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2016年10月01日

【老人ホームが学童代わりに!?】 シングルマザーを救う試みがスタート!その内容とは?

提供元: BRAVA(ブラーバ)

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ひとり親家庭の子どもの放課後居場所づくり


長い夏休みが終わって、2学期も始まり約1カ月。学校の給食ってありがたい! と思うワーキングママさんたちも多いのでは? 最近では長期休みの時には昼食が出る学童もあるようですが、「お弁当」を作らないといけない施設が大半でしょう。

残業があるときには夜遅くまで預かってもらえて夕食も出してくれるなど、柔軟な保育環境が整ってきた保育園と違い、小学校以降は「私が外で仕事をしているこの時間、子どもはどうする? ご飯は? 宿題は?」と、頭を悩ませる機会が少なくありません。両親が揃っていれば助け合えることも多いでしょうが、ひとり親の場合は、とにかくひとりでなんとかしなければならないという機会も増えてきます。

私もひとりで子育てをしていた時代は、「夜に取材が入っちゃった。どうしよう?」という時が少なからずありました。知人にベビーシッターを頼むなどして乗り切りましたが、そうそう頻繁に預けることもできないし、謝礼などで金銭的な負担も大きかったです。

さて、大分合同新聞より9月30日に「老人ホームで児童預かり 県、ひとり親家庭支援へモデル事業」というニュースが報じられました。

この記事よると、大分県国東市、中津市で、ひとり親家庭の小学生を老人ホームなどの社会福祉施設で預かって、食事をさせたり、勉強を教えたりする県のモデル事業が9月から始まったということです。預かり時間は、基本的に平日は18時頃~21時、日曜8時~20時で、週2日間実施します。

例えば、記事内で書かれていた特別養護老人ホーム鈴鳴荘では、当面、火曜と金曜日に預かりを実施。児童クラブに車が迎えに来て施設についた後、利用者のお年寄りと一緒に夕食を取り、教職員OB(ボランティアスタッフ)などから宿題を見てもらうなどして過ごしています。利用料金は無料ですが、実費として食事代150円がかかります。

いつもと違う時間を過ごすということ


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平日に預かってもらえるのは約3時間。でも、この夕方の3時間は非常に大きい。普段なら、学童保育に迎えに行き、その帰り道に夕食の買い物をして、家に帰ったら大急ぎでご飯をつくり、その間に風呂の準備もして、子供には宿題させ、洗濯機も回す。食事ができたら子どもに食べさせ、「好き嫌いしないの」「ご飯のときはテレビはつけません!」と小言をいいながらかき込むように自分も食事をして、終わったらすぐに食器を洗い、洗っている間に子どもに再び勉強させ、宿題が終わったらお風呂に入れさせ自分も入り、その間にタイミングを見つけて洗濯物を干し……と息をつく間もなく慌ただしく時間が過ぎていくものです。

ようやく子どもが寝たら自分の時間となりますが、持ち帰った仕事をすることもあるでしょう。知人のシングルマザーは、日中に打ち合わせや部下への指導など人と接する仕事を優先するため、パソコン作業は自宅に持ち帰って夜やることが多いと話していました。子どもが寝た後に仕事するため、いつも夜中の1時、2時までかかってしまい、万年寝不足だと。

これが平日5日間、何年も続いていくと……本当に疲れます。

「毎日のルーティンじゃない時間を過ごしたい」「子どものお迎えも食事も気にせず集中して残業したい」と願っても、子育てを手伝ってくれる人が周りにいなければ、なかなか叶えられないものです。

離婚したのだから自業自得という人もいますが、大抵の場合、配偶者がいると生活はさらに大変になるものです。「いないほうがまし」と判断したから離婚したワケで……。

そんなひとり親家庭にとっても、おそらく普段子どもと接する機会の少ない高齢者にとっても、「新鮮な時間」「心が回復する時間」を過ごせる機会になるかもしれませんね。
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