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2016年09月12日

幼児/子供の便秘のクリニックでの治療

提供元: ヘルスケア大学

先天的な病気が潜んでいる場合や、慢性化して「便失禁」などを起こすようになることもある幼児や子供の便秘。クリニックではどのような治療を行っているのでしょうか。

ここでは、幼児や子供の便秘のクリニックでの治療について解説します。

※幼児や子供の便秘の原因については『幼児/子供の便秘の原因』、基本的な解消法については『幼児・子供の便秘解消法』をご参照ください。

幼児や子供のクリニックでの便秘治療

幼児や子供のクリニックでの便秘治療では、以下のようなことが行われます。

(1)問診と検査

まずは、便秘や身体全体の健康状態を確認し、他の病気や先天的な腸や肛門の奇形がないかの検査が行われます。

特に病気や先天性の奇形がない場合は、便秘の症状、生活習慣、育児の方法などについて、更に詳しい問診が行われます。

排便の頻度などの基本的な情報の他、幼児や子供の場合は、以下のような質問をする場合があります。

  • 強制的なトイレトレーニングの実施の有無
  • 自宅や学校のトイレ嫌いがないか
  • 親の過干渉がないか
  • 過去に便失禁などをした際に叱ったことがないか
  • 食事の量と内容(低食物繊維食ではないか)
  • 慢性的な脱水はないか
  • 低栄養、栄養失調ではないか

(2)便が溜まっている場合は、便を出す処置を実施

便が大量に腸に溜まっている場合は、まずそれを出すことが必要になります。基本的には浣腸や内服薬が使われますが、それでも出ない場合は下剤の服用や腸洗浄、が行われることもあります。

子供の便秘で多いのが、辛い排便経験によってトイレ嫌いになり、排便を我慢することによって悪化するケースです。

そのため、辛い経験をさせないような配慮をして便を出す処置をしてくれるクリニックを選ぶ必要があります。

(3)維持治療

直腸に便がそれほど溜まっていない場合や、便を出す治療後には、再び便が腸に溜まってしまうことを防ぐ治療が行われます。

主な維持治療には以下のようなものがあります。

  • 生活習慣の改善
  • 排便習慣の改善
  • 食事療法
  • 薬物療法による治療

軽症の場合には生活や排便習慣の改善、食事療法のみを行い、重度の場合は内服薬が処方されます。

幼児や子供に処方する薬は安全性が高く、常習化して癖にならないものが使われることがほとんどですので「癖になってしまうのでは」と心配して勝手な判断で服用を中止せず、ドクターの指示に従いましょう。

また、上述のように、幼児や子供に辛い排便経験をさせると、排便を我慢してしまうようになることがあります。

薬を効果的に使用し、「排便は楽で、とてもすっきりするもの」という、良い印象を持たせることが治療上とても重要な場合があります。

幼児や子供の便秘はほとんどが治る

適切に治療を行えば、数日〜2カ月で「週に3回以上快適に便がでる」状態になることがほとんどだと言われています。

かなりの慢性的な便秘の場合も1〜2年の間に解消するか、根本的には解消しなくとも生活や食事に注意し、正しく薬を服用することで支障なく生活できます。

便秘が悪化し、排便が大変辛いものになったり、外出時に便失禁をしてしまったりすると、健康だけではなく、心にもダメージを負ってしまう場合があります。

そのようになる前に、幼児や子供の便秘治療に経験豊富なドクターに適切な治療を受けるようにしましょう。

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