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2016年05月30日

妊娠してごめんなさい! 日本の「萎縮社会」ぶりを感じるエピソード3選

提供元: パピマミ

妊娠してごめんなさい! 日本の「萎縮社会」ぶりを感じるエピソード3選 自分が日本人であることを誇れないことって、たまにありますよね。

日本人は外国に比べてマナーが良いと言われています。自分に非があることにはすぐに謝罪する、震災などの非常時にも行列はきちんと守る、など海外では「礼儀正しい」「親切」などと賞賛されていたりします。

しかし、そんな行儀の良い日本人だからこそ抱えている社会問題があります。そのうちの一つが、日本の“萎縮社会”化 。

日本人は“自分に厳しく他人に厳しい”という気質を持っている人が多いため、周囲への監視が強く、少しでもマナー違反な行動をしている人を見かけると、一斉に袋だたきにしてしまうことがあります。

近年ではその傾向が強まっており、国民全体が“萎縮”してきているとメディアでは報じられています。

今回は、そんな日本の“萎縮社会”化を感じさせるエピソードをご紹介いたします。

●日本が「萎縮社会だなぁ」と思うエピソード

●不謹慎狩り編

『熊本地震が起きたとき、被災地へエールを送っただけの芸能人が叩かれまくっていたのを見てどん引きした。被災地を応援したいと思っていたはずの他の芸能人も、それで萎縮して何も行動しなかった人多い と思う』(30代男性/会社員)

『一番ビックリしたのは、義援金を募っている学生に対して「自分でバイトして募金しろよ」というクレームが多くついていたこと。何も行動せず文句だけ言ってる人よりよっぽどエラいのに、足を引っ張る人が多くて……日本の民度が低下しているように感じました』(40代女性/パート)

最大震度7を記録した熊本地震では、多くの芸能人が被災地へエールを送りましたが、“不謹慎”と称してネット上でSNSやブログを炎上させる人たちが続出しました。

女優の長澤まさみさんはInstagramで“笑顔”の写真を投稿しただけで「タイミング悪すぎ」と非難され、自身のTwitterを被災者への支援情報に活用したモデルのダレノガレ明美さんは「指先で操作するだけじゃなく、現地へ行けよ」とバッシングを受けました。

さらに、実際に熊本地震の影響で実家が倒壊した女優の井上晴美は、ブログで現地の被害状況を発信していたところ、「悲劇のヒロイン気取りがイライラする」と批判を受けました。

また、被災地への義援金を募っている学生に対しては、「○○の募金活動はインチキらしい」などの妨害行為が行われ、満足に義援金を集められなかった という例もあるようです。

この一連の過剰な“不謹慎狩り”に、違和感を覚えた人も少なくないのではないでしょうか。

SNSの発達は私たちの生活を便利にしましたが、その一方で“監視化”が進んで自由を拘束してしまうというデメリットがあることが浮き彫りになる結果となりました。

●マタニティマーク編

『ネットで「マタニティマークつけてるからって当たり前みたいに優先席に座んじゃねーよ」というコメントを見てから、怖くてマタニティマークを外しています。周りからどんな目で見られてるか分からず、萎縮してしまいます』(20代女性/妊婦)

『どうしても体調が悪いときは声をかけて優先席を譲っていただくのですが、そのときに舌打ちされたり嫌な顔されたりすることは多いです。無意識に「妊娠していてごめんなさい」 と罪悪感を抱いてしまいます』(30代女性/妊婦)

日本の萎縮社会は妊婦さんの心の余裕まで奪っているようです。とある統計ではマタニティマークを故意に外している人は4割に上るとも言われており、妊婦さんに対する周囲の目がいかに厳しいかが分かります。

マタニティマークに対するネット上の声には、「幸せアピールがうざい」 という声も多数あり、妊婦さんのマナーに対する苦情ではなく、単なる僻みのような批判も少なくありません。

“子は宝”という言葉がありますが、その宝をお腹に宿している妊婦さんたちが萎縮してしまうような今の日本の将来はどうなってしまうのでしょうか。

●公園遊び編

『今はどこの公園も“ボール遊び禁止”、“談笑禁止”。遊ばせる場所がなくて自宅の前の道路で遊ばせても苦情が来るし、どうしていいか分からない。周囲の目に怯えて結局子どもには家でゲームをさせています』(30代女性/専業主婦)

『いつも公園で遊ぶ息子が、ある日を境に自宅にこもるようになりました。「外行かないの?」って聞くと、「迷惑らしいから行かない」 と答えてビックリしました。自分たちが子どものころは公園で遊ぶことに“迷惑”なんて考えたこともありませんでしたから』(40代女性/パート)

子どもたちの遊ぶ声や音に対して周辺住民から苦情が来るというのもよく耳にしますね。

昨今では子どもの外遊びが減少してきており、“体力の低下”や“運動不足”などが問題となっていますが、その原因を作っているのは大人たちなのかもしれません。

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いかがでしたか?

日本の“萎縮社会”化の原因には、都市部での人口過密化による人間関係の希薄化、SNSの普及による相互監視システムの構築など、いろいろありますが、結局のところそれを問題にしているのは私たち自身に他なりません。

日本の“萎縮社会”化は、簡単に解決できる問題ではありませんが、決して無視できるものでもありません。ぜひ友人や家族と一緒に、日本のあり方について議論してみてください。

●文章/パピマミ編集部
 
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