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2016年06月08日

シングルマザーが気楽に暮らせる場所を! 自身の経験を生かし「シェアハウス」を設立した理由とは?

提供元: BRAVA(ブラーバ)

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シングルマザーにとって初めて母子だけになる新しい暮らしは、正直不安や不便の連続。
「その数ある不安のタネ(課題)を少しでも解消したい!」その想いで立ちあがった女性がいます。

その方の名前は、潟沼 恵(かたぬま めぐみ)さん。
2人のお子さんをお持ちのシングルマザーである潟沼さんは、ご自身がシングルマザーとなった際に感じた不安や不便を元に、シングルマザーにとって暮らしやすい場所を目指して【シングルマザーのためのシェアハウス“codona HAUS 浜田山”】を設立されたといいます。シェアハウスを紹介した記事【徹底レポート】暮らしやすい生活の場「シングルマザー向けシェアハウス」ってどんなところ? も合わせて読んでみてくださいね。

潟沼様

そこで今回は、潟沼さんが「シングルマザーの暮らしやすい場」としてこだわっていることはどのようなことなのか、シングルマザーのためのシェアハウス設立に至るまでの想いをインタビューで伺ってきました。

シングルマザーの新拠点探しは大変!だからこそシェアハウスで応援したい!


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現在はリフォーム関連の会社でフルタイムのお仕事をしながら、シェアハウスの運営もされているという潟沼さん。主たる仕事を持ちながらもシングルマザーのためのシェアハウスを運営される理由とは何なのでしょうか。
−−普段お仕事をされながらシェアハウスの運営もとなると、本当に毎日お忙しいですよね!!

シェアハウスの運営は仕事というより、自分と同じシングルマザーという立場の人たちを応援したいという気持ちから始めたことなんです。

−−どのような場面で、シングルマザーを“応援したい”と思われたのでしょうか?

まず現実問題として、家を出ようかどうしようかと悩んでいるママが一人で賃貸を借りるのがちょっと難しいという点がありますよね。
子どもがダメな物件もあれば、シングルマザーだと借りられない物件もあるし、そもそも収入がまだ伴わないとか…。
それにお金の面でも大変だと思います。
都内で子どもと住む部屋を借りるとなると家賃は10万円くらいになるし、そこから家財道具を揃えると生活を始めるまでに70~80万円はかかり、初期費用だけでも結構なお金が必要です。

その点でも、初期費用の負担も少なくて家財道具も備え付けで揃っているシェアハウスなら、身の回りのものだけを持ってお子さんと新しい暮らしを始められると思いました。一歩外にでたいと思っているママさんを応援したい!と。

(※“codona HAUS 浜田山”の初期費用は、家賃一ヶ月分のデポジットのみ。またデポジットは退出時に、クリーニング代を除いて返金)

−− 一般的に考えても賃貸物件を借りるって何かと大変ですよね。お金だけでなく、手続きの面とか…。やはり“codona HAUS 浜田山”でも入居手続きは大変なのでしょうか?

“codona HAUS 浜田山”では、入居前に身分証明書を提示していただきます。あとは緊急連絡先を書いて頂くのですが、これはご親族でなくても結構です。ご実家を頼れないケースもあると思いますので。

実は私も離婚前に両親を亡くしていましたので、実家に戻るという選択肢がありませんでした。だから同じように色んな理由で実家に帰れない・頼れないという方にも、シェアハウスという選択肢を知ってほしいです。

シングルマザーだからこそ願う、シングルマザーの暮らしやすさ


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−−“codona HAUS 浜田山”のテーマは「少し気楽に、少し楽しく」とのことですが、このテーマを掲げるきっかけは、やはりご自身の経験からでしょうか?

私が離婚後に就いた仕事では、当時残業もエンドレスで休日出勤も当たり前の職場だったので本当に忙しい毎日で…。
「このままでは、子どもとの暮らしを楽しむ余裕なんてない!」と思いました。

その時私の子どもたちは中学生と高校生で既に大きかったのですが、このような忙しさをもっと小さい子どもを抱えているシングルマザーがこなすと思うと計り知れないほど大変ですよね。
だからこそ、シングルマザーとそのお子さんが「少し気楽に、少し楽しく」生活できる場が必要だと感じています。

−−子育てと仕事の両立ってただでさえ余裕がないのに、それを一人でこなすのはもっと大変でしょうね。

特に、仕事をしているといつも早く帰れるとは限らないですし、ちょっと具合が悪いときもあるだろうし…。
そういった少し困った時に頼れる人が身近にいるのは心強いと思います。
実際、今ここに住んでいらっしゃる方も助け合って暮らしていらっしゃいますよ。

 

また“codona HAUS 浜田山”では、週2回夕方にベビーシッターさんが夕飯作りと子どもたちのお世話をしてくれるという生活支援サービスもあり、その時間はママ達の自由時間になるのだといいます。こうした取り組みもまた、ママが心の余裕とバランスを保つきっかけになるのではないでしょうか。そんな気楽に楽しく生活するための粋な計らいが感じられました。

母子だけではなかなか経験できない“人間関係”がココにある


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インタビュー中には入居しているお子さんたちが仲良く一緒に帰ってきて、潟沼さんが「おかえり!」というと「ただいまー!」という元気の良い声が響きました。そしてさらには私に気づくと「こんにちは!」と礼儀正しくご挨拶してくれる場面も。
−−お子さんたち、とても礼儀正しいですね。それに潟沼さんとも家族みたいに仲が良くて素敵な関係が気付けていることがわかりました。

そうですね。ここだと色んな人と一緒に暮らすことはもちろん、私とかシッターさんなどの出入りもあるので、子どもにとってもコミュニケーション力のトレーニングの場になっていると思います。

もし子どもとお母さんの二人っきりの生活をするとなると、お母さんが仕事をして、家庭のことをしてというサイクルに追われてしまって、人に会ったり人が来たりという機会も少なくなってしまうんですよね。

−−なるほど。ちなみに、お子さんたちの年齢は同世代なのでしょうか?

“codona HAUS 浜田山”では15歳までのお子さんをお持ちのかたが入居していただけるのですが、年齢は本当にそれぞれですね。それこそ、ここで産後すぐの子育てをした方もいらっしゃいますし。

そういった年齢の違うお子さんが集まるという点も、子どもたちが互いに刺激し合って成長するきっかけになるのでしょうね。社会性も養われそうで、お子さんにとってもいい環境であるということがすごく伝わりました。

ファーストステップに向かうシングルマザーへ


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−−最後に、潟沼さんが目指す“codona HAUS 浜田山”の目標を教えてください。

私はこの場所を、シングルマザーのかたが“ファーストステップに向かうための中継地点”のような場所として維持していきたいと考えています

シングルマザー家庭と一言にいっても、ある程度生活の見通しが立ったり、どんどん子どもも大きくなってきたりと、その時点ごとに“必要なこと”も変わってきますよね。

だからこそcodona HAUS 浜田山は、皆さんにとって「今必要だからいたい」という一息付ける場所でありたいと思っています。

−−素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

インタビュー後にシェアハウスの中をぐるりと見学させていただくと、冷蔵庫には給食の献立表が貼ってあったり、お子さんがソファーでゲームをしていたりと、一般家庭と変わりない子育て環境がそこにありました。

不安に溢れる母子生活が明るく楽しいものとなるように、母子だけでも自信をもって暮らせるようになるためには準備と勇気が必要で、シングルマザー向けのシェアハウスとはそういった後押しをしてくれる場所なのではないでしょうか。

そして何よりも感じるのが、シェアメイトであるシングルマザー家庭同士、そして潟沼さんをはじめとするこちらのシェアハウスを支える方との絆。
あらゆるイレギュラーが起こる母子生活において、同じ時間や情報を共有し、互いに支え合うことができる大きな家族こそが、ママにとっても子どもにとってもその先にある母子生活のヒントとなり、糧となるのではないかと思います。

子ども同士は、母子生活では味わえない“社会”を学び、母は母子生活の暮らしやすさを実践で身につける。そういった素敵な環境こそが、「シングルマザーのためのシェアハウスが選ばれる理由」であるように感じませんか?
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