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2016年10月06日

認可保育園に入りやすい自治体は? - 東京23区の状況を調べてみた

提供元: マイナビニュース

東京都の待機児童数には、認可保育園に落ち、認証保育園を利用している人の数は含まれない。それでは実際、どれだけの人が認可保育園に入ることができたのだろうか。東京23区で比較してみた。

○最も入りやすいのは葛飾区

今回、東京23区の自治体全てに、2016年4月時点の認可保育園・入園申請者数と利用者数を尋ね、0歳児の申請者のうちどれだけの人が認可保育園を利用できたのか調査した。

その結果、申請者数のうち入園できた人の割合が最も高かったのは、葛飾区(89%)となった。次いで新宿区(83%)、練馬区(79%)、豊島区(78%)、北区(75%)となっている。詳細は、入園できた人の割合が高い順に並べた、下記の表を参照してほしい。

板橋区、練馬区については、申請者数と利用者数共に、地域型保育事業等の数も含んでいるほか、足立区の申請者数については第1希望で認可保育園を希望した人の数のみを含んでいる。そのため、一律に比較することはできないが、表の上部に位置する自治体ほど、比較的、認可保育園等に入りやすいと言えるのではないだろうか。

○入園希望者が多いのは世田谷区

1歳児については、申請者数が「新規の数」である一方、利用者数は「0歳児からの持ち上がりの数を含む」という回答が多かったため、単純な比較はできなかった。そこで申請者数が多かった順に自治体のデータを一覧にしてみた。下記の表を参照していただきたい。

その結果、申請者数が最も多かったのは世田谷区(2,418人)。次いで杉並区(2,160人)、江戸川区(2,155人)、大田区(1,947人)となった。これらの自治体は、認可保育園の入園希望が他に比べて多く、人気が高いエリアと言えるだろう。

こちらについても、板橋区・練馬区の申請者・利用者数は地域型保育事業等を含む数、足立区の申請者数は第1希望で認可保育園を希望した数、文京区の申請者数は継続利用を含む数、中野区の利用者数は新規のみの数と例外がある。そのため、一律に比較することはできない。

○受入数も多いが、待機児童も多い世田谷区

このうち1歳児の認可保育園の利用者数が多いのは、練馬区、世田谷区。最も少ないのは千代田区、新宿区となっている。この結果をどう見ればよいのだろうか。

東京都福祉保健局の発表によれば、23区のなかで待機児童数(2016年4月1日時点)が最も多い自治体は世田谷区で1,198人。続いて江戸川区が397人、板橋区が376人となっている。一方で、待機児童数が少ない自治体トップ3は千代田区が0人、新宿区が58人、港区が64人だ。

都の調査は0~5歳児までの合計数で、しかも認可保育園のほか、認証保育園や小規模保育、家庭的保育事業等も含む数であるため、今回のアンケートと単純比較することはできない。ただし23区のなかで、保育サービスの利用者数や待機児童が多い・少ない自治体がどこなのかという位置づけは参考にできるだろう。

これらの数値を併せて見ると、練馬区などは認可保育園を含む保育サービスの利用者数が多く、かつ待機児童数もそれほど多くはないが、世田谷区や板橋区は受入数も多ければ待機児童数も多い自治体であると言えそうだ。逆に千代田区は、利用者数こそ少ないが、希望する世帯が何らかの保育サービスにありつけているということになる。

厚生労働省は現在、認可保育園に入れない「待機児童数」の計算方法について、自治体によってばらつきがあることから、基準を見直す方針とのこと。いずれにせよ自治体には、保育園の利用を希望する親たちによりそった情報提供を求めたい。

※本記事の内容は、2016年8月時点の情報として自治体から得た回答を盛り込んだものです
※写真と本文は関係ありません
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