貧血になりやすいのですが、妊娠・出産でさらに血液が不足してしまいます。妊娠中はおなかの赤ちゃんに十分な栄養や酸素を送るため、多くの血液が必要になりますし、出産では大量の血液が失われるからです。

母乳はお母さんの血液から作られるため、産後に貧血の状態が続くと、母乳が十分に作られなくなり、母乳の出が悪くなります。それだけでなく、産後の体の回復が遅れることもあるので注意が必要です。

母乳を出すために貧血対策が必要

貧血の原因はほとんどの場合、鉄欠乏によるものです。ですから、鉄が不足しないように栄養バランスのとれた食事を1日3食きちんととることが大切です。貧血を防ぐためには、鉄分のほか、鉄分の働きをサポートする銅や、鉄の吸収を高めるビタミンC、赤血球を産出するために必要となる葉酸といった栄養素を積極的に摂取しましょう。それぞれの栄養素を多く含む食品をご紹介します。

鉄分を多く含む食品

レバー・あさり・しじみ・ひじき・ほうれん草・大豆など

銅を多く含む食品

かき(貝)・納豆・枝豆・さつまいも・豆腐など

ビタミンCを多く含む食品

野菜・いも類・果物など

葉酸を多く含む食品

緑黄色野菜・果物など

食物性の鉄分を効率的に吸収するためには、タンパク質と一緒に摂取するとよいとされています。肉や魚、卵もしっかりと食べるようにしましょう。ビタミンCの豊富な野菜や果物も鉄分の吸収をよくします。

貧血を放っておくと、母乳が出なくなるばかりか、さまざまな病気を引き起こす恐れもあります。体中の組織に酸素が不足するため、疲れやすさや食欲不振、気分の落ち込み、イライラなどが起こりやすくなるでしょう。貧血対策をしてもこういった症状が見られるようでしたら、ひどくなる前に医療機関に相談してみましょう。

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