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2016年09月29日

もしかしたら...妊娠超初期症状で現れる「おりもの」の変化

提供元: ヘルスケア大学

お腹をさする女性

妊娠超初期症状に現れるおりものにはどのような変化があるか、注意すべきおりものの特徴についてみていきましょう。

おりものの役割

おりものは、子宮や膣などの分泌物による粘り気のある液体で、子宮内に細菌が入らないようにするほか、膣内の乾燥を防ぐことで性行為の際に擦れる痛みや不正出血を避ける事ができ、排卵期の頚管粘液により精子を子宮内へ送り込め、受精をスムーズにさせるという役割があります。

おりものは生理の周期に合わせて、色や粘り気に変化があります。おりものの色は個人差がありますが、たいてい排卵日数日まではふつうですが、排卵日付近になると、サラサラした透明度の高いおりものとなり、その後は、白く濁った粘り気のあるおりものに変わり、次の生理日を迎えます。また、おりものの色に関してですが、排卵の頃に認める「排卵期出血」や着床時期に認める「着床出血」という、ごく少量の出血によって、薄いピンク色や血液が混ざっている場合もあります。これらの一過性の症状は正常です。

妊娠超初期症状に現れるおりものの特徴

妊娠すると、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の量が増え、この刺激によっておりものの分泌量が増えることがあります。

ただ、基本的には妊娠前と比べておりものの量には大きな変化はありません。中には、もともと膣炎があり、月経という自浄作用がなくなった事で量が増え、臭いが強く感じ受診する人もいます。中には流産や早産の原因となるおりものもあるので、おかしいと思った際には受診先の先生に相談することをすすめます。

このようなおりものに気づいたら注意

注意すべきおりものの状態には、以下のようなものがあります。これらに気づいたら、産婦人科で診察を受けるようにしてください。

・下着に濃い黄色や緑のおりものがつく(治療の必要があり)

・おりものの中に少し血液が混ざる(最近の出血:流産・早産の予兆があり)

・おりものが茶色または黒色(時間が経った出血)

・外陰部がただれ、かゆみがある(乾燥・皮膚炎・おりものが溜まっている可能性があり)

特に妊娠超初期においては、腹痛とともに、血液が混ざった分泌物が多く出てきた場合には、治療により妊娠継続が可能な切迫流産や継続が不可能な稽留流産を考えるため、少し休んでも出血が続く場合には早めに産婦人科で相談してください。

妊娠時は普段よりも肌や粘膜の状態がデリケートになります。外陰部がかゆくなったときには、入浴時にやさしく洗い流すようにします。石けんを使ってこすり洗うと、ただれがひどくなり余計にかゆくなりますので注意しましょう。

注意すべきおりものの状態についても個人差が大きく、トラブルの兆候として上記以外の変化が現れることもあります。日頃からご自身のおりものの状態をよく観察しておくことが大切です。

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