camilyを便利に使おう

3つの質問に答えて、
自分にあった記事リストにしよう

会員登録はいりません

  • 1
  • 2
  • 3

2016年09月10日

点頭てんかんとは?原因と症状について

提供元: ヘルスケア大学

点頭てんかんとは子ども特有のてんかんですが、一体どういった病気なのでしょうか。

点頭てんかんの症状

点頭てんかんは「ウエスト症候群」とも呼ばれます。発症時期は多くの場合生後3か月〜1歳で、生後5〜6か月がピークです。2歳以降で発症することもありますが、まれです。症状は特徴的で、突然両手をバンザイするように上げながら首をコクッとうなずく(点頭)、体をお辞儀するように曲げるといった全身性ミオクロニー発作(全身が一瞬だけピクッと収縮する発作)がみられ、手足をつっぱりけいれんするような発作とは異なります。赤ちゃんの正常な動作であるモロー反射と似ているので見分けることが困難です。

発作時、意識はなくなりません。発作の前後は不機嫌になって泣くことや無表情になることがあります。そして発作を5〜10秒ごとに1度の間隔で数回〜数十回くりかえすことも特徴です。これを「シリーズ発作」と呼び一日に数回から数十回繰り返されることもあります。

点頭てんかんの原因

原因は大きく2つに分けられます。

原因がわからない特発例

それまでは正常な発達が見られていたのに突然てんかん症状が起きる場合、原因は不明なことがほとんどです。早期に発見して治療を始めれば、知能をそこなわず完治する可能性があります。

原因が明らかな症候性例

出産前後の、先天性脳奇形や新生児頭蓋内(ずがいない)出血、ダウン症、髄膜炎、頭部外傷や、先天性代謝異常症などが考えられます。

点頭てんかんの検査・診断方法

点頭てんかんと診断される条件として

●発症年齢(1歳未満が多いが、例外もある)

●シリーズ発作

●脳波に「ヒプスアリスミア」と呼ばれる特有の異常がみられる

●初めての発作後、精神的・運動能力的な発達が退行している

以上4点が揃う必要があります。

点頭てんかんは早期発見、早期治療開始が何より大事です。子どもの様子に異変を感じた場合は一刻も早く小児科または神経内科で診断を受けましょう。治療を早く始めればそれだけ早い段階で発達の遅れを食い止める、または速度を遅らせることが期待できます。できれば発作時の子どもの様子をできるだけ詳しくメモをとる、または動画を撮影して診察時に持って行くと、重要な判断材料になります。

治療法

点頭てんかん発作には、ACTH療法や抗てんかん薬、ビタミンB16などの治療が行われます。また、日本では非承認薬のビガバトリン薬による治療が海外では有効性が高いと認められており、個人輸入により治療に用いられることもあります。いずれにせよ医師の指導のもと症状の変化や副作用等を観察しながら安全に行う必要があります。

他の記事を読む

子どもの病気の記事

    ©camily 働くママとパパの仕事と育児をもっと自由に