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2016年05月17日

同居の義両親を許す気になれない… 穏やかに暮らすためのアドバイスとは?【心屋仁之助 塾】  

提供元: ウーマンエキサイト

話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は「義両親を許す気になれない」という、ももんがさん(37歳・パート)へ心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。


© Africa Studio - Fotolia.com


■ももんがさんのお悩み
私には3歳の娘がおり、主人の両親と同居しています。悩みは義両親との関係についてです。色々なことが積もり積もって、今では顔もみたくないほど嫌いな存在になってしまいました。

でも、主人は自営業の長男ということもあり、別居はできない、と言います。それならと、私は娘をつれて実家に帰ったこともあります。でも、主人の考えは変わらず、結局私がまた戻ってきました。

毎日、義両親の足音、声に敏感に反応し、なるべく会わないように避ける生活です。精神的にも疲れてしまいます。 なんとか義両親と仲良くできないかと、心理学の本や心屋さんの本も読みましたが、どうしても、ピンとこないし、義両親を許す気になれないのです。

「私は悪くない!」という気持ちが、押さえきれません。

でも、私はなんとかこの家で、穏やかに暮らしていきたいのです。どうすれば、義両親を許すことができるでしょうか?

■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより
こんにちは。早く許さないと自分がこの家に住めなくなる等、損得勘定を横に置いて考えた場合、義両親のことを許したいですか? もし純粋に仲良くしたい、許したいと思っておられるなら、その気持ちに素直になるだけであとは時間が何とかしてくれると思います。

ところがご相談から、ももんがさんにとっては許すよりも大切なことが他にあるのでは?と感じましたのでその方向でお話させていただきますね。

まず結論から言うと、義両親のことは今すぐ努力して許さなくてもよいでしょう。許せない状態は心が苦しいですよね。ですが今は「許す」「許さない」ということから少し離れてみましょう。

いま目の前で起こっている問題について、義両親は全く関係ないとしたら? 少し視点を広げて、あなたの心のカラクリを見つめてみると本当にあなたが必要としていることが見えてきます。

ももんがさんは過去に義両親に何かいやな気持ちになるようなことをされたと感じ、今でも腹を立てているし、許せないと思っています。またそんな自分を責める気持ちもあるのかもしれません。ですが、まずその腹が立っていたり許せない気持ちを思いきり認めてあげてください。それを何とかしようとするのではなく、ただそう感じている自分がいる。それだけです。

また、頭では『感謝しなければいけない』と分かっているのに心がついて行かないですよね。そこは無理に感謝しなくていいのです。感謝「したい」ではなく、しなければという「べき」はあなたの心を苦しめ、ますます頭と心がバラバラになってしまいます。本音はいつも「心」が教えてくれます。そちらに耳を傾けてみてください。

さて、許してしまうと、どんな嫌なことが待っているでしょうか。
 
 

たとえば、まだ傷ついている心が収まらないまま相手を受け入れなければならなかったり、負担が増えそうな気がしますね。

つまり、今のあなたにとって「許す」=ガマンが増える。になっているかもしれません。 ガマンするということは相手に粗末に扱われるのを受け入れる行為で、ますます自分を犠牲にしてしまいそうです。いかがでしょうか。

ここで視点を広げてみます。今は義両親のことが許せないのだけれど、もともとあなたは被害者意識を感じやすかったかもしれません。それがいま目の前にいる義理のご両親など目の前の人たちを通して「私は大切にされないみじめなヤツ」「どうせ誰も私の気持ちを分かってくれない」「やっぱりガマンしないといけない」と思いたい自分がいるかもしれないということです。なぜなら自分はこういう人だ(セルフイメージ)と思い込んでいるからです。

一度その視点でご家族をぐるりと見まわしてみてください。自分のセルフイメージや心の前提がいまの現実を創っているとはこういうことで、実は知らないうちに他人に粗末に扱われるよう自分で仕組んでいるかもしれないということです。

それは自分が自分を粗末に扱ってきたから。何か嫌なことをされて言い返せなかったり、相手の立場を優先しすぎて自分がガマンを重ねたり。また、傷ついているのに「今のままでは自分はダメだ、もっとしっかりしなきゃ。頑張らなきゃ」など、できない自分、弱い自分にまだまだむち打って嫌ってしまったり。心当たりはありませんか?

これからは弱い自分のことも、誰かを許せない心の狭い自分のことも、あなた自身がまず優しく受け止めてあげる練習をしてみてください。そして嫌なことを伝えたり、言い返したりしてもいいのです。もしかしたら義両親はあなたが嫌な気持ちになったことすら知らないだけかもしれません。嫌な気持ちをガマンして飲み込むことは、あなたがあなたを傷つけてしまいます。

いま起こっている現実を使って、あなたが自分と仲直りするチャンスです。子育てに、嫁業、妻業もがんばっているあなた自身をねぎらいつつ、たくさんわがままを言わせてあげてください。

最後に、この魔法の言葉をプレゼントします。

「心が狭くてダメな私だけど、どうせ愛されてるし」
「本音を言ってもいい」
「もうガマンをやめてもいい」

「愛されている」のは義両親やご家族を超えたもっともっともっと広い大きな範囲だと想像しながらこの言葉を口にしてみてくださいね。どうか心穏やかな日々が訪れますように。
 
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(志緒村亜希子)
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