camilyを便利に使おう

3つの質問に答えて、
自分にあった記事リストにしよう

会員登録はいりません

  • 1
  • 2
  • 3

2016年08月10日

晩婚化で増加傾向…?「子宮体がん」ってどんな病気?

提供元: ヘルスケア大学

子宮体がんとはどのようながんで、どんな人がなりやすいのか、以下で詳しくみてみましょう。

子宮体がんとは

子宮は洋ナシを逆さにしたような形をしていますが、その上半分の膨らんだ部分が子宮体部で、妊娠時に胎児を育てる場所です。なお、下半分の細くなっている側は子宮頸部で、出産時は産道にあたります。

この子宮体部にできるのが子宮体がんで、内膜にがんが発生することが多いことから子宮内膜がんとも呼ばれます。

なお、子宮頸部にできる子宮頸がんについては、『子宮頸がんとは』をご覧ください。

子宮体がんは増加傾向にある?

国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」によると、子宮体がんの患者数は、1975年には832人、2000年には5509人、2011年には1万4963人と、増加傾向にあります。また、子宮がん全体のなかで子宮体がんがどのくらいの割合を占めるかについても、1975年は約6%、2000年は約38%、2011年は55%に増えています。

以前は、子宮がんのなかで、圧倒的に子宮頸がんが多かったのですが、今は子宮頸がんよりも多くなっている現状があります。増加の原因については、晩婚化、妊娠回数の減少、欧米型の食生活への変化などが影響していると考えられています。

子宮体がんになりやすい人は?

子宮体がんは40代より増えはじめ、閉経後の50代がもっとも多くなります。これは、閉経前後に起こる女性ホルモンのバランスの乱れが原因とされています。

月経は、卵巣で作られる2種類のホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)によって起こります。しかし、閉経前後になると内膜を剥がす作用を持つプロゲステロンが減り、子宮内膜を分厚くするエストロゲンがプロゲステロンより過剰に分泌されます。その結果、内膜の細胞が増えすぎてしまい、子宮体がんを発症する要因のひとつになるのです。

そのほか、妊娠・出産経験がない、無月経や月経不順、糖尿病や高血圧、肥満体質、高脂肪・高カロリーの食事を好むといったことも、女性ホルモンのバランスの乱れにつながり、子宮体がんになりやすくなります。

詳しくは、『子宮体がんの主な原因』をご覧ください。

子宮体がんの2つのタイプ

子宮体がんは、原因別に以下の2つのタイプがあります。

タイプ I

女性ホルモンのひとつである、エストロゲンの増加などの影響を受けて発生するタイプ。子宮体がんの8〜9割を占め、閉経前後の発生が多くみられます。がんの浸潤(広がり)や転移が比較的少なく、予後が良好であるのが特徴です。

タイプ II

エストロゲンとは関係なく発生するタイプです。60歳以降に多くみられ、がんの浸潤が多い、リンパ節転移しやすい、予後が悪い、といった特徴があります。

中高年以降に多い子宮体がんですが、若いからといって安心は禁物。若い頃からの食生活や運動不足(肥満)などの積み重ねががんのリスクを高めるため、今からしっかり備えておきましょう。

他の記事を読む

子育ての記事

    ©camily 働くママとパパの仕事と育児をもっと自由に