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2016年06月22日

ガーデニングが原因に?妊娠中に気をつけたいトキソプラズマ

妊娠中に気をつけたい病気のひとつに「トキソプラズマ」があります。猫や生肉が原因になることが多い病気ですが、ガーデニングのせいでトキソプラズマにかかった例があるそうです。

トキソプラズマ症とは?

あなたは「トキソプラズマ」という病気を聞いたことがありますか?
トキソプラズマは感染症の一種です。ほぼすべての哺乳類に感染しますが、人から人へはうつりません。空気感染もしません。健康な人が感染した場合には、軽い風邪あるいは無症状。また一度感染すると抗体ができて二度と感染することはなく、実際、感染している人は珍しくないそうです。
ここまでは怖くなさそうなトキソプラズマですが、妊婦さんだけは感染しないよう気をつけなければなりません。
妊娠中に感染すると、胎盤を通じてお腹の赤ちゃんにも感染し、流産や死産、新生児水頭症などの危険が生じてしまうのです。

トキソプラズマの感染源

トキソプラズマはトキソプラズマを引き起こす「原虫」が口に入ることによって感染します。
おもな感染経路は次の2つです(ほかに臓器移植や妊娠中に母体から感染することがありますが今回は割愛します)。

1.生肉
2.猫

1.の生肉について
トキソプラズマが生肉の中に潜んでいるのを知らずに食べてしまい、感染する事があるそうです。
よく「妊婦は生ものを食べてはいけない」と言われますが、食あたりの他にこんな危険もあったのですね。
生レバーや血の滴るようなステーキ、ユッケ、馬刺し、ローストビーフなど、おいしいのですが妊娠中は安全のため避けておきましょう。

2.の猫について
トキソプラズマという病名を聞いたことがある人はもしかしたら「猫から人にうつる病気」として認識していたのはありませんか?
そのとおり。トキソプラズマに感染した猫のふんが感染源となることがあります。が、感染源となるのは、猫が初めて感染してから約10日間だけ、しかも感染力を持つのは体外に出てから1〜3日後です。
まめに猫トイレの掃除をしていれば、もし愛猫が感染したとしても人間にうつることはないといいます。念のため猫のお世話をするときはマスクと手袋を装着し、終わったら手洗いをていねいに。できれば妊娠していない人にやってもらうほうがいいでしょう。

生肉も食べないし、猫も飼っていない人でも、トキソプラズマに感染することがあります。
その原因がガーデニングだそうです。
自宅の庭や畑でガーデニングをしていて、野良猫の落とし物に気づかず触れてしまい、それが何らかの拍子で口に入って感染してしまって感染してしまうのだとか。
頻度が高いわけではないのですが、気をつけるに越したことはありません。妊婦さんがガーデニングをするときはマスク、手袋、手洗いを徹底しましょう。

もしも感染が疑われたら

妊娠より半年以上前にトキソプラズマに感染していれば、抗体ができているため、二度とかかることはなく胎児への影響はありません。
妊娠中に初めて感染した場合にだけリスクがあります。
「もしかしたらトキソプラズマに感染している?」と心配になっても慌てず、かかりつけの産婦人科で相談することをおすすめします。
万が一感染していても投薬で赤ちゃんへの影響を減らすことができるそうです。

トキソプラズマについて詳しくは国立感染症研究所のHPが参考になります。

国立感染症研究所

(文・曽田 照子)

著者:曽田 照子

ライター生活25年、3人の娘の母、子育てNGワードの専門家。子連れお出かけガイドの編集を機に育児書執筆の道へ。著書『子どもが自信を失う66の言葉』学研パブリッシング、『子どもに言ってはいけない55の言葉』メイツ出版など多数。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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