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2016年07月06日

お絵かき遊びは何歳から?子どもの絵心を育てよう

子どもが「お絵かき」を好きになってくれるといいですよね。静かだし、お金もかからないし、美的感覚や手先の器用さ、脳の発達にもよさそうです。お絵かき遊びを子どもと楽しむ方法を考えましょう。

子どもの絵はこんな風に発達する

子どもの絵はどんな風に発達するのか、だいたいの目安を見てみましょう。

1歳くらい
お絵かきのデビューはちょっと乱暴?な「殴り書き」。まずは点々が描けるようになります。描くというより手の運動かもしれません。この段階を経て、クレヨンなど画材をしっかりつかんだり、動かすことができるようになります。

2歳くらい
殴り書きは線から、ぐるぐる〜と渦巻きに進化、そして描きはじめと終わりがくっついた○を描けるようになります。想像力が発達し、これは◎◎、これは△△、と見立てて遊べるようになります。

3歳くらい
ただの○に目と口がついて、どうやら顔らしくなります。ほかにも「ワンワン」「ハンバーガー」など身近なものを描くようになります。

4・5歳くらい〜
好きなモチーフはかなり細部までしっかり描けるようになります。人物を描くときは指の一本一本までていねいに描くようになります。

発達には個人差がありますから、この通りでなくても心配いらないことが多いようですよ。
子どもをお絵かき嫌いにするのが「下手」「ていねいに描きなさい」「もっときれいに」といった言葉です。子どもの絵を評価したり、矯正しようとしては、嫌になってしまいます。子どもは楽しむために絵を描いているのです。

画材はいろいろ用意しよう

さて、ではどんな画材がいいのでしょうか。
子どもの画材といえば代表的なのがクレヨンですね。
1歳くらいからなら、口に入れても安心な素材でできたクレヨンがおすすめです。
ほかにもサインペン、水彩絵の具などもおすすめです。さまざまな画材を使わせて、違いを楽しみましょう。
1本ずつ使うとか、違う画材を使ってはいけないなんてルールはありません。
クレヨンを数本まとめて持って描けば簡単に虹が描けます。クレヨンで描いた上に水彩絵の具で色をのせると、はじいてとてもきれいです。
水性サインペンで描いた絵にから水彩絵の具で描いたら……なんて実験も楽しいですね。

どこに描くか、画用紙だけではありません。カレンダーや包装紙の裏紙、段ボール箱など、描いていいものだったらなんでも。アスファルトの地面にチョークでラクガキというのも子どもは大好きです。

先のとがった鉛筆・色鉛筆、ボールペンなどは年長さんくらいにならないと危険かもしれません(小学校1年生でも学校ではクレヨンを使っています)。子どもを見ながらママ・パパが判断してくださいね。

枠があった方が描きやすい

「なんでもいいから自由に描いてみて」
と言われると、あんがい描きにくいものです。
すべて自由って、逆に難しいんです。たとえば「夕食に何を作ろう」と悩んでいるとき、家族の返事が「なんでもいいよ」だと困るんですよね。ある程度言ってもらえないと子どもの絵もこれと同じなんです。

「車を描いて」「ママとパパを描いて」とリクエストしてみてはいかがでしょう(「ハンバーグがいい」と言われると夕食メニューが決めやすいのと同じです)。
また紙に○や△など簡単な図形を描いて「この○は何になるのかな?」と想像力を伸ばす働きかけもいいですね(こちらは冷蔵庫の残り物で何を作ろうかな…と頭をひねるのと似ているかも)。

絵画も、料理もあらゆるクリエイティブな活動はある程度の制限(枠)があったほうが作りやすいのです。

上手に、よりも「楽しく」描くことが大事

お絵かきで遊んでいる子どもが「ママも一緒に描こう!」と誘ってくることがありますよね。
一緒に楽しめればいいのですが、絵に苦手意識があるママはたじろいでしまいがち。 でも「ママは下手だから描かない」はNGワードです。 子どもに下手な絵は描いてはいけないというメッセージを伝えてしまい、子どもも「上手にかけない自分は絵を楽しんではいけない」と思い込んで、せっかくのお絵かきが楽しめなくなってしまいます。

子どもはきれいな作品を作ることを目的にしているのではなく、絵を描くことを楽しみたいだけ。ママを誘ってくるのは上手に書いて欲しいのではなく、絵を描くという遊びを一緒に楽しみたいだけなんです。
ですから「下手でも楽しむ」という姿勢を見せてあげましょう。
そうそう「下手だな」と思ったときは「味がある」「趣(おもむき)がある」と開き直ってみると、案外「悪くないな」と見えてくるものです(これ、大人の絵をほめるときにも使えますよ)。

(文・曽田 照子)

著者:曽田 照子

ライター生活25年、3人の娘の母、子育てNGワードの専門家。子連れお出かけガイドの編集を機に育児書執筆の道へ。著書『子どもが自信を失う66の言葉』学研パブリッシング、『子どもに言ってはいけない55の言葉』メイツ出版など多数。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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