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2016年05月05日

避難訓練はOK? 子育てママ向け「地震対策」のチェックポイント3つ

提供元: パピマミ

避難訓練はOK? 子育てママ向け「地震対策」のチェックポイント3つ こんにちは、ライターの月極姫です。

熊本県へのふるさと納税額が過去最高額を記録し、被災地への思いが少しずつ、さまざまな手段を通して形になり始めました。しかし被災地には依然余震におびえ、不便な生活を強いられている方々があふれています。

支援する心と同時に忘れてはならないのが、明日はわが身という事実です。東北大震災後から5年、次に大きな地震が来る地を“九州”であると誰が予測したでしょうか?

とはいえ、地震未経験でなかなか危機感がわかない、という方も多いはず。そんな方には、地震の模様を撮影した動画を視聴することをお勧めします。

見るのがつらい、心が苦しくなるような映像がたくさんありますが、地震の際の街並み、家並みや避難の様子こそ、被災地の現実です。

パパ、ママが日ごろからシミュレーションしておかずに、いざというときに子どもを守れるでしょうか?

子どもを守り抜くための対策は、日ごろの準備からすでに始まっています。実際に被災した方々の経験談を元に、常識+αの地震対策をご紹介します。

●チェック(1)今すぐ「防災バッグ」を2~3個用意する

防災バッグを用意してある方も多いかと思いますが、一家に1個では十分とは言えません 。

地震で自宅が倒壊しそうな状態になると、防災バッグを取りに行くために家屋の中に入ること自体が危険です。

せっかく用意した育児用品を取りに行くこともできない……という事態を防ぐため、玄関などの屋内だけではなく、屋外の物置 や車の中 に1個ずつ配置しましょう。

●最低限の防災グッズリスト

【A】一次的に持ち出す基本セット(子どもの有無にかかわらず必須)

・防災頭巾
・バスタオル
・医療品&常備薬
・水
・非常食
・着替え
・タオル
・ティッシュ
・毛布
・ビニール袋
・生理用品
・洗面道具
・筆記用具
・懐中電灯
・電池
・ろうそく
・マッチ
・ライター
・携帯ラジオ
・小銭を含む現金(自動販売機などに使用するため)
・ロープ
・雨具
・レジャーシート
・ナイフ
・ハサミ

【B】赤ちゃんがいる場合

<ミルクセットオムツ>
・ミルク
・ミルク用の水(ペットボトル)
・紙コップ&スプーン
・除菌効果の高いウェットティッシュ

<オムツセット>
・おしり拭き
・オムツ
・サラシ
・レジ袋

<おやつ&ご飯セット>
・瓶詰など保存のきく離乳食
・お菓子
・カンパン

+予備の抱っこひも1~2本

【C】幼児~小学生がいる場合

<おもちゃセット>
・音の出ない(または小さい)かさばらないオモチャ
・絵本
・トランプなどのカードゲーム
・お絵描きセット

<日用品>
・多めの下着(ストレスでトイレの失敗をする子が増えるため)
・女子の生理用品など

赤ちゃんがいる場合の紙コップ&スプーンは、哺乳瓶の代わり に使用します。熊本の某避難所では、住民の間でノロウィルスが流行しました。

避難所の衛生環境は十分でないことが多いので、煮沸や消毒が必要な哺乳瓶などは、あまり実用的ではありません。

日ごろ母乳が出るママでも、避難生活中はストレスで出が悪くなることが多いもの。その間粉ミルクをスプーンで与えつつ、ママの回復を待つのが賢明です。

また、どんな深刻な場面であっても、子どもの心をリラックスさせてあげるためにちょっとした遊び道具 は必要です。

周囲への迷惑になるようなうるさい物は論外ですが、絵本やトランプがあるだけで、親も子どもも強いストレスからちょっぴり解放されることもあるでしょう。

以上の物品を、最低でも3日分は防災バッグの中に用意しておきます。

その後の避難生活を生き抜くために必要な物品は、二次的に持ち出すものとして別途用意しておくといいでしょう。

【D】二次的に持ち出す基本セット

・さらに水&食料1週間分
・調理器具
・食器
・防寒具、下着
・寝袋

日ごろキャンプをされるご家族なら、キャンプ用品 が非常時におおいに役立つかもしれません。

通帳等の貴重品を最初の避難時に持ち出せなかった場合は、二次的防災グッズと一緒に持ち出すとよいでしょう。

●チェック(2)揺れが来た! 子連れで逃げるときの四原則を頭に入れて

●(i)頑丈なテーブル、カウンターの下に入る

まずは子どもをすぐにテーブルなどの下に逃がしましょう。

この後の流れを考えると、防災頭巾やヘルメットはテーブルの近く、または玄関に配置しておくのがベストです。揺れがおさまったら様子を見て次の行動に移ります。

最初に避難するとき、火の元がすぐ近くにあれば消すことも可能ですが、実際の震災では、

『大人でも立っていられないほどで、暖房の近くに行けるような状態ではなかった』
『子どもをテーブルに隠すことを優先すると、それどころではなかった』
『火事が起きなければラッキーという状態で、どうすることもできなかった』

という体験談が目立ちます。

日ごろからできる対策としては、古い暖房機は地震感知器やリモコンスイッチのあるものに買い替える、といったところでしょうか。

火事に関連していえば、電気が復旧するときに起きる“通電火災”の危険性も忘れてはなりません。

子どもを火災から守るために、家を離れる際にブレーカーを切ることも忘れないようにしましょう。

●(ii)ベビーカーはNG、抱っこひもを使用する。

揺れがおさまったのを確認したら、可能なかぎり火の元とブレーカーを切り、靴を履いて避難します。避難の際に、原則としてベビーカーは使用しません。

地震後の街にベビーカーで飛び出しても、がれき、人ごみ、段差でほとんど機能しないのが現実であり、実際に被災したママたちは口をそろえて「抱っこひもを使用」と言い切ります。

赤ちゃんはもちろん、歩ける子どもでも、逃げ遅れや迷子が心配な幼児は抱っこひもで連れて逃げます。

人間危機に直面すると信じられない力が出ると言いますが、子どもが3人以上いるママが「末っ子は抱っこ、下から2番目はおんぶで、歩ける子たちの手を引いて逃げた」なんていう話もザラにあったようです。

お古でも何でもよいので、予備の抱っこひもを捨てずに取っておくと避難する際に役立ちます。

抱っこのときもそうですが、とくにおんぶのときは子どもの頭がむき出しになるので、防災頭巾やヘルメットをつけてあげるようにしましょう。

●(iii)どんな場所でも、靴は履いたまま

避難所に指定されている施設や公園に逃げる際、また余震がおさまって一旦帰宅する際、室内と外を行ったり来たりする場面が多いかと思います。

大人はもちろん、子どもも靴を履いたまま過ごさせるのが原則です。

たとえ避難所についたとしても、二次災害などで移動を余儀なくされることもあるかもしれません。身を守るためには、親子ともども足裏のケガは致命傷です。

地震後の屋外には窓ガラスや壁材の破片などが飛び散っていることがおおく、万一ケガをしても十分な治療を受けられる保障はありません。裸足で逃げるのは危険と心得ましょう。

●(iv)はぐれた場合を想定して、子どもに持たせるもの

これは避難前の心がけになりますが、防災グッズの中に子ども用ミニリュックやウエストポーチのようなコンパクトなバッグ(抱っこ、おんぶに支障のない大きさのもの)を用意しておき、避難の際に子どもの身につけてあげます。

中には本人の情報カード(親の連絡先・アレルギー情報などを記入)、保険証などのコピーを入れておきます。

はぐれるというのは最悪の想定ですが、万一のときに子どもが問題なく保護してもらえるよう対策を打っておきましょう。

●チェック(3)今すぐ親子で、大真面目な避難訓練を

少し前まで、園や学校、企業での避難訓練も、どこか“お気楽”な気分で参加していた方も少なからず居たかもしれません。

しかし、ここ数年大きな震災が続き、どこで行われる避難訓練もさすがに真剣みを帯びたものに変わってきているのではないでしょうか。

当然、“自宅で被災した場合の避難訓練”は、親の責任で行います。

読者の皆様は、自宅付近の避難場所を把握していますか?

避難経路、防災グッズの置き場所や使い方はもちろん、いざというときの保護者以外の連絡先など、子どもの年齢に応じてしっかり指導しておきましょう。

●ライフラインが麻痺する前に……なるべく多くの“水”を確保

子連れ避難に限った話ではありませんが、被災経験者の方々のエピソードで印象に残ったのが

「被災したら、とにかく水をためてください!」

というアドバイスでした。

家屋が完全倒壊した場合は無理ですが、水道が止まってしまう前に、浴槽をはじめとするあらゆる容器に水をためておく。

これは防災グッズに入れてある飲料水とは別で、主にトイレで使用するのだそうです。

水道が止まってしまうと、トイレの水も当然使えなくなります。水洗トイレで一度に使用する水は、バケツ約2杯分。

不潔になりがちな避難生活では、各々が十分な水を確保しておくことが大切なのだそうです。

かくいう筆者も、親子での避難訓練はまだ行っていませんでした。これを機会に、すぐに行動に移すつもりです。

【参考文献】
・『被災ママ812人が作った子連れ防災手帖』つながる.com・著

●ライター/月極姫(フリーライター)
 
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