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2016年06月16日

同じように育ててもこんなに違う……きょうだいで性格が違う理由

同じ男女の間に生まれたきょうだい。
特に区別も差別もせず、同じように育てたつもりでも、それぞれの個性が出てくるとびっくりするほど違ってくることがあります。きょうだいなのに性格が違うのはなぜでしょうか?

生まれ順で性格は決まる?

よく末っ子はちゃっかり、長女は面倒見がいいなどといいますよね。
「だんご三兄弟」という歌が流行ったのを覚えていますか?「弟思いの長男、兄さん思いの三男、自分が一番次男」という歌詞がありました。三人きょうだいのママが集まると「あの歌詞は当たっている!」と話題になりました。
生まれ順性格占いなどもあるくらいですから、ある程度は傾向があるのでしょう。
一番上の子の場合、弟や妹が生まれるまで家庭内に子どもは自分1人。
まわりが大人だけといった環境で育ちます。必然的に特別扱いすることも多くなるでしょうし、親の経験不足からちょっと神経質に育てられる可能性もありますね。
それに比べて、上に兄や姉のいる子は親も子育てに慣れてきますし、家には常に兄や姉というライバルがいる状態です。おかげで要領が良くなると言われています。
ただこれらは「傾向」であって、個人差はあります。要領のいい長男長女、神経質な末っ子などもいますよね。

同じつもりでもやっぱり違う

人間の性格は環境や遺伝、生まれつきの気質などによって変わります。
下の子が生まれるまでのほんの数年で子育てに取り巻く状況も違ってくる事があります。あるお母さんは、自然災害を目の当たりにして人生観が「将来のために今ガマン」から「今を思いっきり充実させよう」に変わったといっていました。必然的に子どもに対する接し方も大きく変わったでしょう。
そのとき小学生だったお兄ちゃんと2歳だった弟では、やはり受ける影響は違います。
結果、性格にも違いが出てくるでしょう。
親はきょうだいを差別せず、同じように育てているつもりでも、親の人生観の変化や年齢、社会の状況などの変化で、影響が微妙に違ってしまうのは仕方がないことでしょう。

子どもも自分のきょうだいを意識しながら育つ

子ども自身が、自分のきょうだいの姿を見て、自分の行動を変えるということもあります。
まねすることもあるし、反発することもあります。
うっかりものの兄が怒られているのを見て同じ失敗をしないようにと慎重になる妹、勉強のできる姉との違いを無意識に探して、スポーツに打ち込む弟など、下の子は当然、兄・姉の姿から様々な影響を受けますし、上の子だって「小さい妹は私が守らなきゃ」と責任感の強い性格になったり、ときょうだいから影響を受けています。

おわりに

我が家の体験ですが、いつもそばにいる親は「長女次女三女でぜんぜん性格が違う」と思っていても、他人から「やっぱりきょうだい、性格がそっくりね」と言われてしまったこともあります。親が思うほどきょうだいって違っていないのかもしれません。
ともあれ、きょうだいそれぞれの個性に優劣はありません。安易に比べず、それぞれの違いを楽しむつもりで見守るのがきょうだい育てのコツなのかもしれませんね。

(文・曽田 照子)

著者:曽田 照子

ライター生活25年、3人の娘の母、子育てNGワードの専門家。子連れお出かけガイドの編集を機に育児書執筆の道へ。著書『子どもが自信を失う66の言葉』学研パブリッシング、『子どもに言ってはいけない55の言葉』メイツ出版など多数。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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