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2016年05月30日

「今すぐ救急外来を受診すべき?」そんな時はチャットやテレビ電話で小児科医に相談できる「小児科オンライン」

提供元: ママスタセレクト

「さっきまで元気に遊んでいたのに突然吐いた」という子どもの急な体調不良から、「うちの子、ほかの子に比べてちょっと発達がゆっくりみたい」という育児の悩みまで、育児中のママは心配事がつきません。そんな時に利用したいのがLINEなどを使って小児科医に直接相談できるサイト「小児科オンライン」。日中は小児科医として働きながら、18時から22時まで「小児科オンライン」でママたちの相談を受ける代表の橋本直也先生にこのサービスについてのお話をお伺いしました。

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――2016年2月中旬にスタートした「小児科オンライン」はチャットやテレビ電話を使って1回15分、小児科医の先生に質問できるというサービスですが、利用されたママたちの反応はいかがでしたか?
橋本:とても好評でした。熱が38.5度あるけど解熱剤を使ったほうがいいのか、無理に下げないほうがいいのか、乳児湿疹の相談は皮膚科に行くか小児科でいいのか、今少し熱が出ているけどどんな症状になったら救急外来に行くべきかという病気への対処法から、離乳食を食べてくれない、アレルギーがあるけどどんなものを食べさせたらいいのかなど育児に対する悩みなど、いろいろご質問をいただきました。
ほかにも「今すぐ救急外来に行くべきか」という問い合わせなどが全体の3割にあたる30件ほどありました。相談を受けた結果、そのうち27件は救急外来に行かなくても大丈夫という判断でした。

■救急外来を受診する7割~8割は、実は軽症⁉


――以前、『ママスタセレクト』で取材させていただいた時、「救急外来を受診する子どもの7割~8割は、医師側からすると軽症ということがある」というお話をされていましたが、「小児科オンライン」にアクセスして、テレビ電話を通して直接先生に子どもの様子を見てもらったり、朝まで待ってかりつけの小児科を受診すればいいとわかったから、受診しなくてよくなったのかもしれませんね。
橋本:そうですね。お母さんもある程度言葉が話せるお子さんだったら自分でも判断しやすいと思いますが、言葉を話せないわが子が真っ赤な顔をして熱を出している姿を見たら不安になり、救急外来を受診したほうがいいんじゃないかと迷われるのは親としては当然のことです。とくに初めてのお子さんの場合は、お母さんたちも一番不安を感じやすい時期だと思います。
――たしかに一番初めの子はわからないことだらけで、吐いた、熱を出した、離乳食を食べないと、いろいろ不安に思いますね。そんな時「小児科オンライン」なら、自宅にいながらLINEなどのチャットで質問できるのはいいですね。

■1回の相談につき15分相談できるから不安も解消


――私も何度か利用させていただきましたが、1回の相談で15分と枠が決まっているので相談しやすいです。病院が混んでいる時、聞きたいことが3つあってもそのうち1個しか聞けないなんてこともありますが、「小児科オンライン」では1回の相談につき15分という枠が決まっているため、15分あれば聞きたいことがしっかりと聞けました。また、橋本先生がわかりやすい言葉を選んで丁寧に説明してくれるので、子どもの気になる症状についてもよくわかり、助かりました。
橋本:そういっていただけると嬉しいです。利用された方の中には「初めて小児科医と15分話しました!」という方もいました(笑)。クリニックの先生も1日100人来る患者さんを相手にもし1人15分かけていたら、今度は患者さんをお待たせしすぎてしまうから、難しいところですね。そういった意味でも、「小児科オンライン」と、クリニックの小児科医をうまく使っていただければと思います。
相談は、チャット以外にもテレビ電話も利用できるので、咳が出て呼吸が苦しそうという時はテレビ電話を利用するのもいいですね。チャットにするかテレビ電話にするか、普通の電話にするか、お母さんたちはうまく使い分けているなと思います。
「小児科オンライン」を利用された方から、「不安がやわらいだ」、「病院に行くとインフルエンザが移りそうで心配だったけど、小児科に連れて行くことなくすんだ」という声が聞けたとき、このサービスを立ち上げてよかったな、お母さんたちの役に立てているなととても嬉しく思いました。

■対面では恥ずかしい「男の子の体の疑問」もオンラインなら質問しやすい


――「小児科オンライン」を利用された方の体験レポートは、これまで『ママスタセレクト』でも何度かご紹介させていただいています。4回目の体験レポート、「息子の袋に玉がない⁉」のように、直接聞きづらいことをチャットなどで聞けるというのはオンラインのよさですね。
橋本:やはり腰回りのことは男女違いますので、わからなくて心配になりますよね。面と向かって医師に聞きにくい内容でも、LINEなどで気軽に相談できるのはオンラインならではの良さだと思います。

■出産祝いギフトとして「小児科オンライン」の利用券をプレゼント


――今後の展開について教えてください。
橋本:今後は子育て世代が多い企業さんに福利厚生として導入していただくとか、自治体にアプローチして日本に住んでいる人は全員無料で利用できるようにしたいなと思っています。それは大きな将来像で、今はそれを実現させるために実績をつむ時期だと考えています。
また新たな取り組みとして、赤ちゃんが生まれた方への出産祝いギフトとして、「小児科オンライン」の1年分の利用券を送ってもらうということをスタートする予定です。このサービスを通して、友達のお子さんに対して「赤ちゃんを守りたい」という気持ちをプレゼントしていただけたらと思います。
――出産祝いギフトとして贈ったら、とても喜ばれそうですね! 最後に『ママスタセレクト』を読まれている方にメッセージをお願いします。
橋本:このサービスを始めた時、医師は私1人でしたが、5月から頼もしい仲間が増え、医師11人体制でやっています。これまでお母さんたちから「元気になりました」「気持ちが晴れました」という声をたくさんいただき、それもサービスを続けていくうえでの励みになっています。些細なことでもいいので、何か不安に思ったり心配なことがあれば、ぜひ「小児科オンライン」を利用していただければと思います。

担当医師プロフィール


橋本直也 先生
キャップスこどもクリニック勤務。小児科専門医。日本大学医学部卒。聖路加国際病院にて初期研修、国立成育医療研究センターにて小児科医研修。東京大学大学院にて公衆衛生修士号取得。
小児科医にLINE、電話、テレビ電話から相談できる「小児科オンライン」(https://syounika.jp)を運営。「救急外来に行くべき?」「子どもの発達が気になる」そんな時気軽に利用できるサービスを目指す。
取材・文/間野 由利子
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