camilyを便利に使おう

3つの質問に答えて、
自分にあった記事リストにしよう

会員登録はいりません

  • 1
  • 2
  • 3

2016年09月11日

プール熱(咽頭結膜熱)の検査・診断と治療方法

提供元: ヘルスケア大学

アデノウイルスによって引き起こされる「プール熱」(咽頭結膜熱)を発症すると、高熱が出るほか、咽頭炎によるのどの痛み、結膜炎にともなう目の充血などの症状が見られます。しかし、症状だけを見てプール熱と判断するのは禁物。しっかり検査を受けましょう。病院での検査・診断と治療方法について解説します。

プール熱(咽頭結膜熱)の検査・診断方法

まずは、現在の症状を診察します。高熱やのどの炎症、目やに、目の充血などが見られた場合は、プール熱が疑われます。次に、通っている幼稚園や保育園、小学校、スイミングスクールなどで、現在プール熱が流行していないかどうかが問われます。地域に密着した病院の場合、すでにドクターが近隣の流行状況を把握していることもあります。これらの状況をふまえて、プール熱かどうかを判断します。

症状や流行の程度で判断し、プール熱と確定されることもありますが、さらに迅速検査や血液検査を行うこともあります。迅速検査は、のどを綿棒でこすり、粘膜にアデノウイルスがいるかどうかを見るものです。30分ほどで結果が出るので、現在はこちらの検査が行われることがほとんどです。ただし、発症直後(発熱後すぐ)の場合は陽性にならないこともあります。その場合は、症状のみで判断することもあります。

一方の血液検査は、期間をあけて2回行う必要があります。1回目より2回目の方で抗体が上がっていれば、プール熱と診断されます。ただし、この検査は結果が出るまでに時間がかかるため、プール熱かどうかをすぐに知るというよりは、そうであったことを事後確認するための検査として使われることが多いです。肺炎などの合併症が疑われるときなどに行われます。

プール熱(咽頭結膜熱)の治療方法

アデノウイルスを根本的に治療する薬剤はありません。そのため、プール熱にも特効薬はなく、基本的にはのどの痛みには鎮痛薬、高熱には解熱剤など、それぞれの症状を抑える薬が処方され、対症療法で様子を見ながら自然に治るのを待つことになります。

根本治療ができないぶん、家庭での看護や過ごし方に気をつかうことが大切です。場合によっては症状が長引いたり悪化することもあるので、注意しましょう。

熱への対処法

熱は5日程度続くことが多いですが、特に心配はありません。解熱剤は必要以上に使わないよう注意しましょう。熱が高くて苦しんだり、眠れなかったりする場合のみにとどめてください。

水分補給

脱水症状を起こさないよう、水分はしっかり与えましょう。麦茶、イオン飲料、牛乳などがいいでしょう。

食事

プール熱にかかると高熱が出るだけでなく、のども痛くなるので食欲がなくなることが多いです。アイスクリームやプリン、ゼリーなどの冷たくて食べやすいものを与えてあげましょう。豆腐やみそ汁、ポタージュスープ、冷ましたお粥やおじやなどもいいでしょう。

入浴

特に控える必要はありません。高熱でぐったりしていたり元気がない時以外は、普通に行ってください。

この他、手洗いを徹底する、感染者とタオルを共用しない、などの二次感染予防も大切です。何より重要なのは、安静と十分な睡眠をとること。体力を回復させて免疫力が落ちないようにすることが治癒の大前提となるので、ゆっくり休ませてください。

のどの痛みが強くて水分もとれない、高熱が3日以上続く、熱がないのに元気がなくてぐったりしている場合は、再度診察を受けることをおすすめします。

他の記事を読む

子どもの病気の記事

    ©camily 働くママとパパの仕事と育児をもっと自由に