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2016年09月12日

妊娠後期の吐き気|原因や対処法は?空腹時や食後に起こりがち?

提供元: cozreマガジン

妊娠初期のつわりがおさまると、比較的安定した時期を迎えます。しかし、妊娠後期になり、お腹が大きくなってくると、つわりのときのような吐き気を感じるようになってきます。

妊娠初期のつわりでは吐き気がなかったという人も、妊娠後期になると吐き気を感じることも。特に空腹時や食後に、吐き気を感じる人が多いようです。また、妊娠後期は大きくなったお腹に胃腸が圧迫されて、下痢や便秘を起こしやすくもなります。

今回は妊娠後期の吐き気について、原因や対処法などを詳しく解説します。

妊娠後期の吐き気はどんな症状?

吐き気は、後期つわりの症状の1つ

聴診器の写真,妊娠,後期,吐き気 妊娠8ヶ月頃から臨月にかけて、吐き気を感じることがあります。早ければ妊娠7ヶ月頃から始まることも。吐き気だけではおさまらず、実際に吐き戻してしまうこともあります。

これは後期つわりの症状の1つです。吐き気の他にも、胃もたれ・むかつき・胃痛・げっぷ・胸焼けといった症状が出ることがあります。さらに、動悸・めまい・お腹の張り・腰痛・便秘・下痢などがあらわれることもあります。
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妊娠後期の吐き気の原因は?

ホルモンバランスの変化

グラフの写真,妊娠,後期,吐き気 妊娠後期になると、ホルモンバランスが変化していきます。プロゲステロンというホルモンの分泌量は、妊娠8ヶ月~9ヶ月にピークを迎えたあと、出産前に減少していきます。これに対し、エストロゲンというホルモンの分泌量は、出産前まで増え続けます。

こうしたホルモンバランスの変化は、赤ちゃんの成長に欠かせないものですが、ママが吐き気を催す原因にもなります。プロゲステロンには消化器官の筋肉を緩める働きがあるため、胃液が逆流しやすくなり、吐き気を感じてしまうのです。

また、胃の消化機能が低下して消化に時間がかかるようになるので、胃酸が増えます。これによっても逆流しやすくなり、吐き気を催すようになるのです。

子宮が大きくなることによる圧迫

妊婦のお腹,妊娠,後期,吐き気 赤ちゃんが成長するにしたがって子宮は大きくなり、胃を圧迫するようになります。これによっても、胃もたれや吐き気を感じるようになります。また、胃が持ち上げられると胃液が逆流しやすくなるので、胸焼けを感じたり、吐き戻してしまったりするのです。

もちろん、胃の他にもさまざまな内臓が圧迫されます。肺が圧迫されることで動悸や息切れが起こりやすくなりますし、腸が圧迫されることで便秘や下痢になりやすくなります。

妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)

妊娠後期になると、妊娠高血圧症候群も心配になります。妊娠高血圧症候群では、高血圧や尿タンパクといった症状が出ますが、症状が悪化すると吐き気を感じることがあります。

妊娠高血圧症候群になると、赤ちゃんの発育に影響が出ることがあります。重症化するとママ、赤ちゃんともに危険な状態に陥ることもあるので、注意が必要です。

妊娠高血圧症候群であれば妊婦健診のときに診断でわかることが多いですが、1~2日の間に発症して急激に悪化することもあります。

妊娠高血圧症候群と診断されていなくても、頭痛や胃痛、めまいや立ちくらみ、ひどいむくみ(朝起きた時にすねを押してみましょう。へこみがなかなか戻らない場合は要注意です)、けいれんといった症状があらわれたときは、次の健診を待たずに受診するようにしましょう。
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緊張によるもの

リラックスのイメージ,妊娠,後期,吐き気 出産が近づいてくると吐き気はおさまってくることが多いのですが、出産予定日近くになっても吐き気がある方もいます。その場合、出産に対する緊張や不安、ストレスが原因となっているのかもしれません。

不安やストレスによって自律神経が乱れると、吐き気を感じることがあります。また、ストレスにより高血圧になり、前述の妊娠高血圧症候群につながることもあります。

難しいかもしれませんが、なるべくストレスをためない生活を心がけ、リラックスして過ごしましょう。

妊娠後期の吐き気の対処法

食事を見直しましょう

お皿の写真,妊娠,後期,吐き気 胃腸の働きが低下しているので、なるべく胃腸に負担をかけないような食事のとり方をしましょう。1度にたくさん食べると胃酸もたくさん出てしまいますので、少しずつ回数を分けて食べるようにしましょう。

また、食欲がなくても、食事を抜いてしまうのはおすすめできません。食事を抜くと、胃酸が出すぎたり、胃酸の刺激を受けやすくなったりします。食べられるようでしたら、何か口にするようにしましょう。

消化の良いものをよく噛んで、時間をかけて食べましょう。しっかり消化するために、寝る2~3時間前までに食事を済ませるようにしましょう。

おすすめの食べ物、控えるべき食べ物

ミルクの写真,妊娠,後期,吐き気 キャベツや卵には、胃の粘膜を修復し胃酸を抑える働きがあるので、おすすめです。また、大根や山芋は消化を助ける効果が期待できます。食道や胃の痛みを和らげるには、ホットミルクやヨーグルトも良いでしょう、

一方、控えた方が良いのは脂肪分や糖分が多いもの、カフェインや辛いものなどの刺激物、酸味の強い物です。これらは胃酸を増やしてしまいます。

また炭酸飲料は、お腹の中で炭酸ガスが膨らむので、控えた方が良いでしょう。口の中をさっぱりさせたいときは、ガムを噛んだり、ミントを浮かべたお水を飲んだりしてはいかがでしょうか。

食事中に水分をとりすぎると胃液が薄まり、消化が悪くなってしまいます。水分摂取量に注意しましょう。

姿勢や服装に注意

お腹を圧迫すると、症状がさらにひどくなってしまいます。猫背にならないように気をつけましょう。長時間屈んだりするのも良くありませんので、注意が必要です。

また、胃液が逆流しやすい状態ですので、食事を終えてから30分くらいは横にならないようにしましょう。寝るときも、クッションなどを身体の下に入れ、上体を少し高くして寝ると良いでしょう。

その際は右半身が下になるようにすると消化しやすくなり、胃痛が和らぐと言われています。お試しください。

妊娠後期は恥骨痛があらわれる時期なので、骨盤ベルトを使用しているママもいると思います。しかし、骨盤ベルトを使用すると、場合によっては吐き気がひどくなることがあります。

骨盤ベルトを使用する際には、助産師さんなどに骨盤ベルトの正しいつけ方を指導してもらいましょう。それでも吐き気がひどくなるようでしたら、しばらく使用を中止してください。

お腹を締めつけるような服装は控えた方が良いです。なるべく楽な服装で過ごしましょうね。
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こんなときは病院へ

水の写真,妊娠,後期,吐き気 ・激しい下痢症状があるとき
水のような便が何度も出るような場合は、細菌やウイルスによる胃腸炎かもしれません。胃腸炎そのものは赤ちゃんに影響を与えるものではありませんが、下痢が続いて脱水症状になると危険です。激しい嘔吐もみられる場合は、吐き気が落ち着いた時点で病院を受診しましょう。

ただし、胃腸炎の場合は周囲への感染も心配です。赤ちゃんや妊婦さんにうつさないように産婦人科は避け、内科や消化器科などを受診するようにしましょう。

・食事がとれないとき
吐き気や嘔吐で食事がとれなくなったら病院へ行きましょう。さらに重症化すると、水分も受け付けなくなります。尿が少なくなる、口が渇く、激しい頭痛がする、といった症状があらわれると、脱水症状になっている可能性があります。

脱水症状になるとママも赤ちゃんも危険な状態になることがあるので、そうなる前に受診しましょう。

吐き気への対処

木々の写真,妊娠,後期,吐き気 吐き気におさまらず、実際に吐き戻すこともあります。しかし、お腹が大きい時期なので、急いでトイレまで移動するのは危険です。

いつ吐き気がきても大丈夫なように、エチケット袋を持ち歩くことをおすすめします。また、吐き気を感じたときは新鮮な空気を吸い、吐き気がおさまるまで身体を休めましょう。

妊娠後期の吐き気に関する体験談

食後と就寝時に胸焼けがありました

akanexさんからの体験談:
つわりの時期も胸焼けはありましたが、妊娠後期の30週に入ってからが特にひどかったです。動いているときは平気なことが多く、決まって食事の後と就寝時に胸焼けがありました。

じわーっと胃液が上に上がってくる感じがして苦しく、また、のどが酸っぱく感じられて気分が悪くなり、眠れないことも多々ありました。

胸焼けは赤ちゃんが産まれるまで続きました。大きくなったお腹に胃が圧迫されて胸焼けを起こしていたので、食事を数回に分けてとるようにして1回の食事の量を減らしたり、胸焼けがひどくなる就寝前に食事をしなくて済むように食事の時間を早めたりしました。

少量ずつ、数回に分けて食事をとるようにしました

おと248さんからの体験談:
妊娠34週頃から産むまで胸焼けが続きました。それまで何ともなかったのですがいきなり胸焼けが起こるようになりました。妊娠中だったため薬は飲みませんでした。

私の場合は食べ過ぎると胸焼けが起こる確率が高かったので、少量ずつ数回に分けて食べるようにしていました。小分けに食べていたら大分ましになり、胸焼けはあまり起こらなくなりました。

まとめ

吐き気があるのは辛いものですよね。しかし、赤ちゃんが大きくなって出産のときが近くなってきたしるしでもあります。

赤ちゃんに会えるのを楽しみに、工夫をしながら乗り切っていきたいものですね。
(文書作成:米奉行)
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