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2016年08月27日

妊娠中に好きになった食べ物が赤ちゃんの好物になるってホント?

提供元: マイナビウーマン

妊娠中に好きになった食べ物が赤ちゃんの好物になるってホント?

おなかの中の赤ちゃんは、母親の胎盤を通して栄養を受け取り、成長をしています。つまり、母親が摂った栄養がそのまま赤ちゃんの栄養になっているということ。では、妊娠中に急に好きになった食べ物というのは、赤ちゃんの好物ということなのでしょうか? 今回は、そんな妊娠中の味覚にまつわるウソ&ホントに迫りました!

■本日の「ソボクな疑問」 Q.妊娠中に好きになった食べ物が赤ちゃんの好物になるってホント?

<読者の声>

・妊娠中に味覚は変わるとは聞きますが、赤ちゃんの好みにはならないと思います。(24歳/金融・証券/営業職)
・うちの母親はフルーツとか特別好きでもないのに、妊娠中はやたら食べたくなったらしい。私は大のフルーツ好き。(27歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・母親が妊娠中に梅干しにはまっていたらしいが、私はそんなに好きじゃないから、ならないと思う。(28歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・姉が上の子がおなかにいたときと、下の子がおなかにいたときで多少の好みの差があったので、何かあるんじゃないかとは思う。(32歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)

■尾西先生のアンサーは!?

答えは……
「ウソ」です!

そもそも母親の血液にのった栄養が胎盤を通して赤ちゃんに行っているため、母親が食べたものの味を赤ちゃんが直に感じているわけではありません。

たしかに妊娠中に味覚が変わる人は多いですが、だからといって、突然好きになった食べ物=赤ちゃんの好物であるかというと、関係ないと思います。「上の子がおなかにいたときと、下の子がおなかにいたときとで多少の好みの差があった」という声もありますが、そのときどきのホルモンバランスによっても味覚は変わりますので、やはり赤ちゃんの好物だからという理由にはなりません。

ちなみに、味覚の変化については、妊娠中は体に害のあるものを本能的に避けるようにできているという説があります。たとえば生魚の匂いがダメになる人は多いですが、これは、生魚などに含まれている「アンモニア」という、体にあまりよくない成分に反応しているのではないかと言われています。そのため、アンモニアを中和する成分である酸=酸っぱいものを好む人が増えるのだという説を唱えている先生もいらっしゃいます。

そういったことを踏まえて、もし実際に「妊娠中に好きになった食べ物が赤ちゃんの好物になった」としても、それは“たまたま”でしょう。ですから、最近は牛乳や小麦、卵など子どもの食物アレルギーを気にして妊娠中は食べるのを避けているお母さんもけっこういらっしゃいますが、必要以上に敏感にになる必要はありませんよ。むしろ、牛乳は妊娠中に必要なカルシウムが豊富ですし、卵もタンパク源として非常にバランスのいい食材ですので、きちんととってバランスのいい食生活を心がけていただきたいですね。

(監修:尾西芳子、取材・文:ヨダヒロコ、撮影:masaco)

※次回の更新は9月3日(土)です。お楽しみに!

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