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2016年06月04日

赤ちゃんの鼻づまりの原因と対策|母乳の飲ませ方や受診の目安も

提供元: cozreマガジン

赤ちゃんの鼻は本当に小さくてかわいいですね。その鼻がつまってしまうと、対応に困ってしまうママも多いと思います。

赤ちゃんが鼻づまりのため、苦しそうに母乳やミルクを飲んでいる姿は、ママとしても心が痛みますよね。今回は、赤ちゃんに多い症状の鼻づまりの原因とその対策、病院への受診の目安についてご紹介させていただきます。

赤ちゃんの鼻づまりの原因は?

風邪

赤ちゃん,赤ちゃん,鼻づまり,対策 赤ちゃんの鼻づまりの原因で一般的なのが、風邪による鼻づまりです。鼻水、鼻づまり、くしゃみの症状に加え、熱が出ることもあります。よく言われる鼻風邪は、体に入った風邪の原因となるウイルスを体から追い出すために起きます。

サラサラな鼻水が大量に出ることで、鼻の粘膜が炎症を起こし腫れ、鼻の中が狭くなり鼻水がつまってしまいます。鼻風邪が悪化すると、鼻水が粘性のものに変化して、さらに鼻づまりを悪化させることになります。

副鼻腔炎

ティッシュ,赤ちゃん,鼻づまり,対策 副鼻腔炎は、膿のような臭いのきつい鼻水、鼻づまり、鼻周りの顔の痛み、頭痛、微熱程度の発熱を起こす病気です。

鼻は、鼻腔と副鼻腔とが小さな穴でつながっています。風邪をひいた時などに、鼻の中に増えた細菌が副鼻腔に入り込み、副鼻腔で炎症を起こし、副鼻腔に膿がたまります。

副鼻腔は、上顎洞(じょうがくどう)、篩骨洞(しこつどう)、前頭洞(ぜんとうどう)、蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)があり、どこの場所が炎症するかによって、痛みの場所が違ってきます。

副鼻腔炎による鼻症状は、片側だけに起こるのが特徴です。重症化すると、炎症が眼や脳にまで広がり、視力低下や脳障害を起こすことがあります。

アレルギー性鼻炎

スギ花粉,赤ちゃん,鼻づまり,対策 アレルギー性鼻炎は、アレルギー物質を吸い込むと、鼻水、鼻づまり、鼻のかゆみ、くしゃみなどの症状が現われる病気です。

アレルギー物質は個人によって違いますが、ハウスダストや動物の毛などが多いようです。最近子どもにも増えてきている花粉症も、アレルギー性鼻炎に入ります。

アレルギーとなる物質を吸い込むと、鼻の粘膜にある抗体とくっつき、アレルギー反応を引き起こしてしまいます。

アレルギー物質が、スギやヒノキのように一時期にしかないものならその季節だけで済みますが、ハウスダストのように季節に関係ないものだと通年等して鼻症状に悩まされるのが特徴です。

気温差

温度計,赤ちゃん,鼻づまり,対策 気温差が激しい時に、サラサラの鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状が出ることがあります。あまり聞きなれない病名ですが「血管運動性鼻炎」と言います。

血管運動性鼻炎は、アレルギー性物質がないのに、アレルギー性鼻炎のような症状が起きる病気です。季節の変わり目のように気温差が激しい時、暑い場所から寒い場所へと移った時、ラーメンなどの熱い食べ物を食べた時などに起こりやすいのが特徴です。

血管運動性鼻炎になる原因はまだ解明されていませんが、自律神経の乱れが影響しているのではないかと言われています。

赤ちゃんの鼻の粘膜の構造

大人よりも鼻づまりになりやすい構造の赤ちゃんの鼻

赤ちゃんの鼻,赤ちゃん,鼻づまり,対策 赤ちゃんの鼻は見た目通り、小さな鼻、小さな鼻の穴、狭い鼻腔なので、必然的に鼻水がつまりやすくなってしまいます。

鼻は小さいのに大人と同じくらいの量の鼻水が出るので、鼻の粘膜も炎症を起こしやすくなり、鼻の中が腫れ、ますます鼻腔が狭くなることになります。

赤ちゃんは気温差や乾燥に弱いので、鼻水が出やすく固まりやすいのも影響しています。また、赤ちゃんは寝ている時間が長く、鼻が水平になっているので、鼻水が出にくい状態にあります。

赤ちゃんは、鼻腔と副鼻腔の位置が大人より近いので、副鼻腔炎になりやすいという特徴もあります。また、鼻から耳の距離も近く、位置が水平になっていることから、鼻づまりから中耳炎になりやすいので、注意が必要です。

赤ちゃんの鼻づまり解消方法

日中編

加湿器,赤ちゃん,鼻づまり,対策 鼻水の原因となるアレルギー物質がある場合には、それを除去するようにしましょう。部屋を清潔に保ち、空気清浄器を使用するのもおすすめです。

赤ちゃんは乾燥に弱いので、加湿器などを使用して、室内の湿度を50~60%に保つようにすると、鼻水がかたまりにくくなり、鼻づまりを軽減してくれます。

外出時に乾燥のひどい場所に長時間滞在する時には、市販の携帯用加湿器や濡れたタオルで代用するといいでしょう。

気温差も鼻づまりの原因になるので、外出時など気温差の激しい時には、タオルケットやマフラーなどで気温差ができるだけ少なくなるようにしてあげてくださいね。

夜間編

お風呂に入る赤ちゃん,赤ちゃん,鼻づまり,対策 眠っている時にも、加湿器が活躍してくれます。加湿器は、鼻づまりを解消してくれるだけでなく、ウイルスの感染予防にもなるので、常備しておくと良いでしょう。

最近では電気を使わないエコで経済的な加湿器も数多くありますよ。また、体や鼻の周りが温まることで鼻の通りが良くなるので、お風呂に入るのもおすすめです。

しかし、鼻づまりの原因が風邪のこともあるので、長湯は禁物です。赤ちゃんの状態に合わせて入浴してくださいね。

赤ちゃんの状態が悪く入浴を控えた方がいい場合には、温めたタオルを鼻の上に当てて温めるだけでも違いますよ。寝る時には、枕やタオルを頭の下に敷いて、頭の位置を高くすると、鼻水が出やすくなります。

病院へ行く目安は?

赤ちゃんの状態を良く観察してから決めよう

赤ちゃん,赤ちゃん,鼻づまり,対策 赤ちゃんは鼻水を出すのが多いこともあり、どのタイミングで病院を受診するのか迷うところですね。

鼻症状以外に、発熱、下痢、咳、痰がからむなどの症状がある場合には必ず受診するようにしてください。中耳炎と副鼻腔炎は再発しやすい病気なので、過去にかかったことのある赤ちゃんは受診をおすすめします。

鼻症状だけでも、鼻づまりがひどくて母乳やミルクを飲めない。苦しがって睡眠がとれにくい。自宅で鼻づまりのケアができない。

鼻水が大量に出る状態が数日続いており、治る兆候が見れれない場合には受診することをおすすめします。

普段より機嫌が良くない、ずっと泣いているなどの状態が見られる時にも受診するようにしましょう。かかりつけの小児科や耳鼻科を日ごろからつくっておくと、いざという時に焦らなくて済みますよ。

母乳やミルクは普通に与えても平気?

いつもより時間をかけてゆっくりと飲ませる

ミルクを飲む赤ちゃん,赤ちゃん,鼻づまり,対策 鼻がつまっていると、どうしても母乳やミルクを飲みにくくなります。母乳やミルクをあげる前に、ママが鼻水を吸い取ってからあげるとよいでしょう。

鼻がつまっていることによって、むせやすくなっているので、いつもより時間をかけてゆっくり飲ませるようにしてください。

赤ちゃんの様子を確認しながら、赤ちゃんのペースであげてくださいね。それでも母乳やミルクを飲めない時には、病院を受診するようにしてください。

赤ちゃんの鼻の日頃のお手入れ

ママパパが鼻水や鼻くそを取り除いてあげよう

ベビー綿棒,赤ちゃん,鼻づまり,対策 記述してきましたように、鼻水や鼻くそは、赤ちゃんにとっても不快なものですね。そんな時はママパパが取り除いてあげることもできます。薬局やインターネットで、鼻水を吸い取る器具が販売されています。

色んな種類があるので、使いやすいものを探してみてください。器具がなくても、鼻水を吸い取ることができます。

ママパパが赤ちゃんの鼻に口を当てて、吸い取ってあげることもできますよ。綿棒で鼻水を吸い取ったり、鼻くそを取り除いたりしてあげるのも効果的です。

綿棒はしっかりと固定して、奥に入れ過ぎないよう注意しましょう。奥にある鼻くそが気になるとは思いますが、綿棒で取るのは危険です。自然に出るのを待つか、耳鼻科を受診するようにしてください。

母乳が点鼻として使用できる

母乳育児をしているご家庭では、母乳を点鼻薬として代用することができます。

新鮮な母乳を赤ちゃんの鼻の中に1滴たらすことで、鼻水がやわらかくなりとれやすくなります。母乳は入れすぎないように注意してくださいね。

鼻に入れるのが怖い場合には、母乳をひたした綿棒で、鼻水を取るだけでも効果がありますよ。

お鼻の皮膚のケアも忘れずに

赤ちゃんの肌,赤ちゃん,鼻づまり,対策 鼻水によって、赤ちゃんの鼻や鼻の周りが炎症を起こしてしまうことがあります。鼻水を拭いたりすることでも、皮膚が刺激を受けて真っ赤になったり、ガサガサに乾燥したりししてまうことがあります。

赤ちゃんのお肌はとってもデリケートなので、ダメージを受けている場合には、保湿剤などをしっかり塗ってケアしてあげてくださいね。

日ごろから心がけたいこと

できるだけ鼻づまりにならないよう、日ごろから注意することが大切です。第一に風邪をひかないよう、健康維持に努めるようにしましょう。部屋を清潔にして、ハウスダストなどの刺激物質を赤ちゃんのそばに寄せないようにしたいですね。

また、加湿器や空気清浄機などで湿度を調節、空気をきれいにすることで、乾燥とウイルスから守ってあげるのも大切です。ママパパ、家族で協力して赤ちゃんの健康を保ってあげてくださいね。
耳鼻科医が答える~赤ちゃんの自宅でできる鼻づまりケア

まとめ

赤ちゃんの鼻づまりについてご紹介させていただきました。赤ちゃんだけでなく、幼児も鼻づまりになりやすいので、鼻づまりの対策や日ごろのケアなど覚えておくと役立つと思います。

赤ちゃんが毎日を快適にすごせるように、お世話してあげてくださいね。
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