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2016年06月15日

なぜ「赤ちゃんには積極的にハイハイをさせよう」と言われるのか?(前編)

提供元: ウーマンエキサイト

ハイハイする赤ちゃん

© 263 - Fotolia.com


赤ちゃんのハイハイは足腰のほかに、脳の機能をも高めてくれる大事な成長段階の1つです。赤ちゃんのハイハイをしやすくするための注意点について、見ていきましょう。

■ハイハイは赤ちゃんの発育の大事な通過点
赤ちゃんは、早い場合で生後8ヶ月になるとハイハイをして自分で動き回り始めます。人間はまだ動物であった頃に4足歩行をしていたわけですが、赤ちゃんの頃にそれと同じような移動過程を経るわけです。このハイハイは、赤ちゃんにとっては発育のための大事な通過点となります。

赤ちゃんのハイハイは、足腰を鍛え、また背筋を鍛えるために役に立ちます。こうしてつけた筋肉を使って、赤ちゃんはいずれ2本足で歩き始めることになります。

ハイハイをあまりせずに歩き出してしまった赤ちゃんを持つお母さんが、ときおり得意げにそのことを自慢しているのに出くわすことがありますが、そういう点から見ると、あまりいいこととは言えない場合もあります。赤ちゃんは、狭いお部屋にいろいろな家具などがいっぱいなせいで、十分な空間がなかったため、ハイハイをする前に近くにあるものにつかまり立ちするしかなかったのかもしれないのです。

また、ハイハイは脳の機能を高めるための大事なステップでもあります。赤ちゃんが自分で移動して、自分の周囲の環境に入っていくために必要となる自分の位置が、空間の中でどのようなところに位置しているか、という感覚を覚えるためのステップになるのです。

こうした位置の感覚をつかむことで、赤ちゃんは自分が行きたい場所にいくことができるようになり、欲しいものをつかみに行くことができるようになります。お母さんお父さんの膝までの距離はどのぐらいか、おもちゃまではどれぐらい手を伸ばせば届くのか、といったことを判断する基準になるものなのです。
 
 

■赤ちゃんがハイハイをしやすいように、場所を確保しよう
赤ちゃんが寝返りをうつようになってきたら、いつハイハイが始まってもいいように、1畳ぐらいの空間を赤ちゃんのハイハイする場所として確保してあげるようにしましょう。

こうした空間がないと、赤ちゃんは周囲の家具などにつかまり立ちをしてしまい、ハイハイをろくにしないうちに伝い歩きを始めてしまうこともあります。なかには、それが原因で足腰の筋肉や背筋が鍛えられなかったり、位置感覚の発達に影響が出たりすることもあるでしょう。そうした状況は赤ちゃんのためにもよくありませんので、思う存分ハイハイできるようにしてあげたいものです。

赤ちゃんはハイハイを始めて1ヶ月もすると、かなりの早さで移動することができるようになります。これにより、行きたいところ、欲しいもののところに早くたどり着きたい、という欲求が芽生え、それに伴い「物事について知りたい」という学習欲求が出てくるようになります。

ハイハイをすることで、興味を持ったもののところまで自分で移動し、それを手で触れたり口に持って行ったりすることで、いままでよりも脳に加わる刺激の量がぐんと増えることになるからです。

赤ちゃんがハイハイをしだしたら、1m~2mほど離れたところから赤ちゃんを呼んでみたり、お気に入りのおもちゃを振ってみたりして赤ちゃんがハイハイを早くできるようになるように促してあげてください。

ハイハイがうまくなってきたら、天気の良い日などに外に連れ出し、公園などの芝生の上などの開けた場所で思いきりハイハイさせてみてはいかがでしょうか。

<後編に続く>
 
 
(子育ての達人)
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