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2016年10月18日

目指せ玉の輿! 江戸時代、女性たちに人気だった「習い事」とは?

提供元: マイナビウーマン

目指せ玉の輿! 江戸時代、女性たちに人気だった「習い事」とは?

9月15日に発売された『江戸はスゴイ』。「分かりやすく、おもしろい」と評判だったので、本当かな? と、自他共に「歴史が苦手」と認める編集部の梅津が読んでみることに! 結果、江戸ってめっちゃ面白い! そして江戸のことをもっと知りた~いと思ったので、著者である堀口さんにインタビューを決行することに!

前回のインタビューに引続き、今回は「江戸時代の婚活事情」について聞いてみたので、女子たちはしっかり目を開いて読んでくださいね!

■目指せ玉の輿! 江戸時代の女性たちに人気だった習い事とは?

梅津:
同書を読んで一番興味深かったのが、当時の女性の習い事です。花嫁修業のため、または玉の輿を狙って、女性たちはこぞって習い事をしていたようですね(笑)。そこで江戸の女性たちに人気だった習い事ベスト3を教えてください。

堀口さん:
江戸の子供達、とくに女子の習い事熱はすごかったです。1日に何個も掛け持ちしているのが当たり前でしたからね。マストなのが「裁縫」。当時は着物を自分で縫っていたわけですから、これができないとお嫁に行けません。耳が痛い……。

また、落ち着いて物事に取り組む姿勢や、行儀作法を身に着けるために「三味線」や「鼓」などの楽器系も人気でした。今でいうピアノみたいな感じかな。でも玉の輿を狙うならそれだけでは足りません。「三味線」や「鼓」とは別で、「歌」や「踊り」も習得しておくのがベターでした。一番人目を引きやすいので、なにかの拍子に大名やお金持ちの目に留まる可能性が増すかも……というわけですね。

梅津:
裁縫がマストで出来ないとお嫁にいけない時代……。江戸時代に生まれなくて良かったです(笑)。また、玉の輿を狙うなら楽器が弾けるだけでなく、歌えたり踊れたりすることが重要だったなんて驚きです! 裁縫は苦手ですが、歌や踊りなら私にもできそうです!

■江戸時代の恋愛について

梅津:
江戸時代の恋愛についてはいかがでしょうか? 江戸の人たちはどんな恋愛をしていたのでしょうか?

堀口さん:
恋愛は身分が高いほど不自由、低いほど自由でした。例えば武士なんかは家と家の結びつきという公の事情で縁組が決まりますから、親同士の話し合いで結婚が決まりました。当人同士の意思は関係なかったんですね。

逆に庶民は自由恋愛です。連絡手段は基本「お手紙」ですね。男性がラブレターを偲ばせやすくするために、未婚女性の袖がどんどん長くなり、振袖になったという説があるくらいです。

出会いに関しては、まぁ、それぞれのコミュニティの中で年頃の男女がいれば互いに意識して自然に、という感じですね。デートは「寺社参詣」なんかがポピュラーでした。こういうとなんだかお堅い感じがしてしまいますが、当時は寺社の門前町や境内が盛り場化していましたから、飲食店やら出店やら見世物小屋やら、沢山の娯楽があったわけです。お祭りや縁日の時を想像してもらうとわかりやすいかもしれません。

梅津:
着物の袖が長いのには、当時の恋愛事情が関係していたなんて知りませんでした! また、デートといえば「寺社参詣」がポピュラーだったなんて、なんだか風情があっていいですね。今で言う、夏祭りの縁日デートといったところでしょうか。想像しただけでワクワクします。

一方で身分の高い人は親の決めた相手と結婚していた事実も……。現代の日本ではあまり考えられないことですが、逆に自由すぎる恋愛スタイルが、「晩婚化」や「非婚率の増加」にも繋がっているので、どの時代に生まれても、「一長一短」な面があることを改めて実感しました。

江戸時代の婚活事情、いかがでしたか? 昔も今も「結婚」のために、女性が涙ぐましい努力をするのは変わらないんですね。ちょっと安心するのと同時に、自分も婚活がんばろう! と勇気をもらえました。(笑)

また、江戸の人びとの暮らしを知ることで、何気なく生活していた毎日の景色がガラッと変わるといったうれしいおまけもありました! 自分のルーツ、自分の住んでる東京のルーツを知ることってこんなにも楽しいことだったんですね。 『江戸はスゴイ』を読んで、また著書の堀口さんへのインタビューを通して、歴史が好きになりました。

(取材・文/マイナビウーマン編集部 梅津千晶)

■『江戸はスゴイ』(PHP研究所) ■お話を伺ったのはこの方!

堀口茉純さん

明治大学文学部演劇学卒業。在学中に文学座付属演劇研究所で演技の勉強、日本舞踊(若柳流)、殺陣の稽古を始め、大学卒業後に『八州廻り桑山十兵衛』で時代劇デビュー。以降女優として舞台やテレビドラマに多数出演する。2008年に江戸文化歴史検定一級を最年少(2015年現在も最年少記録保持者)で取得すると、「江戸に詳しすぎるタレント=お江戸ルほーりー」として注目を集めバライティ―番組に出演して歴史好きのアイドル的存在に。歴史タレントとしては勿論、執筆、イベント、講演など活動の幅を広げ、2011年初の著書となる『TOKUGAWA15~徳川将軍15人の歴史がDEEPにわかる本~』を出版。歴史書籍としては異例のロングセラーとなり、同作を元に作成したfacebookアプリTOKUGAWA15判定が35万いいね!を獲得。2013年には舞台化し、原作者として監修、出演を果たした。これ以降も江戸をテーマにした作品を上梓し続けている。近年では浮世絵を使った江戸の史跡ガイドが幅広い年齢層に支持を受け、大人の休日倶楽部、ANAスカイホリデー、はとバスなどで "堀口茉純といくお江戸散策ツアー" を行うなど、歴史の水先案内人として東京⇔江戸の魅力を発信している。なお、私生活ではアニメ・漫画オタクである。

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