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2016年05月18日

ワーママはこう見えている。知ってほしい、ワーママと周りの人とのズレ

提供元: laxic

ワーママはこう見えている。知ってほしい、ワーママと周りの人とのズレ

先日、以下の記事を興味深く拝見しました。

喝!ワーママは「特権階級」ではありません

ご回答者の方がおっしゃることはごもっともだと思いますし、内容に異論はありません。
働く上での権利と配慮のバランスってありますね。仕事にプライベートを持ち込むのはよくないとされています。ワーママだから、時短だからというのも、仕事人という側面で考えたら言い訳にはなりません。

ただ、相談者の方の仕事の捉え方が、「社会人生活が短く、社会人としての立ち振る舞いについてわからないことが原因」だと仮定したら、また違うものが見えてきます。

この方は社会人1年目で妊娠したとのことで、働く上での権利と配慮のバランスが育っていないはずです。社会人として、仕事での向き合い方や、会社・組織・周りの人への接し方など、どうすべきかの実感値はまだないのではと思われます。

私は、自分なりに丸7年仕事をしてきたから、ワーママの隣で仕事をしてきたから、LAXICのコンテンツに携わってきたから、仕事とプライベートに対する温度感はそれなりにわかっているつもりです。でも、私がまだまだ社会人として未熟な時に、同じ状況に立ったら、きっと相談者の方と同じことを考えてしまう気がしてなりません。

「早く産んだ方がいい」は鵜呑みにできない

話変わって、今まで出会ったママからよくお聞きするアドバイスのひとつが、「早く産んだ方がいい」という言葉。産める年齢も限られているとされていますし、お会いする先輩ワーママのどなたからも言われる言葉ですので、その方がよいのは本当だろうなと思っています。

人生がプライベートだけだとしたら、その方がいいのでしょう。

一方で、私の経験上、そういうことをおっしゃる方はキャリアを積むだけ積んで40代とかで出産した方が多かったりしました。
若くして産んだワーママのキャリア形成・復帰後の仕事についての情報は実際あまり見たことがありません。おそらく、「ある程度キャリアを積んでから結婚・出産する」選択をする人が多いから、そのような経験談しかなく、実際に参考になる情報そのものが少ないのではないでしょうか。
そうなると、いざ、若くして産んでその後にキャリア形成することを選んでも、おそらく「キャリアを積んだ後で結婚・出産した」時の情報が参考にならず、困難にぶち当たる場合が多いのではないかと感じるのです。

手前味噌で恐縮ですが、先日、このトピックスについてLAXICで取り上げていたのを見て、こういう情報が欲しいなあと思った次第です。
今の自分と少しだけ違う、いわゆるトレースできる情報ならイメージが湧きます。「もし○○だったら」が考えやすいからです。キャリアがある方の結婚・出産については、今の私では「年齢」も「社会人経験」も「子どもの有無」でも重ねられるところがなく、参考になりにくいのです。

ワーママは「すべて経験してきた」からわかっている?

結婚もできて、子宝にも恵まれ、仕事も充実している。多様性の時代ではありながらも、結婚していない人、子どもがいない人、仕事をしたいけど事情があってできない人にとって、ワーママは、「すべてを手に入れた人」と映っているのではないかな、と思います。

私も結婚前は、将来家庭を持つのが半ば当然のように思い、憧れていました。ただ、実際に結婚したら、上手く行っているいないにかかわらず、続ける努力が必要だということがわかりました。
子育てもまさに、子どもが一人前になるまで育て続ける努力が必要になってくるはずです。仕事することだって独身だとしても続ける努力が必要なものなので、ワーママなんてなおさらなのだと思います。
でも、ステータス(?)だけ見ていると、そんなものは目に入らないくらい、憧れるものではあるのです。

更に申し上げますと、「独身の人、既婚子供なしの人のこともわかっています」っていう態度のママとは、視点が合わないなと思うことがあります。
独身も、結婚も、出産も、仕事も、すべてを経験してきたワーママは、「あなた(子どもがいない人)のことはわかっている」という態度になってしまうように思うのですが、そういうスタンスでお話された内容にしっくりこないことが多いです。きっと、立場が変わって見えるものが変わってしまったのではないかなと思います。
ママでない人には、正直なところママの気持ちはわからないのです。そして、ママも、ママでない人の気持ちには戻れない。
LAXICに関わっていて、ワーママは仕事と育児を両立するのに多くの努力と妥協をしていることは存じていますが、この目線がなくなっていることで周りの人とぶつかっていることもあるのではないでしょうか。
前述した、キャリアワーママの「早く産んだ方がいい」発言も、ここからくると思っています。

ワーママと周りの人とでコミュニケーションをとり、価値観を尊重し合う

ではどうするのがいいかと言えば、おそらく、コミュニケーションをとるしかありません。
お互いの立場を尊重し、お互いの価値観も尊重し、うまく妥協点を探し合う。これができればもっと、お互いが気持ちよく仕事ができるようになると思います。
そのためには、ワーママがどう見られているか、ワーママのよくあるシチュエーションに対して、周りの人がどういう気持ちになっているかを、ワーママの方々にもぜひ知っていただきたいです。

たとえば、
・子どもの世話による早めの退社は致し方ない。
・ただ、デートだと大人同士で調整がきくから仕事優先。
となりがちなことに子どもなしの人は不満がたまりやすいと思っています。同じプライベートなものごとのはず、と思っているのです。

ノヴィータはまだまだ整備中なところもありながら、比較的ワーママの働き方に理解がありますし、企業としても小さいので、ぜひこのコミュニケーションのお手本になるようなチャレンジングな事例が作れないかな、と個人的には考えているところです。

今後は、私の経験上で、具体的な「こういうワーママがいい」「こういう関わり方だとスムーズ」という実例をご紹介させていただきます。

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