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2016年08月22日

赤ちゃんの黒いあざ、先天性色素性母斑

提供元: ヘルスケア大学

先天性色素性母斑は、生まれたときからあるほくろのことです。放置すると低い確率ではありますが皮膚がんなど原因にもなる見過ごせない症状です。

皮膚がんに発展することもある「先天性色素性母斑」

先天性色素性母斑と難しい名前がついていますが、簡単に表現すると『生まれたとき』(=先天性)からある『ほくろ』(=色素性母斑)のことです。ただし通常のほくろと違い、放置しておくと5%程度と低い確率ではありますが「悪性黒色腫(メラノーマ)」と呼ばれる皮膚がんの一種を発症してしまう危険があります。なかでも毛の生えている大きな色の濃い母斑(巨大有毛色素性母斑)は悪性化する可能性が高いので注意が必要。

特に日本人が悪性黒色腫を発生しやすい部分「手のひら」や「足の裏」に比較的大きく、毛が生えているほくろを見つけたら、早い段階で医師に相談しておくと良いかもしれない。

先天性と後天性で原因が異なる

色素性母斑(ほくろ)ができる原因は、先天性であれば遺伝と考えられています。しかし、なぜ遺伝するのかは解明されておらず、親と同じ場所にほくろができる訳でもありません。ほくろができやすい体質を受け継ぐ傾向がある程度です。後天性であれば遺伝に加え紫外線の影響によるメラニンの増殖もほくろができる原因と考えられていますが、詳しいメカニズムは未だ解明されていません。紫外線から身を守るためにメラニンが産生されたのは良いものの、分解できずに残ってしまうことが原因と考えられます。過剰な日焼けが皮膚がんの原因となるのも、こうして後天的に色素性母斑でできてしまうためなのです。

良性と悪性を見分けることが重要

良性と悪性を見分けることが何よりも先決です。淵がいびつなほくろや、盛り上がっているほくろ、急激に大きくなっているほくろなどが、悪性のほくろである可能性が高いと言われますが、この判断に関しては専門家である医師の検査を受けるほうがよいでしょう。確率は低いと言っても見逃してしまうと命に関わる病気なので、早期発見・早期治療が何よりも大切です。

病院での検査法

近年、ダーモスコピーと呼ばれる専門の拡大鏡を用いた検査によって、判定する方法が主流であり、設備の整っている皮膚専門医に受診して判断してもらうのが有効と考えられます。除去する場合はいくつかの方法がありますが、数センチに及ぶ大きなほくろはメスによる切除、1〜2ミリ単位の小さなほくろに対しては炭酸ガスレーザーによる除去が行われるケースが多いです。治療から半年もすれば、傷跡はほとんど見えなくなるので、気になる場合は一度皮膚専門医を受診することをすすめます。

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