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2016年08月29日

【病児シッター代が会社負担!】 ママに優しい制度でワーママの働きやすさをバックアップする会社って?

提供元: BRAVA(ブラーバ)

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17時きっかりに帰れて、子どもが急に熱を出したときのシッター費用も会社負担…そんな夢のような制度がある会社が実在します。 女性が本当に求める働き方を実現しつつ、業績も右肩上がりという、株式会社ランクアップさんにお話をうかがってきました。

働くママに嬉しい制度がずらり


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まずは株式会社ランクアップのユニークな制度を見てみましょう。これでも、全部ではなく一部です。

・病児シッター制度

子どもが熱を出した!でも仕事は休めない…そんなとき利用料300円で病児ベビーシッター利用可能。子どもが元気になって出社できる場合のキャンセル料も会社が負担してくれます。休む場合は看護休暇もとれます。

・選べる時間休制度

有給休暇を時間単位で取得できる(2時間休み、3時間休み、4時間休み、5時間休み、6時間休みが取得可能)制度。この制度を利用すれば、2時間休みをとって会社の近くの美容院へ、なんてことも可能です。また学校の個人面談などのとき、たった15分のためにまる1日仕事を休むなんて無駄もなくなりますね。

・時短勤務制度

時短勤務は、小学校入学前まで6時間勤務が認められています。時短でも、評価に響いたり、責任のある仕事から外されたり、なんてことはナシ。評価も成果も、フルタイム社員と同等です。「短時間で成果を上げるために生産性は上がっていく」「仕事も子どもと過ごす時間も充実している」という声があるそうです。

・17時に帰ってもいいよ制度

定時は17時半なのだそうですが、東日本大震災の後、節電のため17時退社可としたら、ほとんどの社員が17時で帰るようになったそうです。業績に影響がなかったため、継続して17時退社可能としているのだとか。

・社内起業制度

事業計画が採用されると新規事業の立ち上げを会社が応援してくれる。将来起業を目指す人にはぴったりの制度。

・改善提案制度

業務などへの改善案を提案すると、採用不採用にかかわらず提案1件につき500円を支給してくれる制度。こんな制度があったら、会社をよくするアイディアを考えちゃいますよね。ここから生まれてきた制度もたくさんあるそうです。

・無農薬野菜支給(北海道の新鮮な無農薬野菜が配布)

北海道は社長の岩崎さんの出身地、びっくりするほど甘くて太いアスパラやもぎたてのトウモロコシなど「新鮮な野菜を食べて健康になりたい」という社員からの提案だそうです。

・コミュニケーション食事会費支給

これも社員からの改善提案からできた制度。ランチ会などの費用を毎月一人3000円会社が負担してくれるそうです。コミュニケーション不足の解消はもちろん、産休・育休中の社員も参加することで、情報共有ができて浦島太郎化するのを防ぐことにも役立っているのだそうです。

 

社員の声でできた制度には、ほかにもこんなユニークなものがあるそうです。

・PCメガネ支給(PCメガネ代を4000円支給)

・好きな本を買っていいよ制度(毎月本代として2000円支給)

・手帳代支給(年1回2000円まで会社が負担)

なぜこのような会社を作ったの?


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うちの会社にもあったらいいな、とうらやましく思う制度ばかりです。どうしてこんなに働く人目線の会社なのでしょうか? 社長の岩崎さんにお話をうかがいました。
もともとはブラック企業の広告代理店にいたんです。でも長時間勤務は無理があると気づいて、飛び出しました。化粧品会社をおこしたのは、長時間勤務に疲れ果てて、自分の肌がボロボロで老けて見られたから。自分の肌を美しく、女性をみんなキレイにしようと意気込んで起業しました。

また、社員が子どもを何人でも産める会社にしたいという目標もありましたね。福利厚生に病児シッター制度があるのですが、『遠慮せずにどんどん使って』『キャンセル代がかかっても良いから不安なら予約しておいて』と言っています。

子どもの体調不良でお休みが多いから仕事辞めた方がいいのかなとか、ワーママは子どものことで休むから一緒に仕事をしたくないといった心配がないよう、全面的にサポートしたいと思っています。

 

ヒット商品も出て、会社の業績は右肩上がり。しかし社内の雰囲気は悪かったとか。
福利厚生だけ整えればいいと思っていたんです。でも休みを多くしたり、豪華な食事会をしたりすればいいわけではなかった。

その後、管理されてやり甲斐を感じられない社風を一新。社員に任せるという方向に方針転換。すると社内がどんどん活性化していったそう。

商品やサービス、会社をよくするための意見や企画に上層部が耳を傾け、社員に任せることで「みんな自分の会社、と思っている」と岩崎さん。現在、社員45人のうち約20人がママ、しかも業績は常に右肩上がりだそうです。

働き心地を社員に直撃!


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社長はそうおっしゃっていますが、本当の働き心地はどうなのでしょうか? 社員のかたにもお話をうかがいました。

<お話を聞かせてくれた方>

川口真紀さん:販売促進部マネージャー

35歳。2歳の男の子のママ。9時から17時まで時短勤務

望月桃子さん:宣伝部

32歳。2歳の男の子のママ。8時半からフルタイム勤務「17時に帰っていいよ制度」を利用して毎日17時に退社

Q.お仕事内容を教えてください。

川口:販売促進部でお客様にご案内する会報誌などを編集・製作しています。

望月:宣伝部で広告の仕事をしています。社内でのデスクワークのほか、撮影の立ち会いや出版社さんと打ち合わせなどもあります。

Q.入社のきっかけは?

川口:入社したのは27歳、結婚したばかりでした。キャリアもしっかり考えていきたいけれども早く帰りたい、それだけではなく制作スキルを上げたいという自分のキャリアにもマッチしていたのでこの会社を選びました。

望月:入社したのは6年前、25歳でした。それまで新卒で入社した会社で営業をしていまして、勤務時間が長くて「仕事だけで人生が終わってしまうのは嫌だな」と思っていて、宣伝部のアシスタント業務に応募しました。面接時、担当の方々がすごく明るくて、仕事が好きで楽しいと言っていたのが印象的でした。雰囲気と人に惹かれて入社したというのが一番の理由です。

Q.さまざまな制度がありますが、よく使う制度、嬉しい制度はありますか?

川口:小さい子どもがいるので、気兼ねなく使える病児ベビーシッター制度は本当に助かっています。ベビーシッターに預けると1日2~3万しますよね。自分がそれだけ稼げるかどうか分からないし、会社にとっては元が取れないかもしれない。それでも「ママ社員は戦力外」と言われずに、しっかりと仕事ができる環境を作ってくれているのがすごくありがたいです。みんな何十万円も使っています。ほかの会社にはない制度なので、ママ友に言うとすごく驚かれます

望月:私もベビーシッターの制度が一番ですね。すごく助かっています。担当している仕事で撮影や打ち合わせに穴を開けられないときに多分社内で1、2位を争うくらいの勢いでシッターさんを利用させていただきました。それから、本当は私17時半までが勤務時間なのですが17時に帰っていいよということで、時短にしなくてもフルタイム勤務できる、休日仕事をしたり昼休みを短くしたりということもなく、毎日ぴったり17時に帰っています。その30分がすごく大きいと言うか嬉しいです。

Q.ずばり!働きごこちはどうですか?
川口:一言で言えばすごくいいと思います。同じくらいの年齢の子どもがいて、悩みを共有できますし、「何かやっておくことはありますか」とかママ社員をすごくフォローしてくれます。ママだから働きにくいなんてことは全くないです。

望月:私は12月に2人目の産休に入るんですが、1人目の育休復帰からまだちょっとしか経ってないんですね。1人目を産んで復帰した初日に岩崎に「2人目もいっていいからね」と言われたんです。本当に寛大なんだなと、しみじみ感じました。

 

働きながら子育てをすることがハンディになるこの国で「マタハラって何、ドラマの話?」なんて思えるほど、ワーママが働きやすい会社。社員が声を上げる→会社が受け入れてくれる→会社が好きになって、会社に恩返したくなる→業績が上がる→ますます会社が好きになる→…というすばらしいサイクルが回っているようです。

日本中の会社に目指してほしい!


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同社のさまざまな制度はワーママ社員の「夫」たちにも大好評。家庭円満にも役立っているそうです。

しかし筆者は「病児シッター代をママが勤める会社が全額払うのはどうなんだろう。旦那さんの会社も半分負担してくれればいいのに」という岩崎社長のつぶやきが印象に残りました(そのとおり!)。

もしも日本中の会社がこんな風になれば、ワーママは罪悪感や気苦労から開放され、気力体力時間のムダ遣いをすることもなく、仕事にばりばり邁進できます。結果、少子化にストップがかかり、景気も上向きになるにちがいありません。日本の未来のためにも、こんな会社が増えてくれることを祈ります。
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