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2016年05月30日

保育園で実践している感染症の予防法!うがい・手洗いや除菌対策

提供元: cozreマガジン

子育てをする中でパパママが心配になるのが病気ではないでしょうか?まだ免疫力が弱く感染症にもかかりやすい子ども達。病気から子ども達を守ることは大人の重要な使命ですね。

保育園は年齢の違う子ども達が集団生活をする場でもあります。それは普段から感染症が広がるリスクを持つということ、だからこそ保育園では感染症予防に力を入れています。

今回は、うがい・手洗いや除菌グッズでの対策など保育現場で実際に行っている衛生環境の知恵をご紹介しようと思います!

【1】換気を生活の中に上手に取り入れ対策しよう

でかける時、掃除の時、子どもが他の部屋にいる時に換気をする習慣を作りましょう!

換気,感染症,予防, 感染症の予防には換気が効果的であることは皆さまご存知だと思います。

密閉された空間では私たちが外から持って帰って来た細菌やウイルスが繁殖しやすくなるため、綺麗な外の空気と交換することで感染症を防ぐのですね。

換気がとても大切ということは分かっていても思い立った時にするのでは、実際なかなか小まめにはできないのではないでしょうか?

事実、筆者も1年目の始めは換気を忘れてしまい、先輩先生が代わりにしてくれていたなんてこともありました。

保育現場ではクラスがあるので、生活の大半は同じ部屋の中で過ごすことになります。子どもがいる時には快適な室温を保つために空調を使っているので、換気は難しい部分があります。

保育園では早朝に全部屋の換気を行います。季節問わず朝の一番に全ての部屋の空気を入れ替えるのです。

とはいえ、開けっ放しでは夏や冬などは子どもが遊ぶのに快適な温度にならないので、早朝に受け入れる部屋から順に窓を閉めて空調を入れます。

そして日中には、少しでも子どもが部屋を離れる時に換気をするようにしていました。具体的には外に出る時に、1人の先生は子どもを見て、外の用意をする先生が最後に窓を開けるという形です。

また、部屋を掃除するときにも換気をします。なので朝に1回・日中1回・午後に1回の計3回は必ず換気が行われます。

その他に嘔吐があった時や、感染症が流行っている時期などは必要に応じて「空気きれいにしようね」と声をかけて子どもがいる中で換気をする場合もあります。

お家では掃除をする時、庭や違う部屋で遊ぶ時などに換気をするくせをつけることが大切だと思います。

もし、ママやパパが専業主フをされていたり、休日に1日家にいる時には朝10時から10分、お昼にも10分、夕方にも10分と時間を決めて換気を習慣づけるのも良いと思いますよ!

【2】除菌グッズを上手に使って対策しよう

子どもがいる家庭でも安全に使える除菌グッズなども売っています!

除菌スプレー,感染症,予防, 換気によって部屋の空気を綺麗にする習慣ができてきたら、除菌の徹底にも目を向けて欲しいなと思います。

まずは手洗いうがいを家族みんなが徹底することから始めたいですね。手洗いをお子さんも嫌がらずに習慣にできる方法を別記事にて触れているので、そちらも参考にしてみてくださいね。

ここで大切なのは家族みんなが徹底するということです。子どもだけがいくらきれいにしても、パパやママが適当にしてしまったら菌というのはどんどん広まってしまいます。

また、日頃からの努力にも限界があるので市販の除菌グッズを上手に利用するのも、感染症を予防するために効果的だと思います。

筆者の勤めていた保育園では定期的に「除菌グッズ」を頂いていたので各部屋に置き型の除菌ポットと除菌スプレーを備えており、換気のタイミングでスプレーも励行していました。

安全性について改めてこの記事を書く際に調べ直してみたのですが、ご家庭の様にお子さんが長い時間を過ごす部屋の場合には、使用にあたって注意が必要と感じました。

除菌スプレーや置き型の除菌グッズにはウィルスや細菌を死滅させる成分が確かに入っているのですが、その成分自体はやはり人間にも害がないわけではないようです。

もちろん、使っていて健康に害を及ぼすような商品を売ることはできないので、含有成分は人間に害があるほどの量よりもとても少ないです。

ですが、除菌グッズを使う際には過信しすぎず、衛生管理の補助として賢く使いましょう。除菌は毎日の掃除と手洗いうがい。そして補助として除菌グッズを使うことで安心を得るのも筆者は良いと思います。

【3】感染経路から考える予防法

効果的な感染症予防をする為に感染経路についてよく知りましょう!

うがいをする男の子,感染症,予防, 夏には水ぼうそうやプール熱、冬にはノロウイルスやインフルエンザが流行したりしますね。もはや1年間に決まったイベントの様に流行してしまいますが、できることなら感染症にならずに過ごしたいですよね。

そんな特定の感染症を未然に防ぐ工夫についてお教えします。まずは、それぞれの感染症の「感染経路」を把握することがとても大切になってきます。

感染経路とは、簡単に言うとウィルスが移動する手段だと思ってください。

・空気を通って息や咳から発散されたウイルス等が空気中を漂い感染する「空気感染」
・咳や唾などのウイルスを含んだ分泌液が体内に入り感染する「飛沫感染」
・食べ物や食器などを伝って感染する「経口感染」
・出血箇所やウミの出ている部分が触れることによる「接触感染」

これらが主な感染症の感染経路になります。その他として胎内の赤ちゃんに感染する「母子感染」というケースもあります。

極端な話になりますが「とびひ」はウイルスが増殖した膿が他の人に触れる「接触感染」によって広まりますが、この時に移らないようにと「空気感染」の予防策であるマスクをつけても効果はありません。

このように予防したい感染症がどの感染経路で拡大していくのかを把握しなければ効果的な予防にはならないのです。ここでは各感染経路における予防の知識を紹介します。

空気感染・飛沫感の予防法

感染した人の咳や唾などを介して、直接・空気を伝ってウイルス感染を起こすものなので、こまめな手洗いとうがいが重要な予防法となります。

よく感染症予防にマスクを着用することを聞きますが、マスクは感染を防ぐのではなく広めないことに大きな効果があるとされています。

接触感染の予防法

感染をした人の傷口や感染部位からウイルスが伝わる接触感染を予防するには、感染をした人と物理的に距離を置くことが必要になります。

また、タオルや枕など共有している場合もそれらを通じて感染が広まることがあります。

家庭でとびひ等の接触感染を起こす感染症がでた場合には、治療が終わるまではタオルを別にしたり、寝具を少し離すなどの措置が必要になります。

この時にいつもと違うことに子どもは敏感に反応し、拒否されたりするので完治までの短い間であることを説明したり、気持ちのケアをしてあげることが必要だと思います。

経口感染の予防法

ウイルスによって汚染された食物などを口にしてしまうことで感染する為、調理の際に特に注意が必要になります。

食中毒等は菌を持っていた食材をしっかりと加熱していなかったりして、菌が生きたまま体に入ることで症状を引き起こすのです。

主な感染症であるノロウイルスやロタウイルスはしばしば嘔吐や下痢などの症状があり、処理をする時に処理や消毒が不十分であると嘔吐物などが乾いた時に菌が飛散することもあります。

これらの感染症になってしまったときには医師の指示をよく聞き、しっかりと汚染物の処理ができるようにしましょう。

【4】感染症が流行ってからでは手遅れ!?

症状が出るまでの潜伏期間に感染症はすでに広がっているのです。

手を洗う子ども,感染症,予防, 感染症と聞くと流行する季節になってから予防を始めるという方が多いと思います。中には周りでインフルエンザ等が流行るようになってから対策を始める、なんていう方も少なくはないのではないでしょうか?

実は感染症はその病気にかかってから症状が出るまでの「潜伏期間」というものがあるのです。この時には熱や鼻水などの症状は見られないのですが、体内ではウイルスが繁殖して周りに感染拡大をしています。

ということは誰かが熱を出したり病院にかかって「インフルエンザですね」と診断されてから予防を始めたとしても、すでに予防を始めた時にはあなたの体内にウイルスが侵入してしまっているのです。

では結論として予防はいつからしたらいいのかというと、「感染症予防を習慣にしていつでも予防」をすることがとても大切なのです。

なので、保育園では流行性の感染症が見られる時期に特別に何かをするということは基本的にありません。

しっかりと日々の生活の中から手洗い、うがいを習慣にして、清潔な環境を保つ。これを続けることが最も効果的な感染症予防になるのではないかなと思っています。

そうした普段からの予防に勤めながら、流行しやすい時期には換気の徹底や、検温を頻繁にする、疑わしい場合には保護者に伝えて病院での検査を促すことも保育士が行う感染症予防だと思います。

例外として、接触感染を起こす病気の場合にはお昼寝の時間に布団を離したり、とびひの時にはプールを見学してもらったりという措置を取ります。

まとめ

今回は保育園で日頃から行っている感染症予防について詳しく書いてみました。個々の感染症については専門家の意見を参考にしてしっかりとした対策・治療をするようにしてください。

家庭や保育施設での予防として筆者が一番大切だと思うのは何も特別なものではなく「普段からの手洗いうがいの励行と、清潔な環境を保つ」ということに尽きるのかと思います。

感染症はどれだけ気をつけていても絶対にかからないものではありません。だからといって諦めてしまうのではなく、できる限りの対策をしながら、しっかりとした知識もつけて予防と治療をしていきしょう。
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