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2016年08月13日

太りすぎは妊娠しにくい?肥満と不妊の関係

提供元: ヘルスケア大学

少子化が問題されている一方で、子どもが欲しいのになかなか妊娠できないと悩む女性は多くいます。妊娠しにくい原因はさまざまありますが、肥満も原因となり得ることをご存じでしょうか。肥満は外見だけではなく、体内でもさまざまな影響を与えていたのです。

太っていると妊娠しにくいって本当?

肥満=不妊ではありませんが、肥満により妊娠できにくくなっている方がいることも確かです。

肥満によって内臓脂肪が増えると、脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンというタンパク質が減少します。最近の研究により、このアディポネクチンが減少すると、卵巣の皮が厚くなり、卵子がうまく育たなかったり排卵しにくくなることがわかっています。

また、肥満になると血液の巡りも悪くなりがちになり、身体が冷えやすくなります。血の巡りをよくして、身体を冷やさないようにするのも、妊娠・出産に向けて行う大事な取り組みです。

さらに、肥満の人に多く見られる偏った食事も、生理周期の乱れなど、妊娠しにくい身体をつくる原因になってしまいます。

肥満によりPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)になる可能性も

PCOSとは

卵巣内に卵細胞がたくさんあるのに、排卵が起こりにくい状態です。英語名称の「polycystic ovary syndrome」を略し、PCOSと呼ばれます。

PCOSによる排卵障害や無排卵が不妊の原因になり得るとされていますが、どの程度妊娠の妨げになっているかはさまざまなケースがあり、自力で排卵ができて自然妊娠できる場合もあれば、治療が必要な場合もあります。

PCOSが起こるひとつの原因として、卵巣内の男性ホルモン量の増加が考えられます。肥満にともなう体脂肪には、男性ホルモンがたくさん蓄えられるため、脳の視床下部や下垂体に過剰に信号を送ってしまい、分泌異常を引き起こすことがあるのです。また、肥満の人は血中のインスリン濃度が高値を示しやすく、インスリン抵抗性が関与することで排卵機能が低下することもあります。

PCOSの徴候(自覚症状)について

特徴的な症状には以下のようなものがあります。

・排卵が起こりにくいことによる月経不順や無月経

・男性ホルモンの増加による多毛、ニキビ、低音声など

・黄体ホルモンの分泌不全による月経過多、出血が止まらないなどの症状

肥満により妊娠しにくくなり、ストレスがたまることでつい食べ過ぎてしまう、という悪循環に陥ってしまうこともあります。逆に、BMIは正常値なのに見た目をよくしたいという過剰なダイエットも、不妊の原因になり得ます。バランスのよい食事、健康的な食生活を意識することが大切です。

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