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2016年06月10日

妊娠中に摂取しすぎてはいけない栄養素って?

提供元: マイナビニュース

妊娠中に摂取しすぎてはいけない栄養があるのは、ご存じでしょうか。摂取しすぎることで、胎児の発育を妨げたり、先天性異常の原因となったりする栄養素があります。普段何気なく食べている食品にも含まれている栄養素なので、知っていることが重要ですね。今回は、エームサービスで管理栄養士をされている西山英子さんに、お話を伺いました。

○レバーやかば焼きなどに多く含まれるビタミンA

―妊娠中に摂取しすぎてはいけない栄養素を教えてください

まず筆頭にあがるのが、ビタミンAですね。これは脂溶性ビタミンの一つです。水溶性ビタミンは過剰摂取すると尿中に排出されますが、脂溶性ビタミンは過剰摂取すると肝臓や脂肪組織に蓄積されます。よって、妊娠初期にとりすぎると赤ちゃんの奇形のリスクが高くなると言われています。

ビタミンAには、「(動物性食品に含まれる)レチノール」と、「(野菜など植物性食品に含まれる)ベータカロチン」の2種類があります。

ベータカロチンは体内で必要な量だけビタミンAに変化するので、過剰摂取になることはありません。過剰摂取が問題になるのは「レチノール」の方です。レバーやうなぎの蒲焼きなどに多く含まれています。

○食べすぎないことが大切

―「摂取しすぎ」となる目安は、どれくらいの量でしょうか?

「日本人の食事摂取基準(2015年版)」の耐容上限量(過剰摂取の目安ライン)を見ると、18歳以上女性で1日2,700マイクログラムです。

これだけの量をレチノールとしてとるには、レバーやうなぎを毎日たくさん食べ続けなければなりません。普通の食生活をしているなら問題はないでしょう。ただ、年配の方などから「妊娠中にとると良い栄養だから」と勧められがちな食材なので気をつけたいですね。

○水銀を多く含んでいる魚もNG!

―それ以外に、注意が必要な食材はありますか?

水銀を多く含んでいる魚もNGです。

―水銀なんて含んでいる魚があるんですか?

普段の生活をしている上で、水銀を意識していないかもしれませんね。でも、厚生労働省が「妊娠中に魚を食べる時は水銀に注意してください」と呼びかけるほど、一般的な話なのです。

―例えばどんな魚ですか?

覚えておいて頂きたいのは「水銀を多く含むお魚の種類」と「食べる量」です。下記の表を目安にしてください(厚生労働省「これからママになるあなたへ」3ページ目より引用)。お腹の赤ちゃんに影響を与えない水銀量は●1個と覚えてください。

―注意が必要ではない魚もあるのでしょうか?

もちろん、あります。魚にはそれぞれに水銀が含まれています。よって、小さい魚をたくさん食べる大きな魚は、食物連鎖上多くの水銀が含まれると考えられています。

反対に小さい魚は、他の魚を食べていませんから水銀量が少ないのです。水銀量が少ないのは、サケ、アジ、サバ、イワシ、サンマ、タイ、ブリ、カツオなどです。

―ありがとうございました

○取材協力

西山英子さん(エームサービス 管理栄養士)。給食事業を受託するエームサービス内の研究・開発部署で、イベントの企画・開発や栄養指導などの業務に携わる。

○筆者プロフィール: 楢戸 ひかる(ならと ひかる)
1969年生まれ 大手商社勤務を経てフリーライターへ。HP「主婦er」にて、主婦生活に役立つ情報を発信中。とりわけ、マネーワークショップを主宰することで「家計運営の基盤づくりの啓蒙」に力をいれている。
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