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2016年08月21日

子どもの視力低下と異常 近視、遠視、乱視、弱視、斜視

提供元: cozreマガジン

多くの大人がメガネやコンタクトを使用している現在、子どもの視力低下も心配になってきますね。最近では、メガネをかけている子どもも増えてきています。

子どもの視力の異常にすぐに対応できるよう、子どもの見え方と、視力異常、その治療法についてご説明させていただきます。お子さんの目の健康にも気を付けてあげたいですね。

子どもの見え方

3歳でやっと1.0になる

赤ちゃんママ,視力,低下, 生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ眼が発達していないため、視力は0.1以下。20センチくらい先をぼんやりと見ることしかできず、焦点もうまく合わせられません。

3~4ヶ月ごろになると、視力も少し発達し、1メートル先のものがなんとなく見えるように。1歳で0.6まで視力が伸び、3歳では1.0まで上がります。

赤ちゃんは色の識別がまだはっきりできないので、原色の方が見やすい傾向にあります。景色などははっきり見えないけれど、人物の顔なら認識するなどの特徴もあります。物を見ることで、子どもの眼の機能は発達していきます。

子どもの近視

近視とは?

女の子めがね,視力,低下, 日本人の約6割が近視だと言われている現在、子どもの視力も気になりますね。近視は、視力が低下して、主に遠くのものが見えにくくなる病気です。

子どもが、テレビを見る時に目を細めていたり、何度注意してもテレビに近づいたりしてしまうなどの行動から、近視の始まりに気づくこともあります。

小学校に入ると、学校の視力検査や、黒板が見えにくいなどから気づくことが多くなります。初めは軽度の近視ですが、成長とともに進行し、中等度の近視になることが多いですが、20歳過ぎには進行がおさまるようです。

近視の原因には、いろんな要因が考えられます。遺伝もその一つで、両親の片方が近視だと、子どもも近視になる確率が上がるようです。また、パソコンやテレビで眼を酷使することが多いなどの環境的なものも影響します。

治療方法

まずは、近視の進行をとめるように生活習慣を改善することが大切です。ゲームなどで目を酷使しないこと、暗い所で目を使わないようにするなどを習慣づけるようにしましょう。

近視で生活に支障がある場合、眼鏡をかけて視力を矯正します。視力が0.3くらいになった時や、黒板が見えにくくなった時に眼鏡をかけ始めることが多いようですが、個人差があります。

子どもの遠視

遠視とは?

視力検査,視力,低下, 遠視は、眼のピントを合わせる機能がうまく発達していないことで起こる、屈折異常です。遠視だと焦点を合わせるのに努力が必要になるため、眼が疲れやすかったり、集中しづらくなたり、などの症状がでてきます。

遠視は生まれつきなので、子どもにとってはその状態があたりまえとなっていて、遠視に気づくことはありません。また、遠視であってもある程度視力があれば、物が見えるので気づきにくくなります。

写真を撮るときにいつも目線があっていない、ピントを合わせるゲームが苦手などから気付くこともあります。

入学時検診などの視力検査で指摘されることもあります。遠視だと内斜視になることがあるので、黒目の位置が内側に寄っていることで気づくこともあります。原因ははっきりと解明されていませんが、遺伝的な要因もあるようです。

治療方法

遠視であっても、視力があり生活に支障がない場合には、特に治療しない場合があります。物が見えにく場合には、矯正用の眼鏡をかけることになります。

左右で視力の差がある場合には、視力が良い方の眼に眼帯などをして見えないようにして、視力の悪い方の眼を使うようにし、眼の調節機能を発達させることもあります。

中には、成長とともに遠視が減少して、眼鏡なしで生活できるようになることもあるようですが、まれなことのようです。

子どもの乱視

乱視とは?

目の構造,視力,低下, 乱視は、一点に像を合わすことのできない病気です。角膜、水晶体が歪んでいるせいで乱視となっているけれど、円柱レンズで補うことによって乱視が矯正できているものを「正乱視」、円柱レンズでも矯正できないものを「不正乱視」といいます。

乱視があると、物がぼやけて見えたり、ピントが合わなかったり、片目で見た時に物が2重3重になって見えるなどの症状がでることがあります。また、乱視があることで、視力が低下したり、弱視になることがあります。

治療方法

角膜がゆがんでいるためにおこる乱視では、ハードコンタクトレンズでの矯正が最適とされています。しかし子どもがコンタクトレンズを扱うのは難しいため、眼鏡での矯正となることが多いです。

水晶体がゆがんでいるためにおこる乱視は、コンタクトレンズで矯正することができないので、眼鏡で矯正することになります。

最近では、レーシックが効果的だという意見もありますが、リスクも高いため子どもにはおすすめしません。

子どもの弱視

弱視とは?

男の子眼鏡新聞,視力,低下, 弱視は、視覚中枢の発達が不十分で、視力が出にくくなる病気です。遠視や近視と違い、眼鏡で矯正しても視力がよくなるわけではないことが特徴です。

弱視には、斜視が原因の「斜視弱視」、白内障や眼瞼下垂など何らかの影響で視覚が奪われた状態が原因の「形態覚遮断弱視」、強度の遠視、乱視が原因の「屈折性弱視」、左右の視力に大きな差があり、良い方の眼ばかりを使うことにより、もう片方の目が弱視になってしまう「不同視弱視」があります。

治療方法

弱視の治療で大切なことは、できるだけ早期から治療を始めることです。視機能の感受性がより高い時に治療をすれば、より効果が得られます。

もっとも感受性が高い時期は、生後3ヶ月~1歳まで。その後は少しずつ低下していき、8歳くらいで感受性はほぼ失われてしまいます。

治療方法は、乱視や遠視を矯正する眼鏡をかけ、ピントを合わせるよう訓練し、視力が回復するようにします。

片方のみ視力が低い場合には、良い方の眼で見ないように眼帯などのカバーをして、視力の低い方の眼を使うようにし、徐々に視力を回復します。

子どもの斜視

斜視とは?

赤ちゃん笑顔,視力,低下, 斜視は眼球の位置がずれている状態を言います。黒目の方向がずれているため、見た目で気づくことが多いようです。また、赤ちゃんの時には目立たなかったけれど、成長とともに目立ってきて気づくことも。

片目だけずれている「恒常性斜視」は、眼の奥で像を結ぶことが出来ず、弱視となってしまいます。両目ともずれることのある「交代制斜視」は、斜視の状態が左右で切り替わるので、左右とも均等に視力は発達しますが、両視力とも悪くなります。

斜視には、生後6ヶ月以内に発見される「乳児内斜視」、小児の外斜視で一番多い、斜視の時と斜視じゃない時がある「間欠性外斜視」、2歳以降になることが多く、遠視が原因でおこる「調節性内斜視」などがあります。

治療方法

乳児内斜視は、早期に手術することで症状を改善し、視力を取り戻すことが出来ます。間欠性外斜視は、見た目が目立つようであれば、小学校入学前に手術することが多いようです。

斜視の状態が短い場合には、影響は少ないので、視力に問題がなければ治療をしないこともあります。調節性内斜視は、遠視が原因となっているので、遠視を治療することで改善が期待できます。

斜視があると、弱視になってしまうことがあるので、早期の治療が大切になります。子どもは眼鏡をかけるのを嫌がることがありますが、子どもに眼鏡の大切さを説明し、必ずかけるようにしましょう。

まとめ

子どもの視力についてご紹介させていただきました。大人でも視力矯正している人が多いので、眼の大切さを痛感している方も多いと思います。

子どもの視力の異常については、早期発見早期治療が大切になります。子どもの眼の感受性が高い8歳までに治療をできるといいですね。子どもの日頃の様子に注意し、眼科検診を積極的に受けるようにしてくださいね。
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