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2016年05月16日

すべてのママがもっと輝き、チャンスをつかむために力を尽くしたい! 「日本のベビーシッターの文化を」と、2児の母を突き動かす原動力とは?

提供元: laxic

すべてのママがもっと輝き、チャンスをつかむために力を尽くしたい!<br />  「日本のベビーシッターの文化を」と、2児の母を突き動かす原動力とは?

お母さんが自分の時間を持つことはすごく大切
子育てで日々感じることを事業に反映

ラシク編集長 宮﨑(以下 宮﨑)ベビーシッターサービスの提供という、ママを応援するお仕事をされていますが、ご自身の現在の子育てはどのような感じですか?

藤井さん(以下敬称略)小1と4歳の姉妹がいます。上の子は学校の後は学童クラブで、下の子は保育園。仕事の後2人をピックアップして帰ります。
上の子は小学校に入学したばかりなので、親も提出書類に追われている毎日ですね。

最初からベビーシッターサービスの仕事に関わりたいと思っていたわけではないんですが、自分自身も子育てをしてきて、子どもとだけずっと一緒にいると、思い通りにいかないことに「キーッ」となってしまうこともあって。
私はたまたま、母や義母に手を貸してもらうことで、1人で出かける時間を持つこともできましたが、働いていても働いていなくても、お母さんが自分の時間を持つことは周りのサポートや理解がないと難しいのが現状です。でも、一人の時間を持つことは、ママが笑顔でいるためにすごく大切な時間であることを身をもって経験してきました。

カラーズ代表取締役社長の経沢(香保子さん)とは前職から一緒で、母親や女性の支援をメイン事業にする会社を立ち上げたいという思いを聞き続けるうちに、お手伝いをしたいと思うようになりました。
従来のベビーシッターサービスは費用が高くてなかなか使えないという声が多かったのですが、値段を抑えて提供できれば、仕事を続けながらキャリアも目指す女性のサポートができるんじゃないかと。

ライフステージの変化に応じて仕事を変える
「社長」からスタートした社会人生活

宮﨑カラーズに参画されるまでのキャリアや、妊娠・出産の時期などを教えて頂けますか。

藤井大学生の時に、アルバイトや女子大生モデルの仕事を紹介してくれる会社に登録をし、いくつかお仕事をさせて頂いていました。そうするうちに、親会社の社長さんに、モデル部門を法人化するから社長をやらないかと声をかけていただいたのです。大学では法学部で法律の勉強をしていたのですが、法律の道に進むことを辞め、就職活動をし始めた時に頂いたお話でした。
「卒業してすぐに社長という肩書を持てるなんてなかなかない!」と思い、チャレンジすることにしました。

そこで、30歳まではずっと社長として、女子大生のモデルエージェンシーやマーケティングなどの仕事に携わりました。
社長といっても最初は部下もおらず、1人で動く社長だったのですが、親会社の社長の営業に同行し、営業について学んだり、モデルの子たちのマネジメントや・経理など、全ての業務を毎日試行錯誤しながら進めていましたね。

第1子は28歳で出産しています。産休・育休を経て、会社が親会社へ合併されていましたので、親会社で働くという形で職場復帰しました。

2012年の第2子出産時には仕事を任せられる後輩もだいぶ育ってきたので、「卒業」のタイミングかなと思い、育休から復職するタイミングで、企業のコミュニケーション活動の支援事業を行うトレンダーズに転職しています。

トレンダーズでは、美容系サイトの運営やイベントのキャスティングの仕事に1年半程携わりましたが、経沢がトレンダーズの代表を退任し、2014年にカラーズを立ち上げるタイミングで、「一緒にやろう」と声をかけてもらい、立ち上げから参画しています。
自分が母親になり、ママ目線を生かせる仕事がしたいという気持ちが強くなったことも、転職の1つのきっかけですね。自分のライフステージの変化に応じて、仕事の対象を変えていったというところはあります。

小さなお子さんが2人いらっしゃる中で仕事の環境を大きく変えることに躊躇はありませんでしたか?

藤井子どもの頃から父親に、「将来結婚して子どもを産んでも働き続けられるようにしていなさい」とずっと言われていたので、子どもができても働くという選択肢しか私にはなかったんです。
子どもがいるママとしての視点や視野の広がりを生かせる仕事が私には心地よかったので、あまり躊躇はありませんでしたね。主人も頑張ってみたらと応援してくれました。

定期的な依頼や当日の予約、そして病児保育も
安心して依頼できるサービスを低価格で提供したい

宮﨑キッズラインのサービスは、仕事の時だけではなく、リフレッシュのためにも使ってほしいという願いがあるのですね。

藤井もちろんです。リフレッシュができればエネルギーチャージができ、また明日から頑張ろうという前向きな気持ちになれると思うのですが、そういう時間をママみんなに提供したいです。
キッズラインに自分の友人が登録してくれたり、友人が作ってみて感激したという感想が伝わってくることが多くなり、ニーズの高まりや少しずつベビーシッターというものが富裕層だけのものでなく、一般的にも浸透していると感じ、とても嬉しいです。

サービス内容について教えてください。

藤井現在、大学生から50歳代ぐらいまで250人ぐらいのサポーターさんが登録しています。
すべての方が、カラーズによる研修・面談、そしてママたちによる採点制度「ママトレーナー」を通過した人たちです。
「ママトレーナー」とは、シッターさんが実地研修としてご自宅に行き、お子さんと遊んだりお世話をしている様子、言葉遣いや確認事項を怠らなかったかなど、ママたちに採点してもらい、私たちだけでなくサポーター本人にもフィードバックするというものです。
そこで合格して初めて、サポーターとして登録することができます。問題があれば注意喚起や再度研修をして、場合によっては登録を見合わせることも。
過去には別のシッターマッチングサイトで悲しい事故が起きたこともありますし、利用される方の不安を取り除くために、登録までにはかなり厳しい手続きを踏んでいます。

キッズラインのサイトには、サポーターの自己紹介や利用者の感想、面談時の私たちのコメントなども載せています。
Facebookとも連携していますので、自分の友達の中でそのサポーターを利用した人がいれば表示されるので、直接感想を聞ける仕組みにもなっています。

登録するサポーターは、それぞれが個人事業主で、時給は自分で設定しています。
「私は未経験なので1000円からやります」という人もいれば、「英語でシッティングします」とか、「保育士や看護師の免許持っているのでこの値段でやります」という人もいますね。
大学生は元気いっぱいの小さな子たちにも人気がありますし、大学生にとっても、責任をもってお子さんをお預かりする中で、働きながら子育てをすることがリアルにイメージできるようですね。

病児保育ができるサポーターさんもいますね。当日の突然の依頼にも対応してもらえますか?

藤井マッチングサイトですので、相手が予約を引き受けられるというお返事がないとスタートしないので、難しいケースも中にはあります。
美容院やネイルの予約サイトのように、自分でポチッと押せば予約が確定するわけではないのです。
「病児保育ができるサポーターさんを利用したい」と考えている場合、前もってご自身で2~3人面談をしておいて、お願いできる条件を確認したり、家の場所をしっかり伝えておくなど、いざという時にスムーズに問い合わせができるようにしておくことが、キッズラインを上手に利用するコツです。

基本的に事前の面談を推奨しておりますが、病児でない場合は、当日の利用前に少し時間を取って面談をしてもらってもよいと思います。
サイトには「シッター募集」という掲示板があり、利用したい日時や条件を投稿すると、都合の合うサポーターが手を挙げるシステムになっています。
病児などの緊急性が高い時によく利用いただいていますね。ママたちが本当に助けを欲しい時に寄り添えるサービスでありたいと考え、日々サービスを作っています。

今後キッズラインをどのように育てていきたいですか?

藤井今は関東近郊が中心で、大阪、名古屋、福岡に数名ずつのサポーターがいますが、対象エリアを少しずつ広げようとしています。
「子育てのインフラになりたい」という思いがあり、全国にキッズラインのサポーターがいて、ママたちがいつでも依頼できる状況を目指しています。

家族の時間を作るために家事・育児サービスを利用
家族に応援してもらえる体制づくり

宮﨑藤井さんご自身が、子育てと仕事の両立で大切にしていることは何ですか?

藤井主人や子どもも含めて家族に応援してもらえる体制を取らないと、気持ち的にも両立は難しいですね。
上の子が小学校に入り、今まで保育園で働くママしか見ていなかった環境から、専業ママの存在を知り、早く家に帰りたいとか学童に行きたくないという感情も出てきたようです。
そこは夫婦でもかなり話し合って、ママが誇れる仕事をしている背中を見せる環境を作り、子どもたちにも理解してもらえたらと思っています。

先日、上の子が、「学校が終わった後学童に行かずに早く家に帰りたい」と言っていたので、それについて主人に子供達に理解もらうためにはどうしたらいいかなと相談したんです。そして機会があればパパからも話してほしいと。
そうすると主人は夕飯を食べ終わった後に娘を呼んで抱っこしながら、「○○ちゃん、逆上がりできるようになったけど、なんでできるようになりたかったの?」って聞いたんです。
娘は「お友達もできるようになって、逆上がりがすごくできるようになりたいと思ったから、頑張ったんだ」と答えました。
主人は「そうだよね、できるようになると嬉しいよね。ママも同じなんだよ。ママもお仕事でやりたいことがあるから、それを達成するためにとにかく毎日頑張っているんだよ」と言ってくれて、娘も「あー、なるほど」というような感じで納得してくれたんです。
身近なことに例えて私の気持ちを説明してくれて、とても嬉しかったです。下の子も「ママ、お仕事頑張ってね」と声をかけてくれるようになりました。

だんなさんのご理解も大きいですね。

藤井悩んだときに相談すれば子どもにもちゃんと話してくれるようなところが、私の精神的な安定にもつながっていますね。母親の立場としての大変さも、言葉で伝えないと伝わらないんですよね。

私自身、時にはシッターさんや家事代行サービスも使っています。
仕事から帰宅後は、常に家事をしながら子どもに声をかける感じで、平日は「目を見て遊ぶ」時間がすごく少ないんです。でもシッターさんだとママより全然早くお迎えに来てくれて、子どもたちの目を見て遊んでくれますよね。
シッターさんには私のサポーターとなってもらい、「子どもたちの気持ちを満たしてくれる楽しい時間」を提供してもらうように依頼しています。
家事代行は、土日に子どもたちとしっかり遊ぶ時間を確保するために利用しています。
なかなか難しいですが、働くときは働く、遊ぶときは遊ぶという感じにしたいと思いますね。
子どもたちにも、今はまだ時間かかりますけど、ご飯を作るのも洗濯物を干すのも、やれるときには手伝ってもらうようにしています。

「名前で仕事をする」は「誇れる仕事」につながる
人のために動いて喜んでもらえることが仕事の原動力

宮﨑ずっと会社に属しながらも、アメブロやインスタなど、藤井さん個人として様々な発信をされていますよね。インスタはすごいフォロワーがいらっしゃって。
会社人でありながら、個人として発信することは大切にされていますか?

藤井大学を卒業して最初に社長の肩書をいただいたときから「名前で仕事をする」という感覚があったので、会社に属しても名指しで仕事をもらえるようになりたいという気持ちはずっとありました。
今も「カラーズの藤井さんと仕事をしたい」と思ってもらいたいという気持ちがあります。
それがやはり、「誇れる仕事」ということにもつながっていると思いますし、そういう仕事であってはじめて子どもにも仕事についてきちんと理解してもらえると思っています。

藤井さんにとって「働く」とはどんなことですか?

藤井何で働いているかと言われれば、やっぱり人が喜んでくれることが、自分にも喜びとなって返ってくるからですね。
働くって、人が動くと書きますよね。でも「人のために」動くという意味もあると思っています。それが生きる喜びにもなっています。

転職も経験されてきましたが、仕事を選ぶうえで一番重視しているポイントは何でしょう。

藤井自分がその場所で求められている役割ができるかどうか、ですね。
その場で求められていることに応えられるかどうかを、常に考えています。

私は今年35歳になりますが、40歳になったときに、「藤井聖子」として仕事ができていなかったらスパッと辞めるかもしれません。
何年後のキャリアを考えるというよりは、割と直感型なので、先を見越せないタイプなんです。
数年後、もしかして親として求められていることの方が強くなったと感じたら、そちらの方にシフトするかもしれないですし、社会で求めていただけるなら精一杯頑張るつもりです(笑)

女性の場合は長期でキャリアを考えることが難しい部分もありますが、自分のライフステージに合わせた仕事をできるのはすばらしいですね。

藤井心地よいですし、ありがたい環境だと思います。チャンスを逃さず、今できることを精いっぱいやっていきたいですね。

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